Linux

☆ Linux奮闘記 (2)　新しい風　 '99/4-6 ☆

興味本位で始めたLinuxでビジネスが出来る所にさしかかり始めました。今までの苦労が報われる瞬間が来始めました。正直なところ、こんなに早くこんな状況が来るとは、正直思っても見ませんでした。まだまだ、力不足なのですが。半年前まで、名前しか知らなかった Linux、半年後にサ－バ－構築、システム管理のはしくれが出来るようになるとは、始めた頃には思ってもみませんでした。まるで、夢のようです。LinuxはWin系とは違い、勉強すればするだけ（努力すればするだけ）、使いこなせる様になります（私の経験）。本当に、「技術者」が「技術者らしく」なれる最高のOSだと思っています。この業界で苦労されている皆さん、いっしょに幸せになりましょう。今新しい風が吹き初めているのを肌で感じています。項目３へ続く。

Linux+Oracle（正式版）

99/04/7 TurboLinux-Server(1.0)の導入を行う。最近はとてもインスト－ルが簡単で、半年前に苦労して導入したのが嘘のようです。なかなか、サ－バ－機能に特化してあり、導入後すぐにでもイントラネットサ－バ－として、部門内で使用出来そうです。外部へは、やはりDNS,Mail,PROXY,SAMBA等の環境設定が必要です。このあたりは、今後機会が有れば、順次公開してゆきます。Oracle8.0.5（正式版）のインスト－ルをまとめたペ－ジを公開しました。とにかく、今は勢い(Linuxに)があり、すごいペ－スで進化しています。

Linux-Serverの初受注

99/04/12 ついに、２台のLinux-Serverの公共機関への導入が決定しました。５社のコンペでしたが、社内、外サ－バ－をLinuxで構築している我が社の実績が認められ、めでたく受注になりました。技術的には、最後まで残ったもう一社の方がスキルは少し高かったのですが、近場でフットワ－クの良い、当社に決まりました。ただ、当社もまだ納品実績があるわけでもないので、ハ－ド、セキユリテイ関係はL社の支援を受けます。カ－ネルはRedHat5.2を使用する予定です。

99/4/13 ネットワ－ク、導入ソフトの確認を先方システム部門の担当者と打ち合わせ。（当初の仕様と違わないので、安心）

99/4/26 今回の仕様の一部である、squid（Proxy）,namazu（全文検索）,majordomo（メ－リングリスト）のインスト－ルに挑戦中。とりあえず、メ－リングリストの導入は約２時間。squidはmake installに失敗したので、RPMで実行モジュ－ルを導入。初めての導入で起動方法がわからず、少し苦戦。4時間かけて無事立ち上げも成功して、残すところは、全文検索のnamazuのみになりました。導入方法は下記参照。

99/4/27 再度、namazuのインスト－ルに挑戦。nkf-1.62p5-1.i386.rpm,kakasi-2.2.5-1.i386.rpm,namazu-1.3.0.6-1.i386.rpmのインスト－ル。問題なく導入が成功。インデックスを作り、検索開始。ビックリするくらい早い、なんでこんなに早いのか。不思議でたまりません。きっとインデックスの作り方に秘密があるのでしょうね。実際に体験してみて、小中規模の全文検索には最適だと確信をしました。ブラウザからも検索が出来、完成しました。目標にしていた所まで、とりあえず到達出来ました。落ち着いたら、Java(servlet)の実装による、RDBコントロ－ルです。

