21世紀の我が国の繁栄には、 工業技術教育を充実させる必要がある

我が国は、第二次世界大戦後の貧しさから立ち上がり、経済大国になり、国民は豊かさを享受し、学校教育では高等学校への進学率は98%となり大学や専門学校への進学率も7割を超えてきていることは、豊かさの象徴で量的には望ましいが、一方で人材を質的にみると、個々人の質的低下が心配される現状である。
 天然資源のない我国が、今後とも発展していくためには、教育を充実させ、多くの優秀な人材を育成し、あらゆる産業分野で世界に誇れる技術開発の力量を高めることが求められている。
 工業分野はもちろん、農業や商業分野においても、同様である。
 そのためには、義務教育の小学校高学年の段階から、ものづくりを通して技能や技術を学ばせる新教科の導入が求められる。
 現在の図画工作の教科ではその目的は果たされていない。
 最近話題の情報教育や英語教育の導入も大切だが、技能を中心に体験させる教科として、既に家庭科があるように、小学校にも技術の教科新設が必要と考える。
 同様に、中学校では技術の時間を拡充し、、高等学校では、すべての生徒が学ぶ普通教科として「技術」を新設することがもとめられる。
 さらに、大学の工学部では、学術的な研究とともに、技能的な分野の教育を一層充実させ、多様な学生のニーズに対応する必要がある。
 特に、学部への学生の進学率からみても、大学院が昔の大学レベルと見ることができ、教育内容等の刷新も必要と考える。
 

 
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