加藤友信の My Tape Libraries


このコーナーは、加藤友信の四百数十本の所蔵音楽テープの中から毎月一本選 択して紹介するコーナーです。これを参考にしていただいて、みなさんの音楽テ ープ・ライブラリーが毎月一本ずつ増えていったらいいなぁと思っています。


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2001年師走 ; 「師走21」 (60分テープ使用)

side A side B
1,スター・ダスト(3:15)ナット・キングコール 1,真夜中を突っ走れ(3:24)ジョン・レノン
2,タイム・オブ・マイ・ライフ(4:49)
ビル・メドレー&ジェニファー・ウォーンズ
2,スタンド・バイ・ミー(3:31)ジョン・レノン
3,ユー・ゴット・イット・オール(4:10)ジェッツ 3,アイ・ウォント・ユア・セックス(9:06)ジョージ・マイケル
4,過ぎ去りし日々(3:43)ジョージ・ハリスン 4,サバイバル(4:56)アース、ウインド&ファイア
5,マザー(5:33)ジョン・レノン 5,アイ・ニード・ユー(4:32)モーリス・ホワイト
6,マインド・ゲームス(4:11)ジョン・レノン 6,クリスマス・ソング(3:05)スティービー・ワンダー
7,リップ・イット・アップ(5:12)デッド・オア・アライブ 7,ジングル・ベル(2:10)ローランド・ハナ

12月といえばクリスマスであり、やはりこのテープも終盤はクリスマス・ソングが入っているが、忘れてはな らないのが8日のジョン・レノンの命日。A面の後半とB面の最初に彼の名曲を取り上げている。そして悲しいのは 先日亡くなったジョージ・ハリスンの歌声。A-4の「過ぎ去りし日々」はジョージが早すぎるジョンの死を悼んで 作った楽曲であるが、そのジョージ自身も遠いところに旅立ってしまった。きっと天国で「あの頃は良かったな」 とジョンに語りかけていることだろう・・・


2001年霜月 ; 「Adult Music」 (90分テープ使用)

side A side B
1,ブルースカイ・パーティー(3:43)ジャーニー 1,ア・ハード・デイズ・ナイト(2:32)ビートルズ
2,デキシー・ハイウェイ(6:51)ジャーニー 2,孤独のメッセージ(4:51)ポリス
3,ウォークス・ライク・ア・レディ(7:05)ジャーニー 3,プライベート・アイズ(3:30)ホール&オーツ
4,エニータイム(4:28)ジャーニー 4,さよならハリウッド(4:37)ビリー・ジョエル
5,ホイール・イン・ザ・スカイ(5:02)ジャーニー 5,ニューヨークの想い(6:02)ビリー・ジョエル
6,さすらいのビリー・ザ・キッド(5:30)ビリー・ジョエル 6,マテリアル・ワールド(3:00)ポリス
7,楽しかった日々(4:30)ビリー・ジョエル 7,マジック(4:20)ポリス
8,いつわりの瞳(5:00)イーグルス 8,インビジブル・サン(3:45)ポリス
9,イエロー・サブマリン(2:37)ビートルズ 9,レッツ・グルーヴ(4:05)アース,ウィンド&ファイア
10,疑惑(4:30)スティービー・ワンダー
11,ナイス・エイジ(3:43)イエロー・マジック・オーケストラ

前月に続いて1981年の秋のテープからピック・アップ。秋が深まるにつれて私はライヴ・アルバムを聴きたく なるのだが、それはこの頃に聴いた2つのアルバムの影響が大きい。ひとつはジャーニーの「ライブ・エナジー」 でもうひとつはビリー・ジョエルの「ソングズ・イン・ジ・アティック」である。前者はA-2〜5に収録されており 後者はA-6,7に入っている。特に「デキシー・ハイウェイ」はドライヴ感があって今でもお気に入りである。その 他収録曲でめぼしいのはB-3とB-9で20年経った今でもFMなどでよく流れる曲であるが全然古さを感じない。もちろ んこのテープを作成した時のリアルタイムのヒット曲である。その意味からいけばエリック・クラプトンのカヴァ ーで20年ぶりに今年蘇ったB-10も今でも新しい名曲である。


