鏡筒(望遠鏡) | PENTAX 125SDHF(12.5cm屈折型)
タカハシ μ-250(25cm-F12) タカハシ ε-180(18cm-F2.8) タカハシ FC-50(5cm屈折型)など |
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架台(赤道儀) | 三鷹 GN-170 ビクセン GPパック |
双眼鏡 | NIKON 15×70IF(7cm15倍) |
PENTAX125SDHFは、屈折式望遠鏡で、レンズで光を集めるタイプの望遠鏡です.レンズは3枚使用しています.'94の夏から使用しています.それまでは、高橋のTA-160とε-160とを併用していました.12.5cmあると星雲、惑星もなかなかの迫力で見ることができます.SDレンズは色収差が少なく、写真用鏡筒というだけあって写真撮影でもほとんどにじみを感じません.又、67版という大きいフィルムを使用した撮影も出来ます。最近SDPタイプの最新鋭の鏡筒が発売されました。(詳しくは、ペンタックスのホ−ムペ−ジ参照)
μ-250は、ド−ル・カ−カム式のカセグレンタイプの望遠鏡で、口径が大きく焦点距離が長いにもかかわらず、非常にコンパクトです.(14KG)'98の夏に惑星撮影用に購入しました。高橋の25cm望遠鏡を持つことは長年の夢でしたからとても嬉しいです。25cmもあると惑星の詳細模様、月のクレ−タ−もなかなかの迫力で見ることができます。フォ−カスも主鏡を動かさないで、副鏡を電動で動かす為、シュミカセと違ってミラ−シフトもほとんど無く、高倍率での惑星撮影時のピント合わせがとても楽です。高橋の ε-180はF2.8と今までのイプシロンの中でも最高に明るく、デジタル時代全盛の中で彗星などの撮影に威力を発揮するのではないかと思い購入しました。ε-160を手放して約20年。
ガイド鏡として使用しているFC-50も,屈折式望遠鏡で,レンズで光を集めるタイプの望遠鏡です.レンズにはフローライト(螢石,CaF2)というものを使っており,色収差が少なくシャープに見えます.この望遠鏡は,ガイド用としてST-4(AutoGide)とセットで活躍しています.
GN-170は,ドイツ式赤道儀式といって,動かすところが2軸あるうち1軸を北極星の方向に向けることによって,1軸のみでも星を追いかけることができます.又この赤道儀は,スイス製の高性能、低消費電力モーターを4カ所に内蔵しており,(追尾用とは別に最初から2個微動用に付けている)ほぼ自動で,800mmでも30分間ノ−タッチで星を追いかけることができ、移動用赤道儀の最高機種と言われています.この赤道儀とST-4(AutoGide)によって星の写真を撮るのが大変楽になりました.(搭載重量21Kgまで)
三鷹製赤道儀の作りの良さと、精度の良さは最高だと思っています。(現在は製造中止、約300台程度しか製作されていない。)今年で使用18年目ですが、1度故障しただけで、その後は順調に動作しています。
現在800mm+冷却CCD(ビニング無し)での追尾精度は約5分程度です。600mm+デジカメ(S2pro,20D)での追尾は10分程度、CCDでの5分以上の露出にはST-4のガイドが必要になります。GN-170の唯一の欠点は、構造上エンコ−ダ−、自動導入装置が取り付けられないことです。CCDがメインの観測の方には馴染まないかもしれません。しかし赤経目盛りは大きく(ひと目盛り5分)恒星時駆動しますので、基準星をCCDのセンタ−に導入し、赤経目盛りを合わせれば、後は対象星の位置を目盛りで合わせればデジカメの場合は対象物は100パ−セント入っています。CCDカメラ(CV-16L)の場合でも導入率は90パ−セントです。自動導入が良いか、手動による高速導入かは個人で選択してください。
ビクセンGPパックの極軸あわせに、GN-170と同様の極軸望遠鏡にテレスコ工作工房(斉藤)様に改造依頼して交換をしました(2010/7)。これで、南天に持参しても大丈夫です。
カメラ | 1.Fuji S3pro 2.CANON 5D 3.MUTOH CV-16L冷却CCDカメラ 4.SBIG ST-04冷却CCDカメラ 5.ビットラン BJ-30C冷却CCDカメラ 6.TGV-M CCDカメラ 7.ToUcam CCDカメラ 8.CANON 40D(冷却) |
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カメラレンズ |
TAMRON 180mm F2.5,300mm F2.8
SIGMA 8mm F4.0,28mm F1.8 CANON 135/F2L,24-105/F4L,17-40/F4Lほか |
