四国霊場88ヶ所 2011/3/26-/



今回、四国八十八ヶ所霊場巡りに出ようと思った動機の1つは、役職定年を迎えてこれからどうしたらよいか自分探しの旅、収束しない原発事故で西日本も大きく汚染されたらと思い、かつて空海や龍馬が愛した美しい国土を死ぬまでに見ておきたいと、若い頃から四国八十八ヶ所の巡礼コースを歩いてみたかった事、他にもありますがすべて回り終えたときに書きたいと思います、自分には殆ど信仰心などは有りません。
四国八十八ヶ所の霊場巡りは、はっきり言って歩き遍路に限りますが、私は初めてということもあり、今回は車でのツアーに参加しました、定年を迎えたら歩き遍路に挑戦したいと思っています。
3/26 天気は晴れ 1-6番札所 (1回目)
朝7時の電車で倉敷へ、8時に出発するバスがすでに到着していた、バスの中は総勢30名程度、やはり年配の夫婦の姿が多い、私の様な一人での参加は少数だった。
車内で参拝の注意事項等を聞きながら(先達、XXさん)、バスは瀬戸大橋を経由して香川県から徳島県へ、板野ICから1番札所へ。
10時頃に1番札所「霊山寺」の山門前に着いた、思っていたよりも余り大きなお寺ではなかった。無事にこれから八十八ヶ所を全部周り終われるように祈願。

3番札所の「金泉寺」、2番札所は混雑していてバスが駐車できなかったためお昼から再訪問することになった。伝説の「黄金井」があり、覗いて自分の顔がはっきり映っていると長生きすると言う、顔がはっきり映っていて少し安心。

4番札所の「大日寺」、

食事をして、5番札所の「地蔵寺」、

6番札所の「安楽寺」、

2番札所の「極楽寺」、2時半前に到着(ここには、丸い金剛杖を販売しているらしい)。「抱き地蔵」に願をかけて持ち上げる。良い願い事なら地蔵は軽く、悪ければ重く感じるそうだ。

比較的スムーズに参拝できた為、予定よりも1時間近く早く倉敷へ到着することが出来た、見ること、することすべてが初めての体験で色々勉強になることも多かった。 参拝作法の注意事項

1.霊場へ入ったら、手を洗う(左、右)、口をすすぎ(左手に水を)、柄杓を洗う
2.札所に着いたら境内に入る前、出るときに山門で一礼をする
3.線香は真ん中から、蝋燭の火は他人からは貰わない
4.蝋燭立が一杯のときは立てなくて良い
5.左側通行
6.線香は3本


5/28 天気は雨 7-11番札所(2回目)
前回同様朝7時の電車で倉敷へ、8時に出発するバスが岡山から到着、バスの中は総勢43名、やはり年配の夫婦の姿が多い、私の様な一人での参加は今回も少数だった。今日は11番から7番へ逆打ち
車内で前回同様参拝の注意事項等を聞きながら(先達、Yさん)、バスは瀬戸大橋を経由して香川県から徳島県へ、白鳥大内ICから11番札所。
10時前に11番札所「藤井寺」の山門前に着いた。本堂には、弘法大師が刻まれたと伝えるご本尊の薬師如来が奉安されている。次の12番札所への歩き遍路はかなり大変そう(1日かかる)。

10番札所の「切幡寺」、山麓から中腹の本堂まで約800メートル、333段の石段は苦痛

食事をして9番札所の「法輪寺」、寺の前のお店の「草もち」は美味しい。

8番札所の「熊谷寺」、

7番札所の「十楽寺」、こちらの宿坊は設備がすごいらしい

17時30分無事倉敷へ。2回目ということもあり、少し落ち着いて色々な動作が出来た。 参拝作法の注意事項

1.お賽銭のお金は洗っておく
2.お賽銭は投げない
3.団体がお経を読んでいるときは、鐘は鳴らさない(参拝後、帰りには絶対打たない)
4.行きと帰りの道が違うときは、違う道から帰るほうが良い
5.金剛杖について(名前の記載、橋の上は使わない、使った後の件)
6.輪袈裟(縫い目が下)
7.菅笠(同行二人が後ろ側)
8.納経帖には新聞紙を挟まない
9.祈願は真ん中で行わない、中心をはさんで左右どちらか