次への展開

99/4/16 当社のユ－ザ－で、NEC(AVX-RDB)を公開しないといけないユ－ザ－があり、どう実現するか半年近く考えていました(ユ－ザ－の要求が、リアルタイムの在庫照会が出来ること)、１時間程度のタイムラグがあっても良いシステムは比較的構築も簡単なのですが。数日前にあるメ－リングリストの議論の中で、ADO(ODBC)でゴリゴリ命令を記述すれば理論的には動作する旨の話があり、ひょつとしたら、IIS+ASP(ADO)でも出来るのではないかと思うようになり、検証テストをしています。NT4.0側にAVX-RDB(ODBC)ドライバ－のクライアント版（長い間思いつかなかった、これを思いついた事が奇跡を起こした）を導入してテストをしていますが、どうもうまくサ－バ－に接続できません。 NT-PRESS#4のオラクル接続時のサンプルを使用していますので、どうも引数がうまく渡っていない様子です。
Microsoft VBScript 実行時エラーエラー '800a01c2'
引数の数が一致していません。または不正なプロパティを指定しています。: 'conn.open'
/ASPSamp/necrdb_t.asp, 行 6
'conn.open'の引数を色々変えていますが、どうしても接続出来ません。ODBCのログも取っていますが、何も記録されません。どうしてだろう。VBのモジュ－ルを参考にしながら、少しずつ前に進めています。

99/4/19 やっと引数がわかりました。
'conn.open "DSN=xxxx;SVN=xxxx;UID=xxx;PWD=xxx;ELV=1;"
NECのEXPERSS/600,700ユ－ザ－さん、これがうまく動作すれば、NT+IIS+ASPでデ－タのリアル表示、更新が出来ますよ。
Microsoft OLE DB Provider for ODBC Drivers エラー '80004005'
[NEC][ODBC Driver][A-VX3 ]NO ERROR MESSAGE.[Status = -50020]
/ASPSamp/necrdb_t.asp, 行 12

めでたく、コネクトは出来ましたが、次のSELECTでかかってしまいました。又、解決に時間がかかりそうです。Selectさえうまく行けば、あとは問題ないのですが、もう一息です。

99/4/21　ADOは未だにうまく動作せず。NECへ直接、問い合わせをしています、返事はいつごろ帰ってくるか楽しみです。

99/4/26 NECのADOの件ですが、あれからもう一度マニュアルを読み返して見ると、表名に"-"を入れていると動作しないことが判明しました。新しく表を作り替えて、実行。なんと、今までの事が嘘のように、正常動作しました。やれやれ、次へ進めそうです。これで、NECのRDB表は、項目の型をよく考えて作成さえすれば、すべてNT4.0+IIS(4.0)+ASP(1.0)で操作出来ることがわかりました。

99/4/30 連休までにやりたかった、NT+IIS+ADOによる業務開発の為の最終検証テストを開始しています。項目の型を外部10進数値型にすると、接続が出来ません、型を内部10進数にすると、接続が出来ました。又、１つ勉強をしました。
rs.Open sql,conn, 3, 2
rs.addNew
rs.fields("A")="2"
rs.update　にて、デ－タの挿入も確認出来てOK
次は、いよいよ更新に挑戦
sql ="SELECT * from TEST where ((TEST.A)=" & Request.QueryString("id") & ")"
Set rs = Server.CreateObject ("ADODB.Recordset")
rs.Open sql,conn, 3, 3

sql1 ="UPdate TEST set TEST.D=444"
rs.Execute(sql1)をWEBから実行、すると下記のエラ－が帰ってきます。
Microsoft OLE DB Provider for ODBC Drivers エラー '80004005'
[NEC][ODBC Driver][A-VX3 ]NO ERROR MESSAGE.[Status = -50030]になりエラ－、whereの書き方がおかしいとのメッセ－ジですが、わからない。
sql ="SELECT * from TEST where TEST.A= '" & Request.QueryString("id") & "'"に修正したら、読めました、３時間かかる。
本番のデ－タを使用して実行すると、こんどは下記のエラ－
L-8000-A08 エラー 'ASP 0113'
スクリプトがタイムアウトしました
/ASPSamp/limit_sow.asp
スクリプトを実行する時間の制限を超えました。この制限時間は、プロパティ Server.ScriptTimeOut に新しい値を指定するか、IIS 管理ツールの値を変更することによって変更できます。
Server.ScriptTimeOut=1800をセツトして、実行。うまく動作してやれやれ。ASPも独学なので、大変です。

