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夢の列車がひた走る Sep.1

 さて、今夜は「お約束」の、「ドリームつばめ」の折り返しである。不思議に八代到着の10分ほど前に目が覚め、無事上りに乗り換え。2日前の経験から、八代での待ち合わせは避けた次第。
 ところで、この「ドリームつばめ」の783系について。改装工事の終了した編成と未施工の編成があるものの、これは夜乗ると、ほとんどその差に気づかない。それより、オーディオ設備の撤去痕が見苦しい。前の座席の背面に貼られた「ご案内」はそのままだし、不完全なカバーをしただけだから、座席によってはそれが外れていたりして、さらに見苦しい状態。個人的には、JR九州の各特急車は結構気に入っているが、メンテナンスにあまり気を使ってもらっていないのが、残念である。

 もはやおなじみになった、「ゆめのーれぇっしゃがーひたーはしーぃる」という目覚ましメロディに乗って、博多終着。九州ワイドだし、時間もあるし、で、小倉まで往復することにする。

 往路は「ぼろくて赤い特急」485系「にちりん」。特筆事項なし。小倉駅は大改造工事の最中で、落ち着かないことこの上ない。

 で、復路は例の883系「ソニックにちりん」。
 思っていたより、まともな車輌であった。何よりシートの作りがよく、あのヘッドレストも、機能上は申し分ない。配色がこうなったのは、あまりにも無機質な印象の車内になるのを避けるため…とは、乗ってみて初めて分かる。ただ、個人的には、単色でも良かったのでは、との思いはあるのだが。「ドリームつばめ」「ドリームにちりん」に使えば、案外受けるかも知れない、と思いつつ。

 ちなみに通勤客で小倉−博多間自由席はほぼ満席。隣の席のおやじさんは、大分から「福岡ドームを見に」ユニバーシアードの野球観戦に行くとか。
 博多からFUK経由で博多の森へ。FUKから博多の森へのバスは、毎度例のツポレフの横を通って行くのであった。

 今日は朝から晴れ上がり、暑いのなんの…午前中はこれといった注目種目もなく、スタンド裏に「避難」している時間も長かった。カメラだって下手に固定したりすると、熱くてさわれなくなるという状況であった。


Women's 100M Semi-Final

レバチェワ。
いかにもスプリンターらしい、美しい選手である。
無事、決勝進出を決める。まずはめでたい。






 準決勝2組は、大変であった。
2レーンがヴィノグラドワ(BLR)、5レーンにアニシモワ(RUS)、そして8レーンにプハ(UKR)が入り、「頼むから、もーちっとましなレーン組めよー」と思いながら、気合を入れて3人とも撮ったのが左の写真。2コマめと3コマめの間のフォーカスリングの移動量は相当あり、さすがにフレーミングにまでは気が回らなかった。
 が、ここまで撮っただけでも、ほめてやってくださいな。

Natalya Anisimova(RUS:331:Lane5)
Natalya Vinogradova(BLR:24:Lane2)
Irina Pukha(UKR:387:Lane8)

Pic of The Day
Natalya Vinogradova


 今日の昼休みは忙しい。マリンメッセのバレーボールは、本日3位決定戦と決勝戦で、ちょうどいい時間に女子の3位決定戦・ロシア対アメリカが予定されていたのである。まずは天神まで出て、そろそろ底をついてきたフィルムの買い出し。そして三たびマリンメッセへ。

 決勝戦がある、しかもそれに日本が絡んでいる割には、マリンメッセの客席には空席が目立った。もっとも、さすがに前の方は空いていない。撮影位置としては結構厳しい場所しか確保できなかったので、テレコンを付けて頑張ってみるが、やはりこうなるとフォーカシングは数段難しくなった。まあいつも最前列からさんにっぱで撮っているのも、実際、どーかとは思うが。ロシアのにいちゃん数名が国旗を振り回して場内一周、しきりにロシアコールを求めるなど、いつものナショナルチームの試合とはひと味違った雰囲気で、なかなか、良い。



その、本来のナショナルチームを見慣れた眼には、攻撃パターンは実に単調だし、動きにも格段の差を感じるものの、なかなか面白い試合だった。しかし、この前に行われた男子の試合がやたらと延びたおかげで、試合途中で博多の森に戻らざるを得なくなったのは、残念だった。(翌日の新聞を見ると、ちゃんと勝っていた。めでたし、めでたし)





To Be Continued...
Women's 100M Final
Women's TJ Final
Women's 10000M Final

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