6/17 天気は曇り 12-16番札所(3回目)
前日からの天気を気にしながら前回同様朝7時の電車で倉敷へ、8時に出発するバスが岡山から到着、バスの中は総勢45名、本日も年配の夫婦の姿が多い、私の様な一人での参加は今回も少数だった。今日は12番から16番へ
車内で前回同様参拝の注意事項等を聞きながら(先達、Oさん)、バスは瀬戸大橋を経由して香川県から徳島県へ、板野ICから吉野川を渡って12番札所へ。現在自動車通が山上まで開通し、苦行せずして参拝できるようになった。
10時半前に12番札所「焼山寺」の下の駐車場に着く、バスからマイクロバスに乗り換えて上の駐車場へ、そこから歩きで5分程度で山門前に着いた。霧の中、大きな杉の木に囲まれた本堂、ここへ歩き遍路で到達するのは至難の業だと感じた。参道途中に四国遍路の元祖といわれる衛門三郎最期の遺跡上、杖杉庵を見る。

山下の駐車場で食事、お土産を購入して、13番札所の「大日寺」、鮎喰川沿いに下って1時間。

14番札所の「常楽寺」、境内は「流水岩の庭」と言われていますが、かなり酷い状態になっています。伝説のアララギの巨木が枝を境内いっぱいに広げている。幹の股に、小さな地蔵さんが祀ってある。(アララギはイチイ(一位)の木としても知られる常緑高木)

15番札所の「国分寺」、常楽寺から歩き遍路を体験、こちらには下の病気にならないお札が購入できる

16番札所の「観音寺」、こちらには子供の夜泣きに良いお地蔵さんがある(最近はお年寄りの快眠にも)、襟にお経を書いてくれる(有料 1500円、88ヶ所でここだけ)。

平日ということもあり他の団体さん1組で順調に参拝、17時30分無事倉敷へ。天気を気にしていたが、雨にあわずに良いお参りができた。次は、7月に1泊2日でいよいよ高知に入る。

8/4 天気は晴れ 17-20番札所(5回目)
台風9号の動きを心配していたが西へコースを変えて一安心、いつもの電車で倉敷へ、8時に出発するバスが岡山から到着、バスの中は総勢44名、本日も年配の夫婦、年配のグループの姿が多い、今日は徳島の17番から20番へ
車内で前回同様参拝の注意事項等(先達、Oさん、2回目だが前回を思い出せない)を聞きながら、バスは瀬戸大橋を経由して香川県から徳島県へ、板野ICから吉野川を渡って10時に17番札所へ到着。
17番札所の「井戸寺」、

18番札所の「恩山寺」、

19番札所の「立江寺」、門の左のお店で有名な「薄皮もち」を購入。お昼を食べて次へ。

20番札所の「鶴林寺」、阿波の最大の難所の一つで、標高約五百bの山頂にある、対向車が来ると大変、道中着へスタンプを押していただく。

鳴門橋

真夏の平日ということもあり他の団体さん無しで順調に参拝、15時30分に鳴門へ休憩に寄って18時40分無事倉敷へ。
10/20 天気は晴れ 21-23番札所(7回目)
いつもの電車で倉敷へ、8時に出発するバスが岡山から到着、バスの中は総勢40名、本日も参拝構成は前回同様、今日は徳島最後の21番から23番へ
車内で前回同様参拝の注意事項等(先達、Tさん、年齢は30台半ば若い)を聞きながら、バスは香川県から徳島県へ、板野ICから徳島道を1区間走って徳島ICで降りて市内を走り吉野川を渡って11時にロープーウェイの乗り場に到着、100人乗りのロープーウェイ(スイス製らしい)に乗り(10分の空中散歩)21番札所へ到着、こちらも歩きだと大変だ。
21番札所の「太龍寺」、ロープーウェイから鶴林寺も見える。参拝後、昼食。

22番札所の「平等寺」、万病にきく「弘法の霊水」を頂いて帰る。

23番札所の「薬王寺」、厄除けで有名なお寺、申年のお守りを購入。本堂右の瑜祗塔へ六十一段の還暦の坂を登り、塔からは美しい町並や海岸を望む。15時30分、無事本日の参拝は終了

平日ということもあり他の団体さん無しで順調に参拝、18時40分無事倉敷へ。
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