(その5・ローマ・ヴァチカン編)
3月27日(月)
今日はヴァチカン市国とローマの見学です。
外国旅行などめったにしない私ですが、ローマは2回目の訪問なのです。
19XX年、10月、新婚旅行で立ち寄りました。
懐かしの地(?)という訳です。
子どもたちと再び来るとは思いもよりませんでした。
ホテルを出発して、まずヴァチカン市国へ。 今年はキリスト生誕2000年祭でしかも25年または
50年に一度の大赦の年、25年に一度しか開けられない「聖なる扉」を通って、サン・ピエトロ大聖堂へ。
ここの門をくぐると、今までのすべての罪が帳消しになるのだとか。
罪深い私は、やったね(^-^)v、です。
後で写真の何枚かをお見せしますが、やはり世界最大のカトリック教会。
建物、絵画、彫刻、どれをとっても壮大で、歴史の偉大さを感じました。
日本の日本テレビの好意で修復がなされたそうです。
私のような物見遊山の観光客に混じって、懺悔をしている人たちを何人も見ました。
ヴァチカン市国といえば、スイスの衛兵さんが有名です。
前回行った時は、ツーショットで写真を撮らせてくれたのですが、今回は
だめ、と断られてしまいました。残念。
ヴァチカン市国とイタリアとの国境は道にひかれた黄色い線。
なんかおかしな感じですね。
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回廊 372本のドーリア式円柱、 屋根には140体の聖人像 |
聖なる扉 今までの罪が帳消しに |
中心 「告白」という名の祭壇 |
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ミケランジェロのサインが 入った唯一の作品 |
国境 黄色い線が引いてあるだけ |
交代の儀式 |
昼食後、ローマ市内観光に。
と言っても、バスを降りたのはコロッセオとトレヴィの泉のみ。
後はバスの窓からローマの雰囲気を見るにとどまりました。
時間的な問題もあり、中には入らず外から眺めただけでしたが、やはりローマ時代の代表的な遺跡。
雄大さを感じました。
でも私はここで見ることができてうれしかったのは水道。
世界史の教科書に必ず出てくるローマ時代の水道。
実物を見て、こちらの方に感激してしまいました。
コロッセオを後にして、ローマの休日で有名なトレヴィの泉へ。
バスの乗り入れができないので、ちょっと歩きましたが、
細い道を歩いて来て目の前に見えたトレヴィの泉は、やはり絵になる景色です。
コインを後ろ向きに投げると、再びローマに来られるとのこと、
確かに私も再度訪れることができました。
また投げちゃったので、三度ローマに来られるのかな?
すぐ側に、サッカーグッズを売っているお店があり、カズサマが中田のTシャツを買いました。
これが後々福(?)を呼ぶことに・・・。
ホテルに一度戻り、夜、カンツォーネの夕べに出発。
あまり美味しくない料理(レストランの方、ゴメンネ!)を食べながら、
カンツォーネを楽しませて頂きました。
日本の歌というと、相変わらず「瀬戸の花嫁」を歌ってくれます。
この歌、カンツォーネっぽいのでしょうか?
しかし、歌手の大柄な女性、手に千円札を握りしめながら歌うんですよ。
なんか、興ざめしてしまいました。
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紀元80年頃に完成した 円形劇場 |
コロッセオのすぐ側に ありました。 |
女性の左手にご注目! |
私たちが今日、明日宿泊するパルコ・ティレノホテルは、キッチン付きで寝室と居間が別々。
とても広くゆったりできるのですが、照明がやや暗いのが欠点でした。
今度こそ良いホテルかと思いきや、バスルームを見たら、シャンプーの使い古しがバスタブの横に
置いてあるではありませんか!!掃除してないのぉ???
カンツォーネの夕べからホテルに帰ってきたのが夜の9時頃だったのですが、
何かホテルがざわざわしているのです。どうしたのかな、と思ったら、な、なんと、泥棒が入ったのです!!
同じツァーのご家族の部屋で、お嬢さんのリュックサックが盗まれたそうです。
どうして鍵のかかっている部屋に入れるのでしょうか。
私も含めて、他の人には被害はありませんでした。
さて、お風呂に入ろうと思ったら、バスマットがありません。
フロントに「バスマットがないので、バスマットを下さい。」と片言の英語で言ったのですが、
「バスマットって何?」との答え。
必死のジェスチャーと拙い英語でやっと通じて、ボーイさんがバスマットを持ってきてくれました。
イタリアではバスマットのことを「ペテーラ」と言うらしいです。