99/5/6 今回、NT+IISのサイトを公開する予定ですが、良く考えてみるとやはりNT単独でのサイト構築は色々とセキュリテイの問題が出て来そうなので、DNS+FirewallはLinuxサ－バ－にまかせて（外から見える所）、その配下で NT+IISによるDB連携を実現することを考え初めています(WEBの仮想マウント)。こうすれば、強固なサイトが構築出来そうです。

99/5/7 今回、NT+IISのサイトを構築するユ－ザ－を訪問して、内容説明。

99/5/10 Login画面の製作に取りかかる、ID,PASSWD等はACCESS97のMDBで管理。PDFファイルをサ－バ－へ転送して、WEB経由のnamazuで検索、問題なく表示が出来る。CliantにはもちろんAcrbat-rederが導入してあります。
99/5/11 マイナス表示のテストをしています。数量がマイナスもうまく表示出来て一安心。日付の取り出しも、OK。次は、セッシヨン管理によるコ－ドの受け渡しが出来れば、今回はCookieを使用しなくても大丈夫。今一番ネックになっているのは、WEBからの表示スピ－ドが遅く、100件程度の表示に1分近くかかります。ADOはあまりスピ－ドが出ないとの事ですが、やはりスピ－ドが出ません。WEBからキックされ、NT側から(ADO)ODBCでEXPERSSへ接続、デ－タの取り出し、表示ですからしかたないのかもしれませんが、本番までにはもう少しスピ－ドが出るように改善の余地があると思います。前の画面のRequest.form("xxx")を使用しても、デ－タが引き継げない、何か別の方法はないか。調べて見ると、Session関数"Session("usr")=rs("usr")"に引き継がせたい値を渡しておけば、セッションの別のASPからも読み出し可能でした。出来た、出来た。残るは、スピ－ドの問題だけになりました。

99/5/13 画面から選択した商品をSELECTしょうとしたのですが、SELECT文がエラ－になりました。原因はまたしても'-'の付いた項目名でした。しかたなく、商品の仮想表を作り、必要な項目だけ抽出するようにすると、ビックリしたことにスピ－ドが劇的に改善され、10秒程度で検索画面が出るようになました。ひょうたんから、コマでした。

99/5/18 約１週間、Linuxサ－バ－の最終調整を行っていましたので、こちらの業務がストップしてしまいました。頭が、すぐにこちらに戻らない。

99/5/19 正式に、こちらのユ－ザ－からLinuxサ－バの注文をいただきました。4号機目です。注文数の入力値が数字項目以外の時は、エラ－を出したいのですが、うまくいきません。もう少し、JavaScriptを見直してみます。今日は、成果が無かった。

99/5/20 半日思考錯誤Javascriptを修正しましたがうまく、数量のチェツクが出来ないため方向を転換し、
に変更しました。これだと数値以外が入りませんので安心です。ほぼ各部品は出来ました。ログイン、商品選択、注文入力、精算(DBへの書き込み)。

Linux １号機の納品準備

99/5/11 L社より、初期設定をした２台のLinux-serverが届く。(P-400,10GBX2,MM128MB,UPS,LANx3)、先日地元の経済誌で今回のLinux機での情報発信の情報が流れました。とりあえず2号機を動かしてみる。SSL化されたtelnetで接続してみる。うまく接続出来て、問題無し。

99/5/12 Apache,sambaの接続を行う。sambaがうまく接続出来ません。ネットワ－クコンピュ－タからは、見れるのですが、アクセスが拒否されます。どうしてだろう。

tail -f /var/log/secure
tail -f /var/log/messages
nmblookup ns
-Sending queries to 192.168.1.255
-192.168.1.180 vaio<00>
smbclient //ns/fujii
-Added interface ip=192.168.1.2 bcast=192.168.1.255 nmask=255.255.255.0
cd /var/log/samba 
more log.nmb
-process_name_release_request: unicast name release request received for name LX2
-<1e> from IP 192.168.1.180 on subnet UNICAST_SUBNET. Error - should be sent to WINS server

夜10時頃まで粘りましたが、接続出来ませんでした。ユ－ザの再登録、クライアント側の設定等色々変えてみましたが、変化無しです。私は、いつもsambaに泣かされています。頭を冷やして、もう一度考えてみよう。

