階層構造図作成プログラム「MODULEC」について。
1.概要 : COBOLソースの CALL/PERFORM命令を 解析して以下のよう な階層図を
表示&作成(テキスト形式)します。
また、タグジャンプ情報の挿入(オプション指定)により、MIFES等のエディターで
当階層図を開いて、当該プログラムの該当行へジャンプする事ができます。
さらに、共通セクションや共通プログラムの非表示指定(指定以降の非表示)を行 うことに
より構造図を見やすくすることができます。(ver:1.04対応)
対象ファイル指定でディレクトリの指定が可能です。(ver:1.05対応)
非表示指定の機能追加 : 指定セクションより下位を非表示にする(ver:1.06対応)
共通セクション(エラー処理など)の下位層表示を無くすことで全体を見やすく出来ます。
*呼び出し(CALL)情報作成プログラム「MODULEM」との関連図。
2.操作方法(MS−DOSプロンプトにて行う)。
コマンドの入力形式は以下の通り。
> MODULEC Target-file-name [/T] [/H:xxxxxxxxxx[.L],・・・]
/T : add TAG Jump information
/H: : hide Section or Program(非表示定義)
/xxxxxxxxxx,・・・ : Section-name or Program-name(max:5)
Example : C:\PROJECT1>MODULEC PRG0A*.SRC /T
/H:SUB99,PROG99
C:>MODULEC PROJECT1\PRG0A*.SRC /T /H:SUB99,PROG99 <-
ver:1.05
C:>MODULEC
PROJECT1\PRG0A*.SRC /T /H:SUB99.L,PROG99 <-
ver:1.06
Output File name : Target-file-name.MDL
・ PERFORM命令と呼出しセクション名 及び CALL命令と呼出しプログラム 名は
同一行に記述されているものが対象となります。
・ 実行は、対象ファイルの入っているディレクトリーから行うこと。 (97.06.16 ADD)
・ 階層深度は最大20階層まで。 (97.12.17 ADD)
・ 非表示指定数は最大5まで。Ver1.04 (01,04.30
ADD)
・ 非表示指定機能追加。Ver1.06 (04,09.05
ADD)
4.動作確認状況。
・ WINXP−DOSプロンプトにて実行 : OK。
・ OS2−DOS/Vウインドウにて実行 : OK。
・ OS2−OS2ウインドウにて実行 : 画面表示は文字化けするが
テキスト形式で作成し たファイルは OK。
5.取得方法。
6.更新履歴。
'97.09.27: 階層深度を最大20階層に制限。
’97.08.10: PC98版の追加。
’97.07.19: バグ吸収(製品版でワイルドカード指定時にタグジャンプできな くなる)。
’97.05.25: 体験版機能追加(表示のみから、10情報分以内のテキスト作成 を行う)。
’97.04.16: バグ吸収(1セクション内の2つ目以降の呼び出しで複数呼び出 しが
ある時に残りの呼び出しが表示されない)。
’01.04.30:非表示指定機能の追加(Ver1.04)
’01.11.13:対象ファイル指定でディレクトリの指定を可能にする(Ver1.05)
’04.09.05:非表示指定機能の追加(Ver1.06)
’12.06.18:フリーソフト化(Ver2.01)