「ゼリーフライ」
ゼリーフライは、埼玉県行田市で作られている郷土料理の一種。標準的な作り方としては、おからと茹でた馬鈴薯を2対1の割合に、つなぎに鶏卵と牛乳を加えて混ぜ合わせ、コロッケのようにまとめるが、コロッケとは異なり小麦粉・鶏卵・パン粉による衣を着けないで素揚げしたものをソースにくぐらせたものである。いわゆる「おからフライ」の一種で、軽食として食べられることが多い。主に行田市内の各地でスタンドやカウンター形式で売られている。行田市持田の「いっぷく茶屋」の先々代の主人が、日露戦争に従軍した際に戦地で中国人から「野菜饅頭」なる食品の作り方を教わり、これをアレンジして作り出されたものである。近所の祭で屋台を出し、販売していた。明治末期からあるが、他の地域にまで普及はしなかった。名称の「ゼリー」は、一説には、形状や大きさが小判に近いので「銭」が訛って「ゼニーフライ」から「ゼリーフライ」となったとも言われるが、詳しくはよく分かっていない。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2007.08.10他の地域まで普及しなかったのは、インパクトが弱いことと「ゼリーフライ」というネーミングのせいかも。「おからじゃがフライ」とか「オカラジャガッケ」だったら、もう少し広まったかも。マイペースで自己満足しやすい気質のため、埼玉発全国ヒットはなかなか出ないかもしれない。

「草加せんべい」
草加が日光街道の宿場町として栄えていた頃、旅人相手の茶店が街道にあった。その茶店のおせんさんという女性が、作って売っていたお団子が非常においしく、当時往来の人達に大変親しまれていた。しかし、その日によっては余ることもあっ。そこで、おせんさんは、団子ではなく何か日持ちのよいものは出来ないかと考えていた。ある日、武者修行の侍が茶店に立ち寄り「おせんさん、お団子をつぶして天日で乾かして、焼餅として売っては?」と教えてくれた。おせんさんは早速売り出してみたところ、お客様に好評で喜ばれ、日光街道に名物が出来たというのが、今の草加せんべいと伝えられている。(草加せんべい振興協議会のホームページより)おせんさんが日光街道沿いの出身と考えると、協調性があって人づきあいも上手なはず。侍がアドバイスしてくれたのもうなづけるし、素直だからすぐ実行したのも納得出来る。ゼリーフライと草加煎餅は単純に比較は出来ないが、やはり女性の方が上手な感じがするのは私だけではないと思うが。
 
訳あり アウトレット 激安 お徳用 草加割れ煎餅「川島屋」久助 米菓

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