ロンドン観光3日目

 さて、3日日のメインは、世界最大規模を誇る大英博物館見学である。その前に、ひとつ、非常に感動した出来事が繰り広げられた。それは、国際FAXに成功したということである。私の友人O君とは、日本を立つ前から、FAXを利用して、様々な情報交換を行ってきたのであるが、日本のO君の家のFAXと、時差8時間(夏時間)のロンドンのFAX送信代行店のFAXとの間で、私が書いた文書が、即座に送受信できたことは、願ってもみなかったことである。このようなことも、現在では可能なのだなあと、科学技術の進歩にはつくづく驚かされた。この出来事は、私にとって本当にうれしく、感動的であった。
 徒歩数分で、世界最大の博物館である大英博物館に到着した。大英博物館ここには、様々な品々があると言われているが、 丹念に注意深く見学すると、1日以上かかってしまうようなので、さーっと見て回った。本物のミイラがあったり、パピルスがあったり、また、エジプト時代の彫刻があったりと、数限りなく展示してあり、とても勉強になった。大英博物館内今度来るときは、十分に時間を確保して、見学したいものである。
 次に、公文書館を訪ねようとしたのだが、行く途中で、今日は、「バンクホリデー」ということを思い出した。というこは、公文書館は国立だから、祝日閉館だろうと思い、ガイドブックを開いてみると、やはり、祝日閉館と書かれていた。本物のマグナカルタ(大憲章)を見られると思っていたのだが・・・。非常に残念であった。
 しかし、今日は、ロンドンの名物、赤い2階建バスに乗ることができた。ダブルデッカーこの2階建バスは、英国では、「ダブルデッカー」と呼ばれている。早速、2階にのぼり、ロンドンの町並を満喫した。高い位置から眺めるというのは、とても気分がよい。すぐに、次の目的地である有名デパート、ハロッズがある、ナイツブリッジに到着した。
 ハロッズは、ロンドンを代表するデパートで、日本でもかなり有名であるようだ。デパート館内は、モダンな雰囲気が漂っていて、感じがよい。食品売場では、すし屋を見かけた。結構、たくさんの人がカウンターに座って、すしを味わっていた。ロンドンでも、すしは人気があるのだなあと思われ、日本人の私は、少し嬉しくなった。ハロッズでは、お土産のための紅茶を大量に購入した。日本に帰ってきてから、家で飲んでみると、これが何とも美味しい。風味が心地よいのである。やはり、本場のイギリスの紅茶は違うなあと感じた。
(次は、いよいよユーロスター乗車編)


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