カメラは学生時代から好きで、けっこう沢山集めてきました。今回はヘ−ルボップ彗星の為に、TAMRON300mmF2.8を購入してしまいました(1996.9)。当初はPENTAX100SDUFにしようかとも思いましたが、125SDHFと同時に赤道儀に載せられないため、軽いカメラレンズにしました。子供達の運動会でも大活躍でした。最近、カビが発生しましたので、オーバーフォールを実施しました。 CCDカメラST-4はガイド用で使用しています。最近はダブルチップのシリ−ズもありますが、自由度の高いガイドの出来るこちらのタイプを利用しています。セットするのが少々大変ですが、慣れてしまえばそれほど苦にはなりません。CV-04(CV-16L改造)は国産で、操作性も好く、綺麗な画像が入手出来るので、重宝しています。BJ-30Cも綺麗なカラ−画像が一発で入手出来るので、惑星撮影で重宝しています。2003/2についに600万画素のFuji S2pro,2003/05に惑星撮影用Toucam,2007/12に1010画素CANON 40D,2008/4 冷却40Dを購入しました。
コンピュ−タ関連 | IBM Thinkpade535E NOTE Windows95(150MHZ,48MB) DELL DIMENSION 2GHZ WindowsXP COMPAQ Note Window98SE NEC MATE Window98SE NEC MATE Window2000 RedHat Linux 6.0+Win98+WinNT (400MHZ,96MB,6.4GB) |
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関連設備 | EPSON FS-1300WINS
EPSON PM-750C |
画像処理 | AstroArts/StellaImage5,6
AstroArts/StellaNavigator for Win95 SbigImage+SbigTool(t.exe) SBIG CCDOPSW Adobe Photoshop 6.0J ツァイト アニメGIFメ−カ−(Free) RegiStax 2.0 & 3.0(Free) FUJIFILM HS-S2(HS-V2) NeatImage |
現在3台のコンピュ−タを使用しています、自宅サ−バ−を(RedHat Linux 2.0J)で98年12月に構築しました。535Eは冷却カメラのコントロ−ル用に、Aptivaは535Eのバックアップ用として使用しています。画像処理はまだ初めてまもないため、連日悪戦苦闘しています。 98/6からは、ド−ム内のPCと部屋のPCをLAN経由のリモ−トコントロ−ルソフトで接続して、部屋から一部の機能を利用しています。
91年度 | アイベル天体写真コンテスト 佳作入選 |
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92年度 | 3月 スカイウオッチャ− 初級入選 11月 キャッチthe 宇宙4(コニカ)にて紹介 天ガ、月刊天文 |
94年度 | 11月 SL-9 月刊天文 入選 |
95年度 | 1月 アトム SL-9記念コンテスト 佳作入選 95年度版天体望遠鏡のすべて 125SDHF+GN170記事紹介 月刊天文 |
96年度 | 美星天文台主催 百武彗星百枚写真展 入選 |
97年度 | 美星天文台主催 フォトコンテスト 電子写真の部 入選 11月 M13 月刊天文 入選 |
98年度 | 入選無し |
99年度 | Astro Lee彗星 佳作 |
おもな撮影場所 | 自宅天文台 美星町の観測所 仙養ヶ原の観測所 |
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主は自宅天文台(上記写真)にて、光害防止フィルタ−等を取り付けて、約10分程度の露出にて好きな星雲、星団撮影をおこなっています。自宅付近も近年光害が激しく、カラ−写真はだんだん撮りにくくなっています。
年に数回は、美星町の同好会の観測所(標高約300メ−トル)にて撮影。しかし、最近は光害防止条例にもかかわらず、近郊の町の光が激しく、だんだん撮影場所としては、不適格になりつつあります。今安心していけるのは車で約2時間の、広島県神石郡、仙養ヶ原のクラブ有志の観測所(標高約700メ−トル)です。空の暗さは一級、ただ天気の変動が激しいため、注意が必要です。冬は雪も降ります。最近は近所に別荘が立ち並び始め、観測には不向きになりつつあります。天気の良い冬には、カノ−プスもよく見える最高の場所です。