自由に使える読書感想文〜定番! 『フランダースの犬』 対象学年:小学校5・6年生〜中学生
救いようのない話の代表と言えば、『フランダースの犬』でしょう。
あまりにも悲惨なラストに、アメリカではハッピーエンドに書き換えられて出版されているそうです。
確かに『フランダースの犬』のラストシーンは涙があふれます。理屈なんてどうでもいい、ただ感動して泣けるのです。しかし、読書感想文は、ただ感動しただけではだめです。何にどう感動したのかを具体的に文字にしないと、再提出が待ち受けています。
救いようのない『フランダースの犬』や『ごんぎつね』のような作品は「読書感想文にしないに限る」、これが正解ですが、とりあえず読書感想文になるのかを実証するために、一つ書いてみました。
それと一つ注意があります。『フランダースの犬』は40±5歳のセンセイにとっては大変思い出深い作品です。日曜の7時半、1年間放送されていたアニメに、その年齢の多くの人が感動し、最終回にはこれでもかというくらいの涙を流しました。
これらの年代のセンセイにとっては、『フランダースの犬』がどのような内容なのかは頭に入っていますので、あらすじは不要です。どんな話なのかの説明も不要です。何度も繰り返しアニメを見ていますから、百も承知なのです。
ただ注意したいのは、年齢の設定です。アニメでのネロは9歳で死にましたが、原作では15歳です。当時の15歳と言えば十分大人で、自活できる、またはしなければならない年齢です。
しかし、原作を読まずアニメしか見ていないセンセイも多数いらっしゃると思います。ネロは9歳と信じ切っているセンセイ相手に、「ネロは子どもだった」などと書いてしまうと、反感を買うことになります。
読書感想文に限りませんが、文章は真実を書けばいいというものではありません。相手に合わせてかき分ける、それが文章なのです。しかし、それが分からない大人が多数いるから困ったもんです。
将来のある君たちは、内容が正しければそれでいい、論理的であることが最も大切と信じ込むような視野の狭い大人だけにはならないでください。
ネロは9歳と信じ込んでいるセンセイには、9歳の子どもだったらという視点で読書感想文を書かねばならないのです。
「自由に使える読書感想文」使用条件
- コンクール・コンテスト等の応募には使用しないこと。
- 学校提出用に限り著作権フリー、そのまま使ってもいいし、手を加えるのもOKとします。
- パクリ・コピペがばれても、自己責任(悪いのは自分)とし、センセイに思いっきりしかられること。
- パクリ・コピペがばれるかどうか不安ならば使用しないこと。
- パクリがばれそうになったら「これはオリジナルだ!」と最後まで言い張る根性を見せること。
- 他のホームページに転載しないこと。
- 他のホームページから読書感想文へ直リンしないこと。
- 「読書感想文」から解放された時間で夏休みのすてきな思い出を作ること。
【!警告!】
パクリ・コピペがばれて問題になっても当サイトは一切の責任を負いません
評価担当のセンセイがパソコンを使いこなしている場合
使用にあたっては十分な注意が必要です
評価担当のセンセイを普段から観察するのはすごく大切です
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