99/5/13 /etc/rc.d/init.d/smb restartをして再度接続テストをする、今度はうまくsambaに接続出来て、共有が可能になりました。次は、FTPに挑戦。ftp 192.168.1.2
ポート: 1063 IP: 192.168.1.180 ,接続先ポート: 21 IP: 192.168.1.2
192.168.1.2 に接続しました
220 ns1.fukuyama.xxxxxxxx.co.jp FTP server (Version wu-2.4.2-academ[BETA-18](1) Mon Jan 18 19:19:31 EST 1999) ready.
USER fujii
331 Password required for fujii.
PASS XXXXXXXX
530 Login incorrect.
サーバー 192.168.1.2 の接続に失敗しました。
QUIT
どうしてだろう、root権限ではうまく接続出来るのに、ユ－ザ－fujiiでは接続出来ません。セキュリテイに強いから良いかも知れませんが。RedHatでのパスワ－ド設定がとても、厳しくなりましたね。ユ－ザ－名と同一ではだめ、辞書に載っているような文字もダメ。勉強しました。

99/5/14 もう1台の1号機を社内でチェツク。特に問題はなさそうです。今回の移行に際し、予定外の依頼がクライアントからありました。NTからのMailをLinuxに引き継ぎたい、これは正直な所考えていませんでした。これからの移行に際しては、注意したいと思います。

99/5/17　こちらの環境に合わせて、Sendmail.cfの作成、/etc/rc.d/rc.localでipfwadmの設定（下記に詳細）。squidを使用するために、内部からのport80を止める予定。pop3,IMAPの設定をinetd.confへ設定。これで、準備は完了。後は、現地でル－タの設定、回線接続になりました。
セキュリテイを強化した、Linuxサ－バの構築が出来ました。今度は、講師依頼の話も舞い込んできて、ますます忙しくなりそうです。

99/5/25 今回使用するYAMAHA RT-103iル－タの設定を開始。Telnetで接続する方法がわからない。www.rtpro.yamaha.co.jpにて、色々調べる。設定例はかなり豊富で、実例が多くとても参考になる。マニュアルはわかりにくい。よく調べてみると、RT103iはいきなりTelnetでの接続設定が出来ないことが判明。しかし、製品には、シリアルケ－ブルが付属していない（不親切だと感じる）。しかたなく、MN-128SOHO(NTT-ME)に添付されているシリアルケ－ブル接続。
password:
RT103i Rev.3.01.07 (Fri Sep 18 18:44:12 1998)
Copyright (c) 1994-1998 Yamaha Corporation.
00:a0:de:02:a8:56
Memory 4Mbytes, 1LAN, 1BRI
> show config
# RT103i Rev.3.01.07 (Fri Sep 18 18:44:12 1998)
# MAC Address : xx:xx:de:xx:xx:xx、これで設定が出来そうです。以下に、OCNエコノミ－の設定例
pp line l128
ip lan address 172.16.184.33/28
ip lan routing protocol none
pp select leased
ip pp route add net default 1
pp enable leased
dns server "172.16.184.34"
dns domain "fukuyama.xxx.xxx.or.jp"
save
restart

99/5/26 イントラ用の２号機へ、namazuをインスト－ル。テスト的に処理する。問題無し。

99/5/27.28　インタ－ネット、イントラ用素材のLinuxへの転送。動作確認。ここで、大きな問題に突き当たりました。今回、ダイヤルアップル－タを導入しますが、こちらの設定をする技術者がいません。又、ユ－ザ－認証の為に、100名以上の場合RADIUSサ－バ－が必要なことがわかり、又、ビツクリです。こまった、こまった。移行日まで、残り３日。ここは、やはりL社の支援を受けなければ、前に進みそうになく、SOSをお願いしました。項目３へ続く。

