我が国の技術教育の課題


技術者・技能者の社会的地位の向上を図る社会システムの再構築に努める

技術教育の改善・充実が、社会システムの改革手段となる。

我が国が科学技術創造立国として生き抜くためには、技術者・技能者の社会的地位の向上を図る社会システムの再構築が必要である。
 つまり、これからの社会では、人材評価のあり方とともに仕事の内容と賃金体系の見直しが求められている。

 さらに、学校教育では、社会科のように頭で「労働や職業」を学ぶだけでなく、すべての児童生徒が小学校から高校まで、技術教育を体験的に学ぶことを通して、「ものづくり」の本質を学び、身を持って「労働や職業」を理解することにより、技術者・技能者の正しい評価が身に付くのである。
つまり、国民一人一人が技術者や技能者の役割を正しく認識
することにより技術者・技能者の社会的地位が向上するのであり、時間はかかるが21世紀を見据えて、すべての児童生徒に技術教育を実施する意義はここにあると考える。
しかし、改訂された学習指導要領では、情報教育の重視に目が奪われずぎており、中学校の技術科での技術教育の内容も削減されました。今後とも、工具や機器を活用して、自ら手を使って作業する技術教育の確保が大切であり、小さいときからナイフも道具として正しく使える指導をすることで、悲しい事件もなくなると考える。
家庭科と同様に、小学校高学年から高校まで、ものづくりを基本とした、技術教育を普通教育として体系化したいものです。
これにより、キャリア教育の理念は子どもたちに身につくのです。
当方新任当初の旋盤実習指導風景1966年
 

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