マフラーパイプ外れました〜まぁお約束か(笑)

 思えばそれは犬キャラ号が最初の車検から帰ってきたときからその兆候はありました。何となくエンジンの振動が大きくなっていたように感じていたんです。しかし、その時は「振動の少ない国産の代車から乗り換えたせいだろう」と深く考えませんでした。

 ハッキリとした症状が現れたのはそれから約一ヶ月後のフィアット・フェスタからの帰り。途中、一休みしようと本屋か何かの駐車場に入ったとき、突然カラカラというかキュリキュリというか、そんな薄い金属がこすれあうような音が周りに響きわたりました(そこはビルに囲まれているところだったんです)。発生源は明らかに下回りでしたが、その時は「また例によってマフラー遮熱板の変形か」とあまり気にとめていませんでした。これの修理代は工賃のみで3,000円と、全く大したことのないトラブルですから。

 ところがその半月後、ステアリングの違和感対策の相談ため、アレーゼ・モデナ和歌山さんを訪ねた帰りに、突然「ぶおぉ〜」と野太い音が響きわたり、やっと自体の深刻さに気が付きました。排気系本体のトラブルだったわけです。帰ってから下回りを覗いてみると驚きました。丁度リアシートの足下辺りにあるサブマフラーとエキゾースト・パイプの繋ぎ目の溶接が腐って完全に外れているではないですか(写真参照)。試しに手で持って動かしてみたらゴソッと中身が出てきて慌てて元に戻してみたりして(笑)。


 ということで、前述の違和感対策実施の時にとりあえず見積もりをお願いしました。・・・が、それ以降全く音沙汰が無く、私も忙しくて2週間後に催促の電話を掛けた所、忘れられてたみたいです(^^;)。で、その時に大体の値段を聞いて、パーツの発注をお願いし、次の週の6/17には入荷したという連絡が来ました。それで週末の6/20にモデナさんへ修理に出しました。

 触媒の後端からメインマフラーの前までの部分で、エキゾースト・パイプとサブマフラーが一体になったセンターマフラーと呼ばれている部品を丸ごと交換するのですが、基本的にはボルトオンですから、交換作業はそれこそお茶を飲む間に済んでしまいます(って言われたんだけど、お茶は出なかったぞ(^^;))。費用は以下の通り。

部品代

27,500

工賃

7,000

消費税

1,725

合計

¥36,225



 交換後は当たり前ですが「パンダってこんなに静かだったんだ」と思うほど静かになりました。7〜80年代生まれの欧州製小型車としては異例にアイドリングの静かだったのを思い出しましたね。低速トルクの感じもやっぱり排気抜けしていると悪くなっていたみたいで、高いギアでもスムーズに走る感じが嬉しいです(^^)。

 しかし、作業後モデナの人に「メインマフラーもカサカサと音がしてましたから、そろそろ交換時期が近づいていますよ」などと言われました(^^;)。でも、こちらの方は仕方のないことなのですけどね。もともと、パンダのマフラーは湿度の高い日本での耐久性に問題があり、普通でもせいぜい5〜7年位しか持たないものですから(だから中古のパンダ買ったら覚悟しておいて下さいね(^^;))。あと1年くらいは持ってもらわないと困るけど・・・。


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