2001年神無月 ; 「American Hit Rock」 (60分テープ使用)

side A side B
1,時は流れて(4:31)スティックス 1,ハウ・アバウト・アス(4:34)シャンペーン
2,クライング・ナウ(5:00)ジャーニー 2,ビーイング・ウィズ・ユー(4:06)スモーキー・ロビンソン
3,テイク・イット・オン・ザ・ラン(4:00)REOスピードワゴン 3,アイ・キャント・スタンド・イット(4:08)エリック・クラプトン
4,ジェシーズ・ガール(3:14)リック・スプリングフィールド 4,ショッキング・ビートルズ45(4:05)スターズ・オン
5,シーサイド・ラブ(4:07)エア・サプライ 5,ビーチ・ボーイズUSA(4:08)ビーチ・ボーイズ
6,憶い出の町(4:32)ジェームス・テイラー 6,過ぎ去りし日々(3:43)ジョージ・ハリソン
7,キッス・オン・マイ・リスト(3:48)ホール&オーツ 7,ウーマン(3:32)ジョン・レノン

1981年、中学3年の頃からビルボードなどの全米ヒットチャートを意識するようになった。このテープは1981年 10月に全米トップ100を賑わせていた曲の数々である。当時はジャーニーの「エスケイプ」アルバムがアルバムチャ ート1位を占めており、A-2はそれからのシングルカット第1段である。A-4やA-7は若き自分には心を躍らせるロック の名曲であった。一方で暗殺されたジョン・レノンを偲んで作ったといわれるB-6や、そのビートルズの曲を息を もつかせぬメドレーでカバーしたB-4などは、その後の私をビートルズの世界に誘うきっかけとなった曲である。


2001年長月 ; 「秋霖」 (60分テープ使用)

side A side B
1,ニューヨークの想い(6:05)ビリー・ジョエル 1,ムーンライト・セレナーデ(3:27)フランク・シナトラ
2,フィーリングス・オブ・フォーエバー(3:50)ティファニー 2,ワン・グッド・ウーマン(4:12)ピーター・セテラ
3,スーパースティシャス(4:12)ヨーロッパ 3,トゥルー・ラヴ(4:11)グレン・フライ
4,恋におぼれて(4:01)ロバート・パーマー 4,ワン・モーメント・イン・タイム(4:46)
ホイットニー・ヒューストン
5,ラヴ・バイツ(5:35)デフ・レパード 5,フォーエヴァー・ヤング(4:06)ロッド・スチュアート
6,ノーバディーズ・フール(4:07)ケニー・ロギンス 6,グルーヴィー・カインド・オブ・ラヴ(3:29)フィル・コリンズ
7,ミスティ(2:42)ビング・クロスビー 7,さよならの向こう側(6:02)山口百恵

9月に入ると秋の長雨=秋霖の季節となる。昭和最後の初秋、雨の日が続く中作ったテープである。秋になると 人恋しくなるのが人の常であるが、その頃大学4年だった私も、ある人に恋焦がれる日々であった。秋の声を聞く と「いい音楽」が欲しくなるのもそのせいかなと思ったりする。このテープのB面はそんな「いい曲」が目白押し で、特にグレン・フライのアルバム「ソウル・サーチン」からのシングル・カットである「トゥルー・ラヴ」を 聴くと、当時の頃を思い出し少し切なくなったりもする・・・


2001年葉月 ; 「Lakeside Avenue」 (90分テープ使用)

side A side B
1,想い焦がれて(4:34)38スペシャル 1,ルッキング・アップ(4:24)カシオペア
2,スパークル(4:13)山下達郎 2,さよならロンリー・ラブ(3:43)エア・サプライ
3,アサヤケ(3:54)加藤友信&中野寛之 3,メイク・ビリーヴ(3:44)TOTO
4,ファン・ファン・ファン(2:00)ビーチ・ボーイズ 4,渚のラブ・プラスワン(3:39)ヘア・カット100
5,午後の水平線(5:58)松岡直也 5,エスケイプ(5:15)ジャーニー
6,カナリア諸島にて(3:29)
ナイアガラ・フォール・オブ・サウンド・オーケストラ
6,スマイル・アゲイン(3:56)カシオペア&渡辺貞夫
7,セブンティーン(4:23)エイドリアン・ガーヒッツ 7,ロウ・ダウン(3:16)ボズ・スキャッグス
8,アウト・オブ・シーズン(3:05)REOスピードワゴン 8,ジョージー・ポーギー(4:08)TOTO
9,ルービー・ベイビー(5:38)ドナルド・フェイゲン 9,真夜中のラブコール(4:23)ビリー・ジョエル
10,テイク・ミー(4:18)カシオペア 10,ロング・ターム・メモリー(4:15)カシオペア
11,潮騒(F.I)山下達郎 11,ヒア・カムズ・ザ・サン(3:04)ビートルズ