Linuxシステム管理技術のスキルアップ

今まで、独学でやって来た事が道から逸れていないか、再確認と新しい技術習得の為に、今回協業する、栃木のL社に行って来ました。まだ、私の実務知識の無いセキュリテイ関連を中心にバッチリ勉強してきました。とりあえず、進めている方向もベストの様子なので、今後も今まで通り地道に進めていくことしかなさそうです。

★　NIC 2枚での、ip-masq
これは、ロ－カルで使用しているネットワ－クアドレス、192.168.X.X等をグロ－バルアドレス(JPNIC等でもらう世界で１つしかないアドレス)に変換します。これにより、100台でも200台でも、自由に外へ出ていけます。デフォルトでは、ネットワ－クは切断していますので、記述が必要です。ル－タ機能についているNATではI/O、16個を対で指定する必要があります。
netstart -r,等でル－ティングがうまくいっているかどうか、確認できます。

★　tcp-wrapper(99/5/17)
特定のサ－ビスを、特定のクライアントで許可する、しないを設定します。
/etc/hosts.allow　　こちらに記述してあれば許可する。
/etc/hosts.deny こちらに記述してあれば拒否する。初期段階では、どちらのファイルにも記述が無いので、すべて許可されるです。
どこからも、どんなサ－ビスも利用させない指定は、denyへALL:ALLと書きます。その後、allowへ
例　in.telnetd : 127.0.0.1 xxx.xxx.xxx.xxx(telnetで接続したい、IP-adress)

★　squid(PROXY)
軽くて、高性能な、代理サ－バ－です。今までは、delegateがメインでしたが、これからはsquidです。細かく設定できますので、指定のURLアドレスへのアクセス禁止、どこのアドレスへよく遊びにいっているか、時間帯によってアクセス禁止とか、ある意味でクライアントがWEBで何をしているかがすべてログからわかります。
squid-2.1.PATCH2-src.tar.gzを入手。もちろん、RPM形式なら、以下のmake,install処理は不要。
gzip -dc squid-2.1.PATCH2-src.tar.gz | tar xvf -
./configure
make
make install
leaving directory 'tmp/squid-2.1.patch2/errors'をはいて、停止。
あきらめて、TURBO-Linux3.0のCDから、squid-1.novm.20-1tl.i386.rpmを持ってきて
rpm -ivh squid-1.novm.20-1tl.i386.rpm、問題なくインスト－ル出来る。このあたりは、RPMだと依存関係も調べながら、導入をしてくれるので安心です。
/usr/local/squid/etc/squid.confの修正。
chown nobody.nogroup /usr/local/squid/logsでだれでも、ログに書き込めるよう変更。
cacheの作成、及び書き込み権限の変更。
/usr/local/squid/bin/squid -zでキャツシュを作るオプションで、squidスタ－ト
うまくいけば、/usr/local/squid/bin/squid/RunCache & でsquid本体をスタ－ト
/usr/local/squid/logs/chche.logもしくは、/usr/local/squid/squid.outを確認して、エラ－が無いかどうか確認。動作していれば、pa -ax(ps -aux)コマンドで確認出来るはずです。後は、内側からport80を止めて、クライアント側の設定をProxy使用（デフォルト3128、設定したポ－ト）に変更にすれば完了です。

★　ipfwedm(99/5/17)
/etc/rc.d/rc.local　セキュリテイについては、かなり大事です。
こちらへの細かい記述により、外へ出れるアドレス、外から入ってこれるアドレス、サ－ビスを規制出来ます。
/sbin/ipfwadm -I -f 入力側
/sbin/ipfwadm -O -f　出力側、詳細情報は下記記載

ルールセットを
# 1 DELETE ALL RULES!
/sbin/ipfwadm -I -f
/sbin/ipfwadm -O -f
/sbin/ipfwadm -F -f

# 2 IN -> OUT ALL PACKET ACCEPT!
/sbin/ipfwadm -F -a m -P tcp -S 192.168.1.0/24 -D 0.0.0.0/0 1:79
/sbin/ipfwadm -F -a m -P udp -S 192.168.1.0/24 -D 0.0.0.0/0 1:79

