七月☆子のミレニアムイタリア紀行

(その4・フィレンツェ編)

3月26日(土)

 ヨーロッパは今日0:00よりサマータイム。

時計の針を1時間進めなくてはなりません。

日本にはサマータイムというものがないので、いい経験をしました。

サマータイムなどといってもピンときませんでしたが、実際に経験してみて

時間が有効に使える制度だと思いました。

たとえば仕事の終わる夕方の5時。本当だったら4時ですので、まだお昼のような感じです。

省エネ問題とは別に、アフター5がより楽しくなりそうな気がします。

ただサマータイムを日本で実行するとなると2000年問題の時以上の経費や労力が

かかるとの事、財政再建中の日本ではちょっとデメリットの方が大きいような気がしますね。

 今日はフィレンツェ。フィレンツェといえば、ルネサンスの絵画。

教科書や美術書で見た絵を実際に見ることができると思うだけでうきうきしてきます。

 私たちが行ったのはウフィッツィ美術館。メディチ家の膨大なコレクションを展示したのが

美術館のはじまりだそうです。

朝7時半頃にホテルを出発、10時前には美術館に着いたのですが、

もう美術館のまわりは人、人、人。

団体予約がしてあるので、ちょっと待っただけで入場することができましたが、

予約なしで来た人は、いつ入れるか解らないくらい待たねばならないそうです。

ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」「春」、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」

ミケランジェロの「聖家族」、ラファエロの「ひわの聖母」、

ティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」などなど本物に触れて、もう感激でした。

botticelli1 botticelli2 vinci
ヴィーナスの誕生

ボッティチェリ

ボッティチェリ
受胎告知

レオナルド・
ダ・ヴィンチ

michelangelo raffaello tiziano
聖家族

ミケランジェロ
ひわの聖母

ラファエロ
ウルビーノのヴィーナス

ティツィアーノ

(写真をクリックすると大きい画像が楽しめます。)

 その後、ドゥオモ、ヴェッキオ宮殿、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会を見学し、

夕方まで自由行動。買い物を中心に、フィレンツェの街を楽しみました。

ドゥオモ前やシニョーリア広場には観光客目当ての馬車がいるのですが、

私とキトリ、な、なんと馬の糞を踏んでしまったのです!ショッ〜ク!!

ホテルに戻り、一番に部屋のビデで靴を洗いました。

ホテルの皆さん、ごめんなさい。m(_ _)m

 今日のホテル、アレキサンダーホテルというのですが、名前の通り

今までで一番良いホテルでした。

ロビーにはパソコンが一台置いてあり、インターネットができるようになっていました。

クレジットカードの番号を打ち込むと繋がるのですが、日本のページはおそらく文字化けを

するであろうので、残念だったのですがやめることにしました。

uffizi giotto duomo_f
ウフィッツィ美術館
ジョットの鐘楼

高さ84m
後ろの赤っぽい
屋根がクーポラ
サンタ・マリア・デル・
フィオーレ大聖堂の
クーポラ内部

16世紀ヴァアザーリら
による「最後の審判」

(写真をクリックすると大きい画像が楽しめます。)

(次回につづく・・・次回はローマ編で〜す。)

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