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1
さんのよん☆ライフ |
みんないい顔しているね 僕の髪はボサボサだけど
その笑顔に嘘なんてない というより悲しい顔ができなかった
僕が開いてる1ページ 別名『動物園』の記録
そこに映ってる青春 目を閉じて思い出す
4組っていうのはきまって 日が当たらずトイレの前
しかも社会の先生 このクラスだけ怖い人
提出物の完成度 4クラス中堂々4位
だけどテストの点だけは 全校で1位だったね
休み時間の教室 一気に球場へ変わり
ぞうきんのボール ホコリまき散らし
ほうきはそれを 気持ちよくたたく
白い歯がまぶしいバッター
だけどぞうきん 道路の真ん中
怒られて 騒いで 怒られて
でも それも別に良いなって
気づいた日 また怒られた
今までよい子でいた僕
それだけじゃ つまんないって
大人を 少年にしてくれた
バカやろう ありがとう
ほめられて 黙って ほめられて
そんな日常 アホだろうって
愚痴った日 やった怒られた
今まで普通でいた僕
それだけじゃ 肩こるって
大人を 少年にしてくれた
バカやろう ありがとう
少年を 幼稚にしてくれた
ありがとう バカやろう!!
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2
TRUE OR FALSE |
平らな 真っ白い生地に
チーズをのせて
トマトをのせて
バジルをのせて
サラミをのせて
ほどよく こんがり焼いたなら
あなたは必ず 喜ぶでしょう
平らな 真っ白い生地に
お肉をのせて
ネギをのせて
筍のせて
キノコをのせて
包んでふんわり 蒸したなら
あなたはほんのり 笑うでしょう
平らな 真っ白い生地に
泥をのせて
火薬をのせて
薬をのせて
ドブをのせて
無理矢理口に 入れられたなら
あなたは当然 悲しむでしょう
当たり前な 汚いこと
自分は絶対 やってない
その言葉に 何人の人が騙されたと思っているの?
100lの人間はいない
でも せめて
80lの人間になってみなよ
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3
新しい過去 |
今まで知らなかったよ
あたしの顔 ちゃんと見ててくれてたなんて
寝てるあたしを見て 笑ってくれてたなんて
あたしを 好きだったなんて
手にタバコをとり
口からもくもく出る煙
白い先が 赤くなったり
灰になって 下に落ちたり
ホタル族って 言われる意味
そこで初めてわかったんだ
あたしは そんなこと覚えてないし
赤ん坊だったから 理解できなかった
今残る ビデオテープで
あなたのこと 繰り返し見るの
体が小さいんだね
あたしに遺伝しているよ
ちょこちょこ動き回るんだね
兄ちゃんに遺伝してるよ
なんで 星になっちゃったのかな
おじいちゃん
あたしはあなたの声を知らない
しわの数も
手のぬくもりも
だから 今まで関係ないみたいに
あなたを深く知ろうとしなかった
家族が あなたの話をしても
車の窓の外を見てただけ
どこかで あたしを見てるでしょ
そんな軽い気持ちだった
だって あたしを愛してたなんて
誰も言ってなかったもの
映像の中のおじいちゃん
あたしは 懐かしむことができない
過去の記録は 新しい現実
だから人生って 面白い
初めて あなたの姿を見て
号泣した 冬の夜
あたしは 絶対忘れない
心に咲く 一輪の花
それが あなたなのだから
今 あたしは走ってる
本当はね 甘えたいの
肩たたきして ほめられたいの
でも そんなこと描いてると
涙が止まんないからさ
おじいちゃん 笑ってて
おじいちゃん 泣いちゃだめ
おじいちゃん 怒ってもだめだよ
あたしは おじいちゃんを胸に
今日も一歩 歩いていく
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4
秋 |
秋晴れの空が まだ青くて
見える景色も なんとなくぼやけている
顔にあたる風
顔をよける風
制服を抜けてしみる風
みんなみんな おはようさん
ざくっときれいに刈られた稲は
今 何をしてるのだろう
君が置いていった 力の部分
まだ 根気よく背伸びしてる
そういえば 雨がしきりに騒ぐ頃
同じようにはしゃいでた あの蛙は今何処へ?
もう一度 見せておくれよ
君の綺麗な 大花火
秋はこんなに冷たくて
悲しくて
むなしくて
でも それを想ってくれる
みんなの気持ちが あったかくって
だから 忘れないでほしい
秋は 笑顔のこぼれる季節
たとえ 自覚がなくっても
僕は きちんと知っている
君の心にある種から
緑色の 小さな命が
恥ずかしそうに こっちを向いて
「こんにちは」 って言ってるのを
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5
初めての恋 |
・・・・・。・・・・・。
僕の高鳴る心臓をよそに 君はどんどん話しかけてくる
うれしいよ そりゃもちろん
でもね ちょっぴり怖いんだよ
僕の初めての あまい気持ち
君はわかってくれるかな
「何してんの? つまんねーなぁ。
ねぇ、お願いだから 笑ってよ♪」
僕の歯がゆい気持ちをよそに 君はどんどん話しかけてくる
笑いたいよ そりゃもちろん
でもね ちょっぴり泣きたいんだよ
僕の初めての 不安な気持ち
君はわかってくれるかな
「ねぇ、うちのコト どう思ってんの?」
僕のちっちゃい根性をよそに 君はどんどん話しかけてくる
スパッと言いたいよ そりゃもちろん
あの富士山みたいに 堂々と
なおかつちょっと 恥じらいを抱え
でっかい声で お腹から
元気を出して 叫びたい
「君がスキだ」って 叫びたい
でもね ずーっといつまでも だまっていたいんだよ
僕の初めての 君への想い
届いてくれるといいのにな
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