7月7日(2日目) |
2日目も雨です これが江刺市役所 | なんかすごい 立派な建物です | 1階のロビー 天井が高い |
NET用の端末が 開放されている | 最上階の会議室 | 江刺市議会議長と 名刺交換っている |
議会事務局長をはじめ 担当者の方々 | 歓迎の挨拶 数江與志元議長さま | ご丁寧なご挨拶 |
河田会長の挨拶 この後研修となる | 研修後議場を見学 ここは傍聴席のロビー | ここが議場です ピッカピカ |
議席ごとにマイクが | 1階の喫煙ブース 完全密閉ではない | 江刺市の視察後 平泉を見学した |
昼は蕎麦屋へ | 観光地価格 温かい天ぷら蕎麦 | 冷たい天ぷら蕎麦 羽生価格の倍でした |
雨の中、中尊寺を散策 | 金色堂前で記念撮影 |
2日目は江刺市を視察しました。視察の内容は「市町村合併」と「観光拠点の整備(歴史公園えさし藤原の郷)の経緯」さらに「中心市街地の再生(蔵まち)」。お忙しいところご丁寧に対応していただいた江刺市議会議長さまを始め、関係者の方には感謝申し上げたいと思います。
市町村合併は、羽生市同様紆余曲折があったものの、期限ぎりぎりで「合併が成立」し、奥州市が誕生することとなりました。
さて、江刺市は、昔は川を使った物流の中心地として大変栄えていたのですが、鉄道ルート計画時に当時の「汽車の煙で米がとれなくなる」との噂から反対運動でつぶしてしまい(ルート変更が決定したら町あげて提灯行列)、鉄道が通っていないことからその後発展から取残されてしまった、とのことで、郵便物なども北海道の江刺市に誤配送されたものが転送されるケースが、その逆より圧倒的に多く、江刺というと北海道というイメージが定着しているんですよねぇ、とやや自嘲気味に市役所の担当者の方が語っておられました。
そのようななか、この現状を変えようと立ち上がった若者たちがいた!(NHKのプロジェクトX調ですか) 藤原氏の居城は、みなさんもご存知「平泉」です。江刺は「ゆかりのある地」なのだそうですが(藤原の何がしが生まれたとの言い伝えがあるとの説明)、この辺りも第3者的にはやや強引かなとも思います。
そして、その勢いで地元JC(青年会議所)がオープンセットを江刺市に作る活動を行い、行政を動かし、作ってしまったのでした。
他の自治体のオープンセットは一時的な観光ブームを起こしましたが、現在ではどうでしょうか。 行政は、「ロケ対策室」を立上げ、地域を挙げて取組んでおり、なにより、地元の一般市民が地域に誇りを持つようになったことが特筆すべきことと考えられます。
それまで「観光に出かけることはあっても、観光客がきたことなどない」江差市にとって、多くの観光客がやってきます。(初年度は300万人近く、現在は落ち着いていているがそれでも年間30万人程度)
そこでまた、プロジェクトXです。青年会議所、青年会議所OB、多くの市民が「川を物流の拠点」としていたところから「蔵」が地域に残っていたので、それを生かした中心市街地の再生に取組んだのでした。 行政の方もいってましたが「行政が上からこうしなさい、といって進めた計画では、絶対成功しなかった。地元の人々が持ち上げて取組んだ事業だから出来た。」。
今回の視察地、江差市そして北上市では、「青年会議所」の活躍が市の職員の方から自然にお伺いすることが出来ました。ちなみに、江刺市議会にも青年会議所出身の議員さんがいらっしゃるようですが、今回はお会いできませんでした。
江差市の視察のあと平泉に行きました。私は初めてだったので大雨降ってましたけど、大変興味深く見学させていただきました。ちょうど修学旅行の時期なんですね、学生さんに混じって、ガイドの方の説明をちゃっかり聞いたり。ということで2日目は終了です。
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