日曜工房しろくま/Sunday workshop polar bear
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「日光ホモなしシリーズ97最終戦」120分耐久レース


14,DEC,97 日光サーキット 天候:晴れ 路面:DRY
「日光ホモなしシリーズ97最終戦」120分耐久レース

B−1300クラス(キャブクラス) ゼッケン13
チーム:コバーンとaZのゆかいな仲間達
車名 :なんとかシティ (GA1)

結果:4位/29台(総合)  優勝/7台(クラス)

14日(日)

0:00 aZの人のアパートで、aZのメンバー数人と鍋をつつきビールを飲む。
1:30 寝てしまう・・・(おいおい)
3:00 「雑炊」の声に起きだし、食う。鍋が空になると同時に寝てしまう・・・
(大丈夫か?)
5:30 誰かが目覚ましのセットをしてくれたらしく、目が覚める。時計を見て、起動する。
日光サーキットへ向かう。途中、朝飯を調達し、GASを買う。

6:15 日光サーキット到着。外気温−5℃(マジで寒い)。
「こんなに寒くてエンジンかかるかなぁ」と、1カ月ぶりの始動。セルは弱々しくも回り続け・・・「かかるモンだなぁ」
ヒーターも何もないレース車で、フロントガラスの霜がとけるはずもなく、ハコ乗り状態でパドックへ移動。
荷物を下ろし、「そろそろ整備を始めようかな」と言うときに、一緒に組むドライバー登場。
「バイクのレースでもないのに、みんななんでこんなに朝早いの?」
「え?クルマでもやることはありますよ」
とかいいながらジャッキアップ。タイヤを外し、ブレーキのエア抜きを始める。
もう1人のドライバー到着。来るなりクルマから持ってきたのは「石油ストーブ」。
「クルマの中、冷え切ってるなぁ」と、いいながら、助手席(シート,カーペットは当然ないが)でストーブを焚く。
「おお!霜がとけていく!」
次はエンジン関係。
「高速コーナーでアクセル全開時に息付するんですよ」
で、ボクはキャブにエンジンクリーナーを吹きまくる。(これが後で・・・)
オイルは・・・ちょっと少ないかなぁ?ヘッドカバーから漏れてるしなぁ。
まだきれいだからまあいいか。(おいおい)

さて、練習走行。
「あれ?」
空ぶかしだと調子の良かったエンジンが、4000rpmくらいで「も〜」状態。
ハーフアクセルにすると、7000まで吹けるのに・・・。
もう一度全開!「も〜」。「あちゃ〜。こりゃ何か詰まったかな?キャブクリーナーで溶けたワニスか?でも濃いときの症状だなぁ?」と思いながらアクセルぱたぱた・・・。他車を抜きつつ勢いよくコーナーに飛び込み、立ち上がりで「も〜」。「あ、あおらないで(^^;。嫌がらせみたいだなぁ」。
10分くらい走ると、なんとか復活!
「おお!つまりが取れたか!前より調子いいじゃん♪息付も少なくなったし。キャブ車だからってなめんじゃねえぜ!」
とか叫びつつ、「EFIクラス」のEP71やGA2を威嚇する。
練習で思いっきりカニ走りしてるのはボクくらいだった。

予選。これまた今回も変わった予選。
前回はたしか、コースを1周して、パドックで車庫入れして、エンジン切って、バックで押すんだったっけ。
今回は、「ラリー形式」。
「なぬぅ?」
「1周のトライアルです。1分ジャストで回ってきてください!早いとNGです!1’00”002とかだとポールですね。59”は3分より後ろになります。当然、時計は見ては行けません。PITサイン、ボディランゲージNGです」
「はぁ・・・」
結果、1’08”で、予選16番手・・・あっちゃ〜。やってもうたぁ〜。

決勝。ローリングスタートである。
ボクは第1ドライバー。
「いや〜前に15台、後ろが13台。早めに前に出ないとハマルなぁ〜」
ペースカーがピットロードへ・・・スタート!!
1コーナーまでに2台撃墜!
1周帰るまでに5台撃墜!
「タイヤが冷えているうちに勝負!」
テンション上がりまくり。
「あ、抜かれた。ついてっちゃえ!」
「こいつ抜けそうで抜けない、ええいいっちゃえ〜」
「あぶねぇ!こんなに早くブレーキ踏むなぁ!うわっ!急に避けてこっち来るんぢゃない!」
30分くらい走った頃、高速コーナー入り口でいやな物を目撃。
目の前で・・・高速コーナーでコースアウト、土手に乗り上げ縦に回るEP71!
「赤旗かな・・・」
次の周、ドライバーを目視で確認。
ペースカーが入る。PITは閉鎖。だらだらと周回を重ねる。
引き上げ完了。ペースカーがピットロードへ。
このタイミングで、ボクはピットイン!ドライバー交代。

「いや〜。じゃまなクルマがおおくて・・・。ぬいてもぬいても・・・ペースあがんないですよ」
いいわけ。
自己ベスト更新できず。48”前半しか出てない。

ここで、トップ差が詰まってくる。
そしてトップ奪取!

1時間経過したころ、最終コーナーで逆さまのEP発見。またペースカーが入る。
そのまま「逆回り」に誘導され、レース続行!
120分のレースで、今回の特別ルール「半分は逆回り」になった。
そして第3ドライバーへ。

ドライバー交代により再び2位。
しかし、向こうもドライバー交代(2人だから向こうは1回しかピットに入らないらしい)。
ぎりぎり前に出る。トップを取り返す!
そのまま20〜40秒のアドバンテージをとりつづけ、チェッカー!

表彰式ではシャンパンのかけ合いでべたべた状態。
シャンパン飲み過ぎて、かたずけと本表彰式に酔っぱらってたのは言うまでもありません。
今回は雑誌に写真載るといいなぁ。前回のは「CAR−in」に載ってます。名前だけ。

前回に引き続き、V2達成!
総合順位は2つアップ!
これも応援してくれたみなさまのおかげです。
ありがとうございました。

なお、本文はただ単に「自己満足」の世界ですので、ここまでおつきあいいただいた方、本当にうれしいです。

来年はGA2(PGM−FI)で「EFIクラス」にでたいなぁ。