1982年の夏休み、午後のNHK-FMは、まる1ヶ月間ずーっとビートルズを特集していた。その特集の終わり頃、ボ ート部の合宿で浜名湖に行っていた。苦しい練習の後、宿舎に戻りラジオをつけると「ヒア・カムズ・ザ・サン」 が流れていた。黄昏時の西日の差し込む大部屋の暑さや匂いが、このアビーロード・アルバムの中の1曲を聴くと フラッシュ・バックする。夏の思い入れの1曲である。で、翌年の高校2年生の浜名湖合宿用に作成したのがこのテ ープである。当時思いついた「浜名湖」「渚」「夏」を連想させる曲を網羅した思い出の1本である。


2001年文月 ; 「都市型音楽」 (60分テープ使用)

side A side B
1,ミッドナイト・ランデブー(4:57)カシオペア 1,スカイ・ハイ(2:45)ジグソー
2,今夜はドント・ストップ(3:58)マイケル・ジャクソン 2,愛の残り火(3:48)ヒューマン・リーグ
3,ホテル・カリフォルニア(6:30)イーグルス 3,ヒート・オブ・ザ・モーメント(3:42)エイジア
4,ルート101(3:11)ハーブ・アルパート 4,サムバディ(4:06)グレン・フライ
5,ユア・イマジネーション(3:26)ホール&オーツ 5,アフリカ(4:58)TOTO
6,失業ロック(2:50)ゲイリーU.S.ボンド 6,お気に召すまま(3:10)ジャーニー
7,ラヴ・アイランド(5:17)サード・ワールド 7,ホールド・ミー(3:44)フリートウッド・マック
8,時の流れに(3:46)ジャーニー

1982年の夏は、私の人生の中で一番洋楽を聴いた時期であるが、このテープはまさにその頃に作ったテープ である。全米チャート中心の雑煮テープであるが当時の音楽に貪欲だった姿勢が曲目によく顕れている。たとえば ゲイリーU.S.ボンドは、彼の地では御大として知られた存在であるが、日本ではほとんど無名の存在。その彼の曲 は、この「失業ロック」一曲しか私は知らないが、チャートインしていたばっかりに取り上げている。またA面ラスト の「ラヴ・アイランド」のピアノのイントロが流れると当時の思い出が甦ってくる。B面はテクノっぽいヒューマン ・リーグの後に派手派手なエイジアを持ってくるところは、なんでもアリの感が強い。その「ヒート・オブ・ザ・ モーメント」の仰々しいイントロと後半部でカール・パーマーのドラムが走りぎみになるところは、当時から賛否 両論入り乱れていた。その点B-7のフリートウッド・マックはいつの時代も良質のロックを聴かせてくれる・・・


2001年水無月 ; 「雨季」 (60分テープ使用)

side A side B
1,ドント・レット・ミー・ダウン(5:25)フィービー・スノウ 1,名前のない馬(4:12)アメリカ
2,ファイナル・カウントダウン(4:08)ヨーロッパ 2,マッド・アバウト・ユー(3:36)ベリンダ・カーライル
3,青空のバレリー'87(4:14)スティーヴ・ウィンウッド 3,男が女を愛するとき(2:52)パーシー・スレッジ
4,メイク・ミー・ルーズ・コントロール(4:55)エリック・カルメン 4,アイル・オールウェイズ・ラブ・ユー(4:23)テイラー・デイン
5,ラッキー・ラブ(3:31)カイリー・ミノーグ 5,カラー・オブ・ラヴ(4:26)ビリー・オーシャン
6,オールド・ファッションド・ラブ・ソング(3:17)スリー・ドッグ・ナイト 6,やさしく歌って(3:05)ロバータ・フラック
7,君の友達(4:27)ジェームス・テイラー 7,そよ風の誘惑(3:33)オリビア・ニュートンジョン
8,メロディ・フェア(3:51)ビージーズ

