さすがによく眠り、目覚めは27日朝、香椎あたり。
　ほどなく博多到着。ちなみにこの大阪への往復は、北九州発の京阪神ミニを利用。九州ワイドはもちろん、温存してある。で、早朝の鹿児島本線上り電車で香椎まで戻って、香椎線南半分のJR更新。「よくぞこれまで」という感じで残っている、国鉄志免鉱跡のボタ山を右に見て、キハ47は宇美へ。12年ぶりの宇美駅には、木造駅舎は跡形もない。そして勝田線の跡も、知らない人には判らないだろう。
　折り返して長者原下車。篠栗線の玉石混合〜急行用キハ65から、エンジン換装キハ47(=キハ147)まで〜強力編成で博多へ。

　本日の競技は、またしても夕方。先に新体操をするためだが、今日こそは最終「ひかり」に間に合うよう、祈るや、切。

　どうしようもない時間なので、ばかばかしいと思いつつ、西唐津まで往復。しかしというか、この趣味に走る10年前までは、私はこんな「ばかばかしい」ことばかりやっていたのだから、今思うと信じられない。それにしても103系1500だけは何とかならんものか。…感心するのは、唐津駅ホーム売店で「駅弁」を売っていることで、この通勤電車で食えというのだろうか。
　延々と折り返し、博多からマリンメッセへ。

　本日は日曜日。というわけで、早めに来たつもりであったが、何と「満員」。新体操からぶっ通しでやるとは思わなかった。「入れ替えせーよ」…通りがかりのオバハンから券を買って、やっと入場。

　満員の新体操競技会場。新体操については、よく、「何で手え出さんねん」と云われるが、何となく難解、かつ邪道な気がして、今まで見る気が起こらなかった。で、今回初観戦。通路に座り込んで、フィルムの2-3本もつぶしてみるが、やはり、私の体温には合わない。第一、「宝塚的」ノリの観客について行けないし、確かに「絵になる」とは思うが、それだけのように思えた。

　本日は女子個人総合。

　カリーニナは最初の種目が平均台。今回のメンバーからみて、21歳の彼女も優勝候補の一角、というより、本命だったと思うが…あっと思う間に、落下。

　残念だった。それでも----以前は見られなかったことだが----笑顔で演技を終えた彼女を見て、何だか救われる思いだった。そして、「落下」の後、かなり荒れた演技をする選手も多い中、カリーニナはゆか、跳馬、段違い、と、ほぼ持てる力を出し切った(と思う)。

　閑話休題。

　優勝したショルガも、なかなか魅力的な選手である。可愛さを競わせても、優勝候補であったろう。