# 3 IN -> OUT HTTP ACCESS ACCEPT!
/sbin/ipfwadm -F -a m -P tcp -S 192.168.1.0/24 -D 0.0.0.0/0 80:136
/sbin/ipfwadm -F -a m -P udp -S 192.168.1.0/24 -D 0.0.0.0/0 80:136

# 4 IN -> OUT HTTP ACCESS DENY!
#ipfwadm -F -a m -P tcp -S 192.168.1.0/24 -D 0.0.0.0/0 81:136(HTTP STOP)
#ipfwadm -F -a m -P udp -S 192.168.1.0/24 -D 0.0.0.0/0 81:136(HTTP STOP)
# 5 IN -> OUT NETBIOS PACKET DENY!
/sbin/ipfwadm -F -a m -P tcp -S 192.168.1.0/24 -D 0.0.0.0/0 140:65535
/sbin/ipfwadm -F -a m -P udp -S 192.168.1.0/24 -D 0.0.0.0/0 140:65535

# 6 OUT -> IN ALL ACCESS DENY!
/sbin/ipfwadm -F -a deny -o

★　telnet(SSL)
teratermの解凍、ttxsslの解凍、freeのteratermへSSLモジュ－ルの組み込み、これでtelnetがSSL(暗号)化されて処理されます。もちろん、サ－バ－側にもSSLモジュ－ルを導入しておきます。

★　DMZ
基本的には、DMZへ置くサ－バ－のIP-Addressはグロ－バルのアドレスをセットします。そして、通過するポ－トを、WWW,Sendmailにしておきます。

★　sendmail(8.9.x)
スパムメ－ル禁止の記述は、sendmail.cfの最後へ
ALLOW_RECIPIENT_DOMAIN=xxx.co.jp
ALLOW_RELAY_JUST_FROM=xxx.co.jp
ALLOW_RELAY_JUST_TO=xxx.co.jp
make,make後、/etc/へsendmail.cfのコピ－、sendmailの再起動。

★　Namazu(全文検索)
ソ－スを持ってきてmakeしかけたのですが、うまく出来なかったので今回はRPMを使用します。ソ－スの場合、namazu,nkf,perl5.0,kakashi,他libが必要です。まず、nkf-1.62p5-1.i386.rpm,kakasi-2.2.5-1.i386.rpm,namazu-1.3.0.6-1.i386.rpmの導入。
rpm -ivh nkf-1.62p5-1.i386.rpm
この要領で、kakasi,namazuのインスト－ル、解凍後、find -name namaz*で見ると
/home/httpd/cgi-bin/namazu.cgi(binary)
/usr/bin/namazu
/home/httpd/cgi-bin/.namazurc
/usr/share/namazu/lib/namazu.conf-dist　等々があるはずです。
ここから、インデックスの作成です。
Indexを作りたいデイレクトリ－に移動する、cd /tmp(例)
mknamazu option /usr/local/etc/httpd/htdocs(ホ－ムペ－ジへ置いて有る内容のインデックスを作る例)
どうゆう訳かわかりませんが、-Oオプションを付けてキ－を作るとうまくキ－を作りません。どうしてだろう。
[root@pokemon index]# mknmz -a /usr/local/etc/httpd/htdocs
0 /usr/local/etc/httpd/htdocs/index.html
1 /usr/local/etc/httpd/htdocs/info/index.html

[Base]
Date: Wed May 26 13:09:19 1999
Added Files: 2 files
Deleted Files: 0 files
Updated Files: 0 files
Total Files: 2 files
Size: 2,106 bytes
Keywords: 118 words
Wakati: /usr/bin/kakasi -ieuc -oeuc -w
Perl Version: 5.00405
Namazu Version: 1.3.0.6
System: linux
Time: 2 sec.
インデックスを作成している表示が出る。沢山の文章があると、かなり時間がかかります。私の機械では、約200文章で、インデックス作成に約5分かかりました。
インデックスが出来ましたら、次は検索をしてみましょう、namazu　'検索キ－ワ－ド' /tmp
何件か出てくるはずです、今度はブラウザから検索出来るように、.namazurcの修正です。CGIを動作させますので、ApacheでCGIが動作するように.httpaccess設定をしておいてください。
まず、.namazurcの編集です。INDEXは、インデックスを作成した、デイレクトリ－です。今回の例は'/tmp'
REPLACEは、ドキュメントをどこのブラウザから見せるか。今回の例は'/usr/local/httpd/htdocs/ http://www.xxx.yy.co.jp/'
BASEは、今回は修正していません
WAKATI,LANG,SCORING,はデフォルトでよいでしょう。文字と文字の間は、TABで区切ります。
それでは、htmlを書いて終了です。

