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「ばばへらアイス」


秋田の夏の風物詩のひとつに「ばばへらアイス」がある。夏になると、県内の主要道路沿いや各種イベント会場などでは、大きなパラソルの下、おばさんがアイスを売っている。これを「ばばへらアイス」という。「ばば」は秋田の言葉で年配の女性のこと。婆のことではない。(実際は年齢は高いが)「ばばへらアイス」というのは「ばばがへらで盛ってくれるアイス売り」のことなのである。アイス自体も、ソフトクリームとシャーベットの中間のという感じのさっぱり系。ずいぶん前からあったもので、売り手によって、「ヤンへら」、「ギャルへら」、「あねへら」などと呼ばれることも。秋田県以外にも、同様なアイス売りがあり、高知や沖縄では「アイスクリン」と言われている。 秋田が、「着倒れ、食い倒れ」と言われたのは関西とのつながりに加え、秋田の人は贅沢、つまり消費志向が高いことを示しているのである。実際、秋田市はメロンなど日本一食べるところ。そのうえ、秋田の人は関西の影響もあって好奇心旺盛で流行にも敏感で、衝動買いが多いのも特徴。ばばへらアイスのパラソルを見かけると、思わず買ってしまう。だから、ばばへらアイスが定着したのだろう。

    

横手やきそば


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秋田県横手市周辺で販売されているソース焼きそば。一般の焼きそばと違うのは麺が太いゆで麺のストレートの角麺、具は豚挽肉とキャベツに目玉焼き、柔らかくしんなりとしていて福神漬けを添えるのが特徴だ。1950年頃にデビューし、その後、駄菓子屋などでも売られるようになった。また、当時はやきそば以外の外食として「ラーメン」なども市内で出まわっていたが、やきそばに比べ単価が高いことなどもあり(当時焼きそばの並が10〜15円の頃、ラーメンは45〜50円ほどだったそうだ)これが横手にやきそばを根付かせる要因になったと思われる。横手市では町おこしとして、この横手焼きそばを取り上げ、2001年には市内の焼きそば店が中心となって「横手やきそば暖簾会」を設立して、活動中。(横手焼きそば研究会のホームページより)秋田県人は好奇心旺盛で流行に敏感。衝動買いの多い気質も、横手焼きそばの人気の高さにつながっていると考えられる。

        
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