第2次70年代洋楽マイブームの時に作ったいわゆる「雑煮テープ」。時は1988年6月であった。ということで曲目は当時のヒット・チューンと70年代の名曲がごちゃまぜである。当時はちょうど就職活動の末期で、今の会社に内定が出て、完成したばかりのこのテープを持って伊良湖〜鳥羽へと日帰り旅行に出掛けた。梅雨の晴れ間の清々しい一日で、私のこれまでの人生の中でも最も開放感のある旅として記憶に残っている。中でもA-6、7〜B-1とB面の上がり3曲の70年代の珠玉の曲の数々は、当時の愛聴曲の指向が顕れていて今でもその曲を聴くと「伊良湖ライナー」で辿った渥美半島の景色を思い出すほどである。


2001年皐月 ; 「青い空、白い雲」 (90分テープ使用)

side A side B
1,ノックは夜中に(3:22)メン・アット・ワーク 1,カリフォルニア・ガールズ(2:38)ビーチ・ボーイズ
2,デルタの夜明け(3:07)ヘレン・レディ 2,カリフォルニア(3:24)デビー・ブーン
3,ジェシーズ・ガール(3:14)リック・スプリングフィールド 3,カリフォルニアの青い空(3:52)アルバート・ハモンド
4,エレクトリック・ブルー(4:33)アイスハウス 4,夢のカリフォルニア(2:38)ママス&パパス
5,ベッズ・ア・バーニング(4:16)ミッドナイト・オイル 5,ハリウッド・ナイト(5:01)ボブ・シーガー
&シルバー・バレット・バンド
6,ニード・ユー・トゥナイト(3:04)イン・エクセス 6,ハリウッド(3:08)ボズ・スキャッグス
7,リミニッシング(4:12)リトル・リバー・バンド 7,サン・ホセへの道(2:38)ディオンヌ・ワーウィック
8,ロンサム・ルーザー(3:55)リトル・リバー・バンド 8,ヴェンチュラ・ハイウェイ(3:32)アメリカ
9,ナイト・アウル(5:14)リトル・リバー・バンド 9,パサディナのおばぁちゃん(2:25)ジャン&ディーン
10,ロスト・イン・ラヴ(3:53)エア・サプライ 10,恋のパーム・スプリングス(1:52)トロイ・ドナヒュー
11,さよならロンリー・ラヴ(3:57)エア・サプライ 11,サンフランシスコ湾ブルース(2:02)ブラザース・フォア
12,イフ(2:27)オリビア・ニュートンジョン 12,花のサンフランシスコ(2:58)スコット・マッケンジー
13,霧のサンフランシスコ(2:50)トニー・ベネット
14,ホテル・カリフォルニア(6:29)イーグルス

A面はオーストラリア出身のアーティストでまとめ、B面はカリフォルニアを歌った曲でまとめ、タイトルは安 直に「青い空、白い雲」とした企画物テープである。まぁいずれにせよ初夏の爽やかな気候が似つかわしい一本で ある。A面ではリトル・リバーバンドが3曲、エア・サプライが2曲収録されているが「リミニッシング」を聴くと 夏への加速感を感じ、「さよならロンリー・ラヴ」のツイン・ギターの間奏を聴くと海までドライブしたくなる。 B面のカリフォルニアの曲の数々は全てが底抜けに明るいかと思えば「カリフォルニアには雨が降らないだって? そんな訳ないよ・・・カリフォルニアに行けばバラ色の人生が待っているとは限らないよ」と歌っている「カリフ ォルニアの青い空」を始めとして少しばかり憂いを含んでいる曲もある。そしてラストは「ホテル・カリフォルニ ア」。歌詞も含めてじっくりと聴き込みたい名曲である。


