日曜工房しろくま/Sunday workshop polar bear
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「日光ホモなしシリーズ98第1戦」120分耐久レース


7,MAR,98 日光サーキット 天候:晴れ 路面:DRY
「日光ホモなしシリーズ98第1戦」120分耐久レース

B−1300クラス(EFIクラス) ゼッケン13
チーム:ガレージaZ
車名 :オシャーレット’98 (EP71)

エントリー:全29台。
(EFIクラス:22台、キャブクラス:7台)

結果:27位/29台(総合)事実上リタイヤ

7日(土)

4:00 日光サーキット到着。寝る。
6:00 起床(今回も寒い)。

もうみんな準備を始めている。ピットを確保。
しかし、車のキーを持ってる人が来ない。
受付だけ終わらせる。
6:40「キー」が来た。早速始動・・・しない。
セルがウンともスンとも言わない。
ブースターケーブルを使ってなんとか始動。
今回も前が見えない。当然ヒーターも何もない。ハコ乗り状態でパドックへ移動。
荷物を下ろし、整備スタート。
ブレーキパッド、ブレーキオイル交換、タイヤエア圧OK。
ロールバー増し締め。ハイテンションコード交換。
「バッテリーどうしましょ?」
「かからなくなったらやだなぁ。借りるか」
バッテリー交換。(新品)

実はこれだけの作業がぱっぱと終わったわけではない。
ドライバーズミーティング欠席(^^;
1人だけ行ってもらって、残りの者で作業していた。

練習走行。台数が多いため、タイムアタックどころではない。
48秒真ん中くらい。
「まあいいか、48秒前半は出るだろうし、T氏は47秒出てたし」
「あとはTちゃんがどこまで出るかだねぇ。49秒は出てるし」
「ま、表彰台は無理でも入賞はできるな」
「あとはレクリェーションが問題か・・・」

とにかく予選。
今回は・・・ま、またかぁ〜。
スターティンググリッドからタイムアタック。そのままピットへ入り、パドックで八の字して車庫入れ。エンジンカット。残りのドライバーで「押しながらスラローム」。
ドライバーはT嬢。T氏とボクは「押し手」。
結果「21位/29台」。
う〜ん。人選ミスか??

決勝。
めずらしく「ローリングスタート」ではない。
「変則ル・マン式」
クルマを並べて、ドライバーが乗り込む。別のドライバーがコースを横切るように走ってタッチ。そしてエンジンスタート。
ボクは第1ドライバー。ギアを1速に入れ、クラッチを切ったまま待つ。
フラッグが振り下ろされる!T氏が走ってくる!「タッチ」エンジンスタート!
タイヤがダレる前にとにかく前に出なければ、トップはどんどん逃げていく。
いきなり「接触多発!危険地帯」と化したコース上。動くパイロンをよけつつ順位を上げていく。

「レクリェーション開始」のノボリ旗が上がった。
そう、今回のレースは「レクリェーション」がある。
レース中にピットインのノルマがある(今回は6回以上ピットストップしなくてはならない)のはよく聞くが、3回「レクリェーション」というノルマをこなさなければならない。それは・・・
ピットに入る。しかしピットエリアではなくレクリェーションエリアへ止める。
ドライバーはクルマを降り、メットとグローブを取る。
そして「クジ」を引く。
クジには4種類の単語が書いてある。
「那須の月」
「コーラ、ドーナツ」
「カップラーメン」
「アイス」
そう、「食べる」のである。
残さず全部。しかもコーラはストローで。カップラーメンは「熱湯入れて1分待って」から。アイスなんて「パピコ1本」。

今回の作戦。イケルようなら3つともボクがこなす。<おいおい
レース中、ダンゴ(遅いクルマに引っかかって固まっている集団)に引っ掛かりそうになると「レクリェーション」へ。
1回目:クジを引く。「ドーナツ」あ・・・ら、らっき〜?
ドーナツを口にねじ込む。味はわからん。コーラを吸い込む。
食べおわるとレース復帰。コーナーで横Gがかかる度に「げふ」。コーラだからねぇ。こなれた頃に再挑戦。
2回目:「アイス」こ、この寒いのに。
しかも「ドライアイス」で保存してあるらしく、ガチガチ。
こんなによく凍ったパピコ見たことない。
真ん中から2つに割る。ここから割れるだけでもよく凍っていることが分かる。
口の中でいくつかの固まりに砕き、溶かす。最後は固まりを口いっぱいほおばったまま発進!1秒でも惜しい!何のためにコンマ台のタイムを削っているんだぁ!
3周くらいでやっと溶けた。
そろそろ40分が経過。ピットからT氏が「P」サイン。
3回目:「那須の月」らっき〜!!
ノルマは2個。とっとと口に詰め込んで出る。

次の週にピットイン。ドライバー交代。
「ノルマはこなしたから、あとは順位を上げるだけだぜっ!」
「現在13位か」
2番手ドライバーはT嬢。50秒フラットがベストか。
それでも順位を上げていく。
「8位」まで上がった。

残り40分。3番手ドライバーのT氏に期待。
「4位か5位にはなれるかな」
ドライバー交代。
が、おかしい。タイムが上がらない。
「ああっ!スローダウンしてる!」
「ピットに来たっ!」
ピットに止まるとT氏が一言。
「クラッチ逝ってる」
「げげ!」
「Tちゃん時は?タコメータおかしくなかった?」
「前しか見てないもん」
「・・・。」
たしかに臭い。下を覗くと煙が出ている。
「こりゃぁ・・・」
「冷やしてあと2、3しゅうかな」
「ラスト5分で出ようか」
「・・・。」
その瞬間!!
最終コーナーで転倒して元に戻ったクルマ。
なんと「トップグループ」のE氏とKちゃんの「日光サーキット社長号」。
「・・・!」
引き上げが終わった後、日光の社長K氏がやってきて一言。
「なんだぁ。こっちも鉄クズ?」
「わはは」
ラスト5分。「いってみっか」
再スタート。結構速い!
しかし3周ほどでスローダウン。ピットへ。
「だっめだぁ〜。ほらほら、1速2速・・・5速まで入るよ」
ほんとにクラッチつないでんのか? でも認めたくない事実。

はぁ。チェッカーも受けられませんでしたとさ。
有力候補が次々と倒れたレースでした。

しかし!いい事もありました。
実は今回、ボクのGA1をレンタルしていたのですが。
(aZオーナーT氏の弟へレンタル。チューンショップオーナー。彼のGT−Rは800psゼロヨン仕様!)
なんと!「クラス優勝」「総合4位」
「おお〜このクルマは3連覇かぁ〜」
「しかしまたボロになったなぁ〜」
「よし売ろう!仮にも3連覇マシンだ!」
「売れるかぁ?」

さて次回は5/5子供の日。スプリントです。
GA2にて参戦予定。