婚活の心得

              

○努力した分、ステキなパートナーが見つかる
すてきなパートナーを射止めるためには、それなりの努力が必要だ。モテる人は努力している。
プロスポーツ選手もタレントも人気のある人は、日々努力しているのである。これは仕事も同じだ。
例えば、行列しているラーメン店は、店を閉めてからスープの研究をしている。
明日のスープは今日のスープよりおいしくしたいと思って。
その意味では、たんなる「ラーメン一筋30年」なんかは何の意味もないのだ。
ラーメン店開業3ヶ月の店でもおいしいところはおいしいのである。
キャリアが長くても閑古鳥が鳴いているラーメン店は、朝起きる時間もスープの作り方も決まっている。
何も考えないし努力もしないから進歩がない。恋愛とも同じだ。恋愛は、互いに向上していくべきものと思う。  

○見た目9割を忘れないで  
「40歳過ぎたら自分の顔に責任をもて」と言ったのはリンカーン。
ある人が「この人を閣僚にしたらどうか?」と推薦してきた時、リンカーンは「顔が気に入らない」と断ったそうだ。
そしたら、推薦した人は「顔は生まれつきのものだから、本人には責任が無いはずだ」と言った。
リンカーンはこう答えた。
「40過ぎたら自分の顔に責任がある」と。
そのため、リンカーン大統領はスタッフを顔で選んだという逸話もあるくらい。
40歳を過ぎると、その人のそれまでの生き方、考え方、品性、知能レベルが見事に表れるのである。
小さな少年少女は別にして、20代も後半になってくると、その人の人生が顔に表れてくる。
ここで言っている顔とは、端正な顔とか、美女・美男という意味ではない。
魅力的な顔のことである。
以前、若い人から「あなたは顔で判断するのですか?」と言われたことがあるが、「生き方」「品性」「知能」「性格」などは顔に表れてくるものなのである。
もちろん、この眼はは誰もが持っているものではないが、そんな眼を養っていくべきだろう。
余談だが、大型店で万引きを監視している人は、その人の挙動から、「あの人は万引きするかもしれない」と見ているし、
鉄道警察の人は「盗撮・痴漢さそうなタイプ」を見分けることが出来るし、
タクシーの運転手も手を挙げている人を見て「この人は近場」「この人は遠距離」というのがわかるという。  
もちろん、ここでいう見た目とは顔だけではない。
表情もそうだ。
男性も女性も、毎日鏡で自分の顔を見ているはずだ。
5秒でもいいから、笑った顔をして見て欲しい。
そして、「見られている意識」をもてば、あなたの表情はビビッドになるし、仕草もきれいになる。  
さらに服装も見た目である。自分に合った服装をすべき、高級品を身につければいいというものではない。
もちろん、洗濯していないとか、汗のにおいが染みついたような服を着ているようでは話にならないが。


○自己紹介では、短所もアピール
お見合いパーテイや異性と初めて出会った時、自己紹介がしっかり出来ない人が増えている。
出会いの場面での、自己紹介は、自分のプレゼンの場であることを忘れてはならない。
自分の長所は何か?それをアピールして、自分に関心をもってもらうようにしなければ意味がない。
その場合、あまり考え込まないこと。テキトーにしゃべればよいのだ。
ただ、これだけではみんなと同じになりかねない。 出来たら「おっちょこちょいなので、失敗することが多い」「朝はまるで弱い」など短所も。
ここがツボである。
○出身地を聞こう
会話で大事なことは聞くこと。出身地を聞くのがよい。出身地を聞いたら、ご当地グルメの話を聞いてみる。
その後、自分の地域のご当地グルメのことを話せばよい。 コミュニケーションで大事なのは話すことではなく聞くことなのである。