2001年卯月 ; 「Entry into the New World」 (60分テープ使用)

side A side B
1,水曜の朝、午前3時(2:12)サイモン&ガーファンクル 1,ヘルプ(2:20)バナナラマ
2,早く家に帰りたい(2:28)サイモン&ガーファンクル 2,ガール・ユー・ノウ・イッツ・トゥルー(4:00)ミニ・バニリ
3,コンドルは飛んで行く(3:08)サイモン&ガーファンクル 3,ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー(4:51)ボビー・マクファーリン
4,いとしのセシリア(2:54)サイモン&ガーファンクル 4,ウォーキング・アウェイ(6:38)インフォメーション・ソサエティ
5,ボクサー(5:12)サイモン&ガーファンクル 5,愛のセレブレーション(3:31)ピーボ・ブライソン&ロバータ・フラック
6,ザ・ベスト・フォー・ラスト(4:16)ケニーG 6,パンチ・ドランク(5:26)シャーデー
7,ノー・シークレット(3:56)カイリー・ミノーグ 7,ソング・フォー・ユー〜
スティル・アイム・イン・ラヴ・ウィズ・ユー(3:52)角松敏生
8,ザ・ウェイ・イット・イズ(6:21)ブルース・ホーンズビー&ザ・レインジ

私の一番好きな年代である1980年代の最後の年は社会人1年生の年でもある。新しい生活の期待と不安をこめ てタイトルを「Entry into the New World」としたこのテープを聴くとそのころの自分が甦ってくる。特にA面 前半のサイモン&ガーファンクルには数々の思い出がある。「コンドルは飛んで行く」に心を癒され、「ボクサー 」には励まされた。その他A-8はピアノの連弾が印象的。B-3は気分転換に行った春の海でゴキゲンな感じで聴いた 覚えがある。屋根裏部屋にあったこんなテープでも久々に聴くとなかなかいいものである。


2001年弥生 ; 「Spring Tour Attendants “Sampling T”」 (100分テープ使用)

side A side B
1,ヘブン・イズ・ア・プレイス・オン・アース(4:05)ベリンダ・カーライル 1,テイク・ミー(4:51)カシオペア
2,ヒート・イズ・オン(3:45)グレン・フライ 2,この道の果てに(7:40)松岡直也
3,マテリアル・ガール(3:54)マドンナ 3,インヴィテーション(4:24)シャカタク
4,レッツ・グルーヴ(5:38)アース・ウィンド&ファイア 4,アーク・オブ・ア・ダイバー(5:28)スティーヴ・ウィンウッド
5,マイ・エバー・チェンジング・ムーズ(5:46)スタイル・カウンシル 5,ボヘミアン・ラプソディ(5:52)クィーン
6,ジャンプ(4:04)バン・ヘイレン 6,マザー・ファザー(5:27)エリック・クラプトン
7,トーキング・イン・ユア・スリープ(3:54)ロマンティックス 7,チェンジ・ザ・ワールド(3:55)エリック・クラプトン
8,ロックバルーンは99(3:52)ネーナ 8,マイ・ファニー・バレンタイン(3:00)リンダ・ロンシュタット
9,イッル・トゥ・レイト(3:52)キャロル・キング 9,僕の瞳に小さな太陽(5:24)エルトン・ジョン
10,シモン(6:57)ボズ・スキャッグス 10,ホワイト・オレアンダー(6:09)松岡直也
11,ウィア・オール・アローン(4:01)ボズ・スキャッグス

1997年作成の恒例の春のツアー用テープでこのシリーズ最後の一本である。シリーズの他のテープがそうであ るように、A面は過去の春先のヒット曲から集め、B面は前半フュージョンから後半は珠玉の名曲で盛り上げるとい う構成である。特に1997年3月の沖縄・摩文仁の丘で聴いたA面ラストの「ウィア・オール・アローン」は、その 時の精神状態と旅の情況もあいまって、涙が出るほどの感動モノであった。今年も「Spring Tour」に出掛けるが そんな場面に出会えればいいなと思っている。


2001年如月 ; 「晴れのちsnow」 (60分テープ使用)

side A side B
1,ジョジョ(5:54)ボズ・スキャッグス 1,ジャンプ(4:04)バン・ヘイレン
2,トワイライト・ハイウェイ(4:57)ボズ・スキャッグス 2,トーキング・イン・ユア・スリープ(3:54)ロマンティックス
3,ミドル・マン(4:51)ボズ・スキャッグス 3,サナルコ(4:26)加藤友信
4,ひとりぼっちのバレンタイン(2:15)加藤友信 4,ブルースはお好き(4:40)エルトン・ジョン
5,オールウェイズ・オン・マイ・マインド(3:31)ウィリー・ネルソン 5,イノセント・マン(5:15)ビリー・ジョエル
6,マイ・ファニー・バレンタイン(5:21)マリーン 6,ザナドゥ(3:23)オリビア・ニュートンジョン&ELO
7,可愛いアイシャ(F.O.)マリーン 7,ロンリー・ハート(4:26)イエス

