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「ほうとう」

      
名将武田信玄が愛した味 甲州名物甲州名物 ほうとう純生 みそ付き(2〜3人前)半生麺 レシ...


ほうとうは、山梨県を中心とした地域で作られる郷土料理。基本的には、平打ちの麺を野菜の多い味噌仕立ての汁で煮込んだ麺料理。カボチャやじゃが芋、里芋、白菜、ねぎ、ごぼう、にんじん、しいたけ等の、植物繊維が豊富に含まれている。唐宋時代の「不托・不餅(プートー)」が日本に入ってきて「ほうとう」として広まったが、平安時代末期に登場したうどんに追われて山梨県などの山間部に残ったといわれる。(「山梨百科事典」山梨日日新聞社)少なくとも、ほうとうは、煮込みうどんより歴史が古く、戦国時代に陣中で大きな鍋を用いて大量に作って食べたと言われている。武田信玄由来説は疑わしいが、陣中食として食べたのは間違いないだろう。安くておいしくて、体にもよく、調理も簡単で、隣近所と張り合うこともない、ほうとうは、経済感覚の鋭い山梨県人にとってもってこいの食べ物なのだ。

「甲府鳥もつ煮」


甲府鳥もつ煮は、山梨県で食べられている、トリのモツを砂糖と醤油で照り煮したもの。 水分が少なく、照り焼きに近い。鳥もつのうち、主に砂肝、ハツ、レバー、キンカンを使用。地元では、蕎麦屋、ほうとう屋などの定番メニューであり、たんに「鳥もつ煮」と呼ばれている。2010年の「第5回B-1グランプリ」で、ゴールドグランプリを獲得した。 戦後まもない昭和25年(1950 年)頃に、「鳥のもつが捨てられていてもったいない」からと考案されたと言われている。

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