後記    

 頂上で思った事

  頂上には様々な人がいました。外国から来られている方も沢山おられ、さすが日本一の山だと
  改めて感心しました。
  装備についてもバラバラで、「ヒマラヤにでも登るのか」?といった重装備の一団がいると思
  えば、「ちょっと海で泳いできま〜す」風のタンクトップ&半ズボン&ビーチサンダルの若
  者たち…。これらの軍団が交錯する頂上というのは富士山ならではなのでしょうね。

 日程

  今回、何とか頂上に着く事は出来ましたが、
  日程の都合上日帰り登山、下山後即出発で姫路へ戻る…と言う強行軍になり
  息子には少し可哀想だったかなと。
  昨年同様に下山後温泉に入りのんびりと周遊…と思っていたみたいだったので。

 サプリメント他

  今回の挑戦に際して、色々なサプリメント他のアイテムを使用しました。
  まず、鉄分不足の息子はその薬の他にアミノ酸系のサプリ、そして、私は「食べる酸素」をポ
  リポリとかじり、飲み物もアミノ酸系の飲料を持っていきました。また、鼻に貼って鼻腔を拡
  げ、酸素の取り込みを多くするシール…等々。
  でも、結局どれが効いたのか分からなくなってしまいました。
  勿論携帯酸素ボンベも昨年の余りを持っていきました。

 呼吸法

  普段歩く時からやっているのですが、吸う時よりも吐く時に気をつけ、最後まで吐ききるよう
  に心がけました。昨年もやってはいたのですが…
  昨年は酸素が全然肺に入ってくる感じがしなかったのですが、今年は深呼吸すれば酸素が隅々
  まで行き渡る感じだったので、少しは役だったのだと思います。

 下山時 

  下山時は膝に来ないよう慎重に降りていきました。
  懐中電灯を持っており暗くなっても安心だったのでペースを守りながら降りていきました。
  ヤッコちゃんは電灯を持っていなかったので、降りるにつれて元気になっていく息子を託し、
  先に降りていってもらう事にしました。
  結果的には30分も変わらなかったようですが、私が6合に着いた頃にはもうすっかり暗くなっ
  ていたので正しい選択だったと思います。

 懐中電灯

  暗くなってからの事ですが、懐中電灯を持たずに降りてくる人が非常に多い事に驚きました。
  私の後を着いてこられるのですが、照射範囲が狭いためこちらの方が怖くなってしまいました。

  また、真っ暗闇の中を明かりも点けずに猛スピードで下っていく人もいました。
  慣れている人なのかどうか分かりませんが、明かりを頼りにゆっくりとしか動けない私には信じ
  られない光景でありました。

 携帯電話

  「登頂に成功したらみんなにメール送る」と言っていたのですが、
  頂上ではiモードは使えず、電話自体も殆ど通じませんでした。
  で、案の定みんなは「今年も失敗か!」と思っていたそうです。
  auやJ−Phoneの人は悠々話しておられたので悔しかったです。

 ゴミ 

  下山中に気付いたのですが、登山道脇にペットボトルやその他のゴミが散乱している所が数カ所
  ありました。一番多く感じたのは5〜6合の間でした。誰かが一つ捨てると「俺も」「私も」と
  ゴミがゴミを呼ぶのでしょうね。これだけ富士浄化が叫ばれているのに…とがっかりです。

 18年ぶり… 

  実は前回の失敗以来5月頃までは、ほぼ毎晩約6キロの道を歩いていたのですが
  6、7月と決行日が近づくにつれさぼる日が多くなりました。
  で、少々不安があったのですが何とか登れて一安心です。

  …さぼる事が多くなった理由は…そうです、今年18年ぶりに優勝しそうな
  我が阪神タイガースの中継を見るために…です。
  昨年ウォーキングを開始した頃既にタイガースは奈落を転げ落ちていたので
  結果を見るだけで終わっておりました。

  ラジオまで買ったのですが、どうしても中継が見たくて…反省しております。
  

昨年引き返したこの看板が大笑いするほど
下の位置にあった事がよく分かりました。
登り時通り過ぎる時にかなり恥ずかしかったです。

何事にも準備とか予備知識を得る事の大切さを、
実感する事の出来た1年間でした。
 

 感謝 

  今回成功出来たのもヤッコちゃんが付き合ってくれた御陰と感謝しております。

  それと、参考にさせて頂いたサイト「あっぱれ富士登山」「後悔しない富士登山」さんにも感謝いたします。
  私も皆さんの参考になるような情報を随時追加していければいいなと思っています。
  
 ☆次回は日程にもっと余裕を持って計画し、また日本一の富士山に登りたいと思っています。    

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