東海・北陸Present page 

焼きさば寿司

鯖(さば)寿司は、鯖を使った棒寿司のこと。
近畿地方から中国地方(特に山陰から山間部にかけて)に広くみられる。
若狭(福井県)や山陰地方、岡山県新見市などの郷土料理としても有名。
その鯖寿司を焼きさば寿司にしたのは、福井県三国町の飲食店経営者の中本さん。
「三国町の名物を作りたい」 「福井の伝統料理である浜焼き鯖と寿司が好きだから」という 熱い思いで、焼き鯖寿司を試作。
試行錯誤を繰り返し、 2000年5月に完成したのだそうだ。
ほど良く脂がのった浜焼き鯖に吟味された寿司飯。
福井県内の飲食店では人気の定番メニューの一つに数えられるほど。
(参考 福井県のホームページ)
         

ソースカツ丼

福井のソースカツ丼とは、 トンカツをウスターソースにくぐらせてから丼飯の上に盛ったもの。 豚カツはロースが主体だが、ヒレを使用したカツの場合もある。 ソースカツ丼は丼飯の上に千切りのキャベツを 敷いたうえにトンカツがのっていることが多いが、 福井のソースカツ丼はキャベツがないのが特徴。 福井県では「カツ丼」とは当たり前にソースカツ丼のことで、 卵を使用した一般的なカツ丼は「卵カツ丼」「上カツ丼」と呼ばれている。

やきとりと油揚げ


(写真提供 秋吉
福井県はやきとりを日本一食べている地域だ(福井市世帯当たり購入金額2685円/年 2006年 家計調査 総務省)。ついでに言えば、天ぷら・フライも最も食べている(同11125円/年)。福井県の人に言わせると、これは福井市に限らず福井県全域で見られる傾向らしい。逆に、他の地域に比べ外食費は少ない。福井の人がやきとりや天ぷら・フライをよく買うのは、共働き日本一(共働き世帯比率60.5% 国勢調査)が一因だが、もうひとつ、福井のやきとり店「秋吉」の存在が大きく関わっている。秋吉はやきとりを中心にした串焼きと揚げ物の店で福井市内9店、その他福井県内に15店、さらにお持ち帰り専門店が6店、加えて出張サービスや移動販売まで行っている。福井県民にとっては、なくてはならない存在なのである。昭和34年創業、独自の焼き方でおいしいやきとりを提供、人気を博し現在ではFCを含め東京から広島・愛媛まで132店までになっている。福井県民だけではなく、全国各地にもなくてはならない存在になりつつあるのだ。ホームページにある「商売の秘訣」も一見の価値がある。


(写真提供 谷口屋
福井県は油揚げの消費量が日本一(6452円/年 04-06年平均 家計調査)の地域で、人々の食生活には欠かせないものになっている。油揚げの中では、国産大豆と白山禅定の清水と天然のにがりを使い、木綿豆腐を伝統の製法で40分〜50分、一枚一枚心を込めてじっくりと揚げる谷口屋の「竹田の油あげ」が有名だ。1辺は約15cm、厚さは約4cm。これだけ大きいと一見厚揚げという感じがするが、これが竹田の油揚げなのである。厚さは携帯電話の2倍ほど。しかし、ふつうの油揚げや厚揚げとも違う、唯一無二の食感の秘密は、油揚げの中の気泡。この無数の気泡が、これだけの厚さでもジューシーでふんわりとした味わいを醸し出しているのだ。それでいて、表面の皮はカリッと揚がっていて香ばしく、その食感はまるでフランスパンのよう。(谷口屋のホームページより)

         
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