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夢の列車がひた走る -Part2- Sep.1

 マリンメッセでは、ぎりぎり、というか、ちょっと危ない時間まで粘ったため、博多駅からタクシー。16時10分頃に着いたのだが、すでに、女子100MH予選の2組までが終わっていた。これは、後々響いた。

 午後は、男女400Mと100Mの各決勝が予定されるなど、いよいよクライマックスに近づきつつあるなー、という感じ。予選なし・決勝一発勝負の女子TJも注目種目である。LJと反対側のピットで行われるため、面倒な席の移動をしないで済むのは、結構なことである。(もっとも、遠いといえば遠い。テレコン付けんと、まともに撮れない)



女子100Mは、ドイツのメラニー=パシュケが制した。
それにしても、彼女だけ「いつものドイツナショナルチーム」のユニフォームなのは、なぜ??

この写真、フォーカシングがかなり甘いが、パシュケを撮るべきか、それともレバチェワを撮るか、悩んだ結果である。…やはり迷ってはいけません。


 パシュケは、かわいく見える時と、そうでない時があって、よくわからない。
少なくとも私のタイプではないと思うが(笑)、でもこの笑顔はかわいい(爆)。
 右は2位に入ったタヌー(GRE)。最近ギリシャ選手の活躍が結構目立つが、"1996Athen"を目標にした、強化の結果だろうか? だとすれば、2004年まで、その地位をキープできるか、大変興味深いところ。(もっとも、開催権を取る方が、難しいかも)




 三段跳を制したのは、シャルカ=カシュパルコワ(CZE)。記録は14M20であった。
 歴史の浅い女子三段跳では、これまで世界的にLJと掛け持ちする選手が多かったが、今回は日程の関係もあるのか、パビッチ(CRO)が3日続けて姿を見せていたぐらいであった。スペシャリスト化がすっかり進んだという印象。
 翌日の表彰式で「既に帰国の途についた」とアナウンスされ、観客を驚かせたカシュパルコワも、今や世界チャンピオンである。

 どうでもいいが、月刊陸上競技誌'95年10月号、TJのメダリストの写真に、間違えてLJの3人を載せたのはともかく、翌月号で訂正ぐらいはせんかあ〜。知らない人が間違って覚えたらどーするの?
 もっとも、ヴェルシニナ、ヤクロフスキ、ガルキナという、LJのメダリスト、本当に美人揃いであるなー、と感心する写真ではあったけれど。


 例によって、ロシア選手を取り上げる。
 タチアナ=マテャチョワ(346)とリュドミラ=ドゥプコワ(335)の2人が出場。…結果はそれぞれ、13M01・7位と13M87・2位。
2人とも、踏み切りを合わせるのにずいぶん苦労していた感じだった。





あと、4位に入ったフルソビッチ(UKR)。
ひときわ大柄で、目立つ存在だったが、10CMメダルに届かず。


 女子10000M。メンバーは9人だけ、と、きわめて寂しいものであった。
 個人的に、旧ソビエトから誰も出ない10000M、というのは、いささか興趣をそぐ。まあユニバーシアードでは食えないのは確かだし、30分以上走り続けるには、暑すぎる福岡の夏であるが…。



ミルカ=ミハイロワ(BUL:36)。記憶の限りでは、1992年の国際千葉駅伝で女子のアンカーだった選手。
髪を伸ばして、何だか余計に田舎のねえちゃん的な雰囲気(失礼!!!!)


 というわけで、ユリア=ネグラ(ROM:310)とカメリア=テクタ(ROM:315)の1-2フィニッシュは順当な結果といえよう。

 ネグラは、千葉クロスあたりで、何度も見ている選手。ゆえにここで余計なコメントをするのは控えておく。


客席から、こういうポーズを撮る機会はめったにないが、今回は完璧な場所で、ありがたかった。




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