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横浜「サンマーメン」


横浜発祥と言われるラーメン。肉と野菜、もやしをあんかけにしたラーメン。漢字で書くと生馬麺、生碼麺、三碼麺、等。諸説あるが、生(サン)は新鮮な野菜のシャキシャキとした食感の意。馬(マー)は麺の上に乗せることをさすと言われる。三種類の具を使ったから、という説もある。(新横浜ラーメン博物館:ラーメン知識学「ラーメン辞典」より) 発祥は横浜中華街の聘珍楼とも、伊勢佐木町の玉泉亭ともいわれており、その後、中華街や伊勢佐木町だけではなく、市内の町中にある中華料理店などのメニューにもなったため、横浜市民としては馴染みの麺になっていった。新しいもの好きの横浜人にとってピッタリのものだが、プライドが高い人たちだけに、サンマーメンの市外流出を苦々しく思っている人も少なくない。

横浜「シウマイ弁当」

1920年代半ば、「崎陽軒の名物を考え出さねば」と考えた野並茂吉社長(当時)は、そのヒントを求めて横浜の南京街(現在の中華街)を食べ歩いた。そして、ほとんどの店で“つきだし”にシウマイが出されていることに気づいたのである。「味は日本人の好みに合っているし、南京街のどこでも食すことができる――これは横浜の名物になる!」と直感した野並社長は、さっそく“横浜風シウマイ”の開発に取りかかった。しかし、蒸した状態でおいしいシウマイも、冷めた状態で食べるとそのおいしさが半減してしまうのである。中略 シウマイをベースとした新製品の開発がスタートして一年、ついに“冷めてもおいしいシウマイ”を完成させた。さらに、揺れる列車の中でも食べやすいように、大きさを1口サイズにするなどの工夫を凝らした。こうして、ヨコハマ名物“崎陽軒のシウマイ”が誕生したのである。崎陽軒は、銀座の街角で煙草のキャンペーンをしていたピース娘をヒントに、1950年、横浜駅ホームに「シウマイ娘」を登場させた。雨の日も風の日も晴れやかなコスチュームにたすきをかけ、20個入りのシウマイが入ったかごをさげてシウマイを売り歩くシウマイ娘はアッという間に"横浜の名物"として定着し、連日さまざまなメディアで取り上げられるほど一世を風靡した。(崎陽軒のホームページより)新しいもの好きの横浜人だからこそ出来たシウマイ弁当。リーズナブルな価格で未だ人気の弁当。私自身も年に3〜4回食べている。米の専門家も「この価格で、このご飯は!」と絶賛するほど。

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