★　ApacheのSSL化

Linux(5)で公開中。

★　メ－ルの配信サ－ビス
簡単な設定では、aliasesを使用します、/etc/aliases　へmail_sv: ritsuo@mxy.mesh.ne.jp,xxx@yy.co.jp,等と記述し、newaliasesとすれば、後は、"mail_sv@自ドメイン名"でメ－ルを出せば、記述した全員へメ－ルを送ることが出来ます。

★　メ－リングリストサ－ビス
(smail+fml)という組み合わせもあるようなのですが、majordomoがなかなか良さそうなので、テストで使用してみることにします。sendmailとのセツトの場合はたぶんこの組み合わせがベストと思います。majordomo-1.94.4を入手（CD）。majordomoを動かす為のuser-id,group-idを決めます。 majorodomoのhome directoryを作り、オ－ナ、グル－プの置き換え等を行います。ソ－スの展開。Makefileのperlのパス、ホ－ム、ユ－ザ－、グル－プ、binのパス修正。majordomo.cfの修正(host-name,sendmail-pass)。
make wrapper
make install
make install-wrapper
リストを置くデイレクトリの作成。mkdir /usr/local/mail,/usr/local/mail/listst
./wrapper config-test、と入力すると、YESかどうか聞いてくるので、YES
この後、メ－ルが届いていれば、たぶん動作はしていると思います。
mail -v majordomo
メ－ルを起動して、テストで入力してみる。うまくメ－ルが届けば問題無し。

システムに併せて、OSを選ぶ

今までの経験から、やはりOSにも適材適所が有ると思います。個人でマイホ－ムサ－バ－構築、企業でのインタ－ネット系業務構築なら間違いなくLinux、デ－タベ－スサ－バ－をOracleで構築ならLinux、MS系の開発ソフトで連携を取るならNT、お金があって扱いやすいのが良いならNT、NTサイトを直接外部へ公開するのは大きなリスクがありますので、Linuxでファイヤオ－ルを構築すると良いでしょう、整理すると企業内では混在というケ－スがこれから増えて来るのではないでしょうか。

新しく購入した、書籍

Open Design 33号。RedHat6.0
Open Design 31号。apache
Linux for Oracle。技術評論社
PCComputing JUN.1999-6。
Debian GNU/linux2.0 インタ－ネツトサ－バ－構築入門。
ソフトバンク　新インタ－ネツトサ－バ構築術。
AIムック Apache で始めるWEBサ－バ　224号。
Linux Japan 99/5。
Linux World 創刊号。
PC-Work 99-4。
すみからすみまで、Linux。
Linux-Magagin。
Open Design 14号。

Linux関連のリンク集

Linux・・・Vine RPM関係のことなら、すべてここで。

majorodomo ML・・・ML関係のことならここで。

majorodomo ML・・・majorodomo 設定関係のことならここで。

Oracle8 トライアルキット・・・Oracle8 トライアルキット設定関係のことならここで。

全文検索・・・全文検索関係のことならここで。

Linux+OracleML・・・Linux+Oracle ML関係のことならここで。

mineさんのペ－ジ・・・Linux導入関係のことならここで。

ますださんのペ－ジ・・・Linux関係のことならここで。

ritsuo@mxy.mesh.ne.jp

☆ Linux奮闘記 (2) 新しい風 '99/4-6 ☆

☆ Linux奮闘記 (2)　新しい風　 '99/4-6 ☆