会派研修として新潟県小千谷市と佐渡市へ
河田議員、小野議員、そして私、永沼の3名でいってきました。
今年度は、議会費の削減により委員会視察のための旅費がなくなり、
公務出張が一時中断となりました。
委員会視察の凍結は、以下の理由で私は反対です。
まぁ、愚痴っぽい話はこれくらいとして、
以下、今回の視察研修をまとめました。
(2日目は、ページ下の「次のページ」を
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平成16年10月23日に発生した「新潟県中越地震」による被害についてお見舞い申し上げます。 |
経費節約のため プリウスで出発 | 約3時間半で到着 ここは錦鯉の里 | 錦鯉のオーナー制度 有名女優名も |
詳しい説明を いただきました | 錦鯉のルーツは 小千谷だそうです | 江戸時代には 鮮やかな鯉はいなかった |
時代劇の考証には 問題があるとのこと | 一番奥に巨大水槽が | 錦鯉がたくさん すごい迫力 |
自然の池でのは 寿命70年以上だが | 人工環境では 25年くらいだそうな | 周辺は日本式の 庭園となっている |
こちらの池にも 多くの錦鯉が | なんでも一匹50万〜で 取引されるらしい | 雨の中記念撮影 |
庭園内には滝も よく手入れされてる | 「錦鯉」誇らしい 地元の銘産です | お昼は「へぎそば」 独特の歯ごたえ |
食後は隣接する 総合産業会館を見学 | 地元産品の展示販売 三洋の工場も | 世界一の花火 800mも打上げる |
すぐ前の川は 大雨で増水中 | 団体客向けに 施設整備してます | 午後1時30分小千谷市役所 |
1階ロビーは 羽生と変わりません | 会議室には すでに資料が | 吉原議長に ご挨拶を頂きました |
和やかな雰囲気で 研修がはじまる | 河田会長も答礼 | 実に熱心に 説明していただいた |
小千谷市役所のみなさん ありがとう | 小千谷市役所から 三条市の五十嵐川へ | 自家用車だと 機動力がありますね |
車を停めてから 結構歩くが | なんの変哲もない 普通の川原だが | あそこか、決壊場所は |
土嚢がつんである | こっちは川の側 消波ブロック | カーブになっている 内側が決壊した |
こっちの方向に 濁流が流れた | 川側、鉄板で土留め |
1日目は、米どころとして知られる「小千谷市」を訪問しました。 小千谷市の人口は、41,380人(減少傾向にある)。羽生市同じく市制施行50周年を迎えました。 豪雪地帯で、冬には2m以上雪が積もるとのこと。 有名な物産として、「小千谷縮布」「へぎそば(縮布に使う海藻を原料とした糊をつなぎに使う)」「錦鯉(発祥の地だそうです)」など。観光としては、花火大会、闘牛などがあります。羽生と同じように熱気球の大会もあるようです。 市町村合併は、1市1町で進んでいたところが羽生と同じように「破綻」。しかしここにきて、なんとか合併しようじゃないかという市民運動が生じてきているとの話でした。 小千谷市では「農村都市共生事業」「米作りの工夫と出荷状況」について調査を行いました。
農村都市共生事業について
1 都市と対流・共生の推進
2 地域複合アグリビジネスの構築
3 農村生活環境整備 羽生市にも同じような構想がありました(田園リゾート構想とかだったか)。そもそも「キヤッセ羽生」も国からの補助金が付いたから作られましたが、やはり農政全般に言えるけど、国の方針に従い展開される事業は、全国どこでも同じようになってしまうのですね。
いただいた資料の内容は、羽生市の農政の資料とあまり変わらない。ですが、羽生市と小千谷市は、自然環境・歴史・地勢・産業などなど、全く違うといっていいでしょう。 一方、小千谷市なら、羽生市に無い豊かな自然や(夏限定になりますが)暮らしやすい気候があるから、こうした計画が進められるのでしょう。
質疑の際、ケチをつけるようなこと言ってしまいましたが、期間限定の使用権(有料)を与えるなら別荘代わりに借りる都市住民は必ずいますけど、不動産分譲の形式は、自分は売れない、と思います。群馬県や栃木県に温泉付き分譲住宅(これは新幹線通勤を前提としている)が、物件としてかなり市場に出ているからです。定住というか、住民税や固定資産税など負担してまで都会の人が農村住民になりたがるのかどうか。
米作りの工夫と出荷状況について
1 小千谷市の農業の現状と出荷状況
(表3) 一戸あたり経営耕地面積
2 米作りの工夫(資料提供:JA越後おぢや)
一俵あたりの価格は、豊作で下がっている今年でさえ27,000円(不作の年には4万円以上だったとのこと)で、羽生産米の2倍以上です。つまり、もし同じ面積で同じ収穫量だった場合、小千谷市の農家は羽生市の農家の2倍以上の収入がある、ということですね。 人口は羽生の方が多いですが、小千谷市には歴史に裏打ちされた特色ある産品など多く、大変うらやましく思いました。 議会事務局の方には、午前中から錦鯉の里をご案内いただきありがとうございました。また、市議会議長様、各担当部局のみなさまにはお忙しいところ暖かいご対応をいただき、この場をお借りしまして感謝申し上げます。
小千谷市役所を後に集中豪雨で堤防が決壊した三条市に向かいました。
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