1984年の2月、めったに雪の降らない浜松でも昼間から雪が降った。そのころ部活のオフ時期のトレーニングで ジムに通っていたのだが、自転車で往復しておりツルツル滑ってかなりコワイ思いをした。そして、そのジムは 有線をBGMとして使っておりその雪の日に流れていた曲がB-2とB-7。だから2月の雪の日に出会うと反射的にB-2の カッティング・ギターとリフとB-7のサンプリングのホーンセクションを連想してしまう。バン・ヘイレンの「ジ ャンプ」も「1984」のアルバムからのファースト・カットだからこの当時FMでガンガンかかっていたように思う。 あのシンセのイントロも印象的だったねぇ。どちらかといえば雪というよりも2月の澄み切った青空を思わせる曲 である。そして2月の真ん中はバレンタイン・デー。スタンダードナンバーのA-6に倣ってA-4のような曲を自作し てたりしてたっけ。「晴れのちsnow」というタイトルはそんな2月の天気と心情の二面性から名付けたもので 今でも気に入っているテープのひとつである。


2001年睦月 ; 「Final TWILIGHT SECTION」 (110分テープ使用)

side A side B
1,トゥルース(4:18)T-スクエア 1,ニューヨーク・シティ・セレナーデ(3:54)クリストファー・クロス
2,バッド・ラヴ(5:14)エリック・クラプトン 2,オルウェイズ・オン・マイ・マインド(2:34)エルヴィス・プレスリー
3,噂(3:58)オリビア・ニュートンジョン 3,ベイビー・グランド(4:02)ビリー・ジョエル&レイ・チャールズ
4,愛のかげり(5:35)ボニー・タイラー 4,フォー・ユア・ラブ(4:00)グレン・フライ
5,ミス・ユー・ライク・クレイジー(3:54)ナタリー・コール 5,リトル・ウィング(5:04)スティング
6,すべてをあなたに(3:57)ホイットニー・ヒューストン 6,ウィズアウト・ユー(4:50)エア・サプライ
7,恋するデビー(3:44)デビー・ブーン 7,暖かさも一代きりなんて(2:57)松岡直也
8,荒野に消えた愛(3:37)ケニー・ロジャーズ&キム・カーンズ 8,ア・ラッチキー(4:15)佐藤準
9,愛に抱かれて(4:55)ライオネル・リッチー 9,ホワッツ・ニュー(5:32)ジョージ・ベンソン
10,ミッシング(4:17)久保田利伸 10,明日への道標<リプライズ>(2:58)クルセイダーズ
11,ユア・マイ・オンリー・シャイニン・スター(5:52)角松敏生 11,フェイスフル(3:53)シカゴ
12,ニューヨークの想い(5:50)加藤友信 12,レット・イット・ビー(4:02)ビートルズ
13,レイラ(4:46)エリック・クラプトン
14,エピローグ(1:35)エレクトリック・ライト・オーケストラ

21世紀最初のオススメとしてどのテープを紹介しようかと考え、悩んだ末に通算400本めのこのテープを選んだ。このテープはJR線完乗記念テープとして作ったのだが「TWILIGHT SECTION」シリーズの流れを汲み、旅の夕暮れ時に聴いて気持ちの良い曲ばかりを選んでいる。20世紀を代表するアーチスト、ビートルズをこれまた代表する一曲である「レット・イット・ビー」なんかも収録されていて、21世紀に残したい一本に相応しい。私の好みでは、A-4の仰々しい原題とアレンジの「愛のかげり」から、ナタリー・コール、ホイットニー・ヒューストンへの歌唱力のある女性ボーカリストの共演の流れがお気に入りである。また、B-5のスティングなどはバーボンのグラス片手に聴きたい名曲である。B-7〜10のインストゥルメンタルの曲の流れもナカナカ。でもやっぱり一番は上がり5曲で、これは前に紹介した「TWILIGT SECTION」(1996年12月のオススメ)の上がり3曲を意識して作っている。ま、とにかく21世紀も名曲が続々と生まれることを望んでいる・・・


旅と音楽のこころへ