教師(*ねがい,・援助) | 幼児の姿 |
・不安を見せたり恥ずかしがったりする幼児には 安心できるように援助する。 |
<弘西幼稚園の友達と交流しよう>
・去年一緒に遊んだ友達がいるな(年長児)
・弘西幼稚園にはどんな友達がいるのかな?(年少児) |
*自然な雰囲気で交流が出来るようにしたい。
「グループを作って一緒におやつを食べよう」 ・不安や緊張のある幼児には,安心感をもてるように 言葉をかけるようにする。 |
<おやつを一緒に食べよう>
・A児(馬・年少),「先生,一緒におって。」と言い,なかなかグルー プが決まらずに不安そうな様子。弘西幼の幼児に誘われてグループ に入ること ができる。 |
・みんなで一緒に遊ぶと楽しいことが幼児に感じられ るように,声をかけたり一緒に遊びに加わったりする。 |
<ムーミンの劇を一緒にしよう>
○3人の幼児が参加。他の幼児は観客として参加する。・弘西幼の友達と一緒に劇遊びをすることが恥ずかしい |
○交流の前日 10月11日
・1学期の交流から間が空いているので,2学 期かの交流がスム ースに行くように,幼児と 以前弘西幼稚園の友達からもらった手紙を 見て,顔と名前を一緒に確認したり,1学期 の交流の様子を思い出したりする。 |
<弘西幼稚園にはどんな友達がいたかな?>
○1学期の交流の様子を思い出しながら友達との再会を楽し みにする。・「あっ,Bくん(弘)じゃ。覚えとる。」(馬:C児) ・「Dちゃん(弘)と一緒にお弁当食べたよ。」(馬:A児) |
教師(*ねがい,・援助) | 幼児の姿 | めざす幼児像 |
*前回の交流から間があいているので,何かきっか けがあればいいな。 「どんぐりを拾って,弘西幼の友 達に持って行って あげようか。」 |
<オナモミ爆弾ごっこ>
○オナモミやドングリなどの自然物を拾い, 弘西幼稚園にお土産として持っていくこと にする。↓
・オナモミを爆弾にみたて投げっこをする遊びが 広がる。弘西幼稚園の幼児と自然と打ちとけていく。 |
・友達同士で遊 びを作り出す。 ↓ 主体的2 |
*友達の輪がもっと広がるといいな。 「弘西幼3人,馬屋上幼2人の5人グループを作りま しょう。」 |
<おやつや弁当を一緒に食べよう>
・C児(馬)はさっそく仲良しの友達B児(弘)と手をつなぐ。 (幼児,それぞれにグループを作り始める。) ・前回の交流でグループを作るのに教師の手を借 りていたA児(馬)も仲良しの友達を見つける。 「Dちゃん(弘)と前のとき一緒にお弁当を食べた んじゃ。」 |
・親しみをもって 友達とかかわる。 ↓ 心豊か6 |
*みんなで協力したり応援したりしながら楽しく運動 遊びができるといいな。 |
<みんなで運動会遊びをしよう>
○昼食後,弘西小学校の運動場で運動会遊びをする。2チームに別れ,玉入れとリレーをする。 リレーでは,チームごとに作戦をたてたり,走る 順番を決めたりして遊びを楽しむ。 ・ルールの違いなど不慣れな面もあったが,弘西 幼の幼児の中に入って楽しく参加している。 |
・進んで遊びに取 り組む。 ↓ 主体的1・3 |
・これまでの自然公園での経験を生かして, 馬屋上幼稚園の幼児が主体となって交流を 深めるチャンス。 「みんなが弘西幼稚園の友達を『つどいの広 場』まで案内してあげようね。」 |
○隣接小学校の自然公園で幼児は様々な自 然遊びを経験している。幼児にとって親しみの ある自然公園に弘西幼稚園の友達を案内し, 一緒に秋の自然の中で楽しく遊びたい。 |
・進んで活動に 取り組む。 ↓ 主体的1 |
*カニの発見を通して友達との関わりを深め て欲しい。 ↓ ・カニをつかまえる |
<『つどいの広場』でカニを見つけたよ>
(他の友達にもカニがいたことを教えてあげたい) 「見て,カニがおるよ。」 C児(馬) 声を聞いた子どもたちがカニを見に集まってくる。 「どこにおるん?」 (弘) 「ほら,あそこの石のところ。」 C児(馬) 「あっ,ほんまじゃ。」 (弘) 「見せて。ほんまじゃ,カニがおる。」 E児(馬) (つかまえたカニを見て) 「カニ,ゲットじゃ。」 C児(馬) その様子を弘西幼の幼児がうらやましそうに見て いる。 (その様子に気付いて) 「それ(カニ)あげるわ。」 C児(馬) (うれしそうに) 「ありがとう。」 (弘) |
・カニの発見に 感動する。 ・友達と関わる ことを楽しむ。 ↓
心豊か2・6 ・友達に対して
思いやりの気持 ちをもつ。 ↓ 心豊か6 |
*仲良くなった友達のグループで一緒に行動 して,より交流を深めて欲しい。 「探検に行くから,仲良しの友達と2人組になっ て並びましょう。」 *複数の友達と一緒に行動したいというA児の 気持ちを汲んであげたい。 「3人組でもいいよ。」 *幼児が自分で考えて行動できるといいな。 「道が2つあるなあ。どっちに行こうか?」 |
<自然公園を探検しよう>
○前回までの交流で,幼児の間にもそれぞれ仲
・C児(馬)「こっちの道に行こうや。前に行ったこと良しグループが出来ている。 ・C児(馬),さっそくB児(弘)と2人組になり,真っ 先に列の先頭に来る。 ・A児(馬)は仲良しの友達が2人いる。 「先生,3人組がいいんじゃ。」 A児(馬)はうれしそうに3人で手をつないで並ぶ。 (探検の途中で分かれ道になる) がある。道が狭くなるから,一列になって行かんと いけんのんじゃ。」 |
・友達との関わり を楽しむ。 ・自分の思って いることを表現す る。 ↓
心豊か6・3 ・進んで取り組
む姿。↓ 主体的1 |
・幼児の嬉しそうな気持ちに共感する。 |
<ぼく達は“や”のチームだよ>
・弁当を食べる時,C児(馬)が名前に“き”のつく 友達とグループを作っているのを見て・・・ 「ぼくたは“や”のチームじゃな。」と,E児(馬)は 嬉しそうに言う。 |
・人とのかかわり を楽しむ。 ↓ 心豊か6 |