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味噌カツ




名古屋発話題の調味料!いろんなものにかけて楽しめる!!【名古屋】ナカモ つけてみそかけて...


味噌カツはトンカツに味噌ダレをかけたもの。愛知県だけではなく岐阜県、三重県北勢部でも食べられている。もともとは、串カツに、この地方の特産である八丁味噌を使った「どて煮」に浸して食べたのが始まりと言われている。食べてみると、意外にしつこくなく、まろやかでコクがある甘みがする。味噌カツは愛知県では定番なので、トンカツ屋をはじめ喫茶店などでも食べることが出来る。愛知の人は、味噌かつ、味噌煮込み、コーチン鍋など、何にでも八丁味噌を入れてしまう。おでんをコンビニで買うと味噌がついてくるぐらいなので、「名古屋の人はバッグにチューブ入りの携帯用の味噌を入れて持ち歩いている」という噂が飛び交ったこともあるほど。しかし、全国的にみて、一般的な味噌は米味噌であり、豆味噌(八丁味噌)は、中京地域のみ。麦味噌のうち白味噌は、九州を中心に中国西部、四国西部。北関東では、大麦を使った赤味噌がある。普通のみそは煮立たせると味が落ちるが、熟成に時間をかけた豆味噌は、煮込めば煮込むほどおいしくなるといわれる。つまり、八丁味噌は、余ったら、何度でも、何にでも使えるという意味でも、節約精神十分な名古屋人向きなのだ。

   

回数券

愛知県では、エステやスポーツクラブ、ゴルフ練習場やサウナはもとより、遊園地や水族館、カプセルホテルの宿泊、治療院など各種の回数券が存在している。さらにホテルのランチブュッフェやラーメン店、地元求人雑誌の掲載料にも回数券がある。なかでも最もポピュラーなのが、コーヒーチケットだ。大抵11枚つづりで10杯分の値段。普通に、お客が持っているチケットで払う場合もあれば、店に預ける場合もある。レジの後ろの壁あたりに名前入りで止めてあり、会計時に店員が切り取る。全国探しても、これだけ、色々な回数券やチケットが多いところはないが、これは愛知の県民性に対応したものである。  尾張の人はとにかく金に細かい。ひたすら貯蓄を愛する生活堅実派だ。お客は回数券を使えば一回当たりの金額が安くなるし、商売している側にとっては顧客の囲い込みにつながる。つまり、回数券は顧客からも、店側からも、ともにメリットのあるシステムなのである。

         
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