3月22日 プロフェッショナル修斗 後楽園ホール大会 試合展開

提供:X-SHOOTO.JP
文責:Successors of Shooto


第1試合 鈴木洋平 vs. リオン武
○リオン武[1R 2分40秒 TKO]

1R
 お互い様子見から、リオンがパンチで詰めて組む。リオンがコーナーに詰める。
 組んだままヒザを入れる両者。リオンが足をかけてテイクダウン成功。鈴木のハーフガード。
 鈴木、ガードに戻すが、リオンはガードの上から盛んにパンチを落とす。
 徐々にパンチが顔面に入りだし、鼻血を出した鈴木の顔面にさらにパンチを落としつづけたところでレフェリーストップ。




第2試合 ヒートたけし vs. BJ
○BJ[判定:3-0] 20-19, 20-18, 20-18

1R
 ヒートの回りを回るBJ。BJのタックルとヒートの左ミドルがタイミング合って軽く顔面にヒット。
 一旦離れるが、BJは再び片足タックルで飛び込み、テイクダウン成功。
 ヒートの両足をかかえたままのBJは、そのまま横に回りこみ横四方。
 BJがニーインザベリーに移行するところ、ヒートはハーフに戻す。
 ハーフの展開が続く中、ヒートが体を起こして脱出しつつ、足関節狙い。しかしすぐ抜けてBJがバックを奪う。
 BJがバックをキープしつつ、パンチを落とす展開のまま1R終了。

2R
 BJのタックルをヒートがギロチンに捕らえてそのまま引き込む。
 ヒートはギロチン狙いも、あまり入っていない様子。ヒートは首を抱えたままスイープも狙うが、BJはバランスを保って上をキープ。ハーフになっても首を抱えていたヒートだが、首が抜けて通常のハーフガードに。残り2分。
 ヒートは体を起こして脱出を試みるも、すぐに反応するBJがバックをうかがう。嫌がったヒートはハーフに戻る。
 ガードに戻したヒートに対し、BJは立ち上がって盛んにパスを狙うが、ヒートもやらせない。ヒートのガードのまま2R終了。




第3試合 岩瀬茂俊 vs. 堂垣善史
○岩瀬茂俊[2R 3分39秒 TKO]

1R
 お互い軽いパンチを入れる。堂垣がパンチで詰めるところ、岩瀬の右カウンターパンチで堂垣ダウン。
 立ち上がると、今度は堂垣の左フックがクリーンヒット。一瞬ふらつく岩瀬に対し、続けて右パンチもヒットさせる。
 お互いパンチを警戒したか、やや落ち着いて様子見の両者、堂垣がパンチから組みつく。逆に岩瀬がコーナーに詰めるが、離れる。
 岩瀬がローを入れる。堂垣、パンチからタックルでテイクダウン。岩瀬、ガードから立ち上がったところで1R終了。

2R
 両者軽い打撃から堂垣がタックル。岩瀬、切って立ち上がり、そのまま逆に押しつぶすように上に。堂垣のガード。
 岩瀬、密着して細かいパンチを入れるが、両者展開を作れずブレイク。
 スタンドで堂垣の右パンチが2発クリーンヒット。岩瀬も打ち返すが、岩瀬が右目上をカットしてドクターチェック。
 再開後、チャンスと見たか、堂垣がパンチで詰めるところ、岩瀬のカウンター右フックがもろに堂垣を捕らえ、ダウン。
 レフェリーのカウントが進むが、動かない堂垣を見てレフェリーはそのまま試合を止めた。




第4試合 田村彰敏 vs. 村山英慈
△ドロー[1-0] 20-20, 19-19, 20-19

1R
 パンチから組んだ両者、田村が足を掛けてテイクダウンを狙うところ、村山が投げ返して上に。田村のガード。
 田村、下から長い足を効かせ、スイープで村山を浮かして立ち上がる。組んだままスタンド。
 田村、再度足をかけてテイクダウンを狙い、今度は成功して上に。
 村山のハーフから田村、足を越えて一気にマウント奪取。田村、体を起こしてパンチを狙うが、村山も体を起こしてそのまま強引に立ち上がる。
 しかし、田村がすぐに足を掛けてテイクダウン。村山、ハーフからガードに戻し、今度は先ほどの田村と同様にスイープで浮かして立ち上がる。
 離れた両者、パンチで間合いを詰めて再び組む。田村がロープに詰め、組んだまま村山がパンチ、田村がヒザを出すところで1R終了。

2R
 村山、組んで両脇を差すが、コーナーで差し返されて四つに。
 田村がコーナーに押し込み、足を掛けてテイクダウン狙うところ、1Rと同じ形で村山に投げ返されて田村のガード。
 田村、再びスイープから立ち上がり、そのまま押しつぶすように上に。村山のハーフ。
 ガードに戻した村山に対し、田村は上からパンチを狙う。村山は下からアームロック、十字を狙うがつぶされる。
 ガードの展開で両者有効な攻撃の無いまま2R終了。




第5試合 植松直哉 vs. ジェンス・パルバー
○ジェンス・パルバー[1R 2:09 KO]

1R
 植松、ローからハイと、盛んに蹴りを出す。パルバーは間合いを詰めると強烈なパンチをガードの上から叩き込む。その威力に場内どよめく。
 パルバーが間合いを詰めてパンチ、離れると植松がローを出す展開。植松は強烈なパンチでプレッシャーをかけられ、次第に顔から余裕がなくなる。
 パルバーが強烈は左フックをボディに叩き込み、嫌がって後退する植松に対し、パンチ連打で詰める。ボディをガードした植松の顔面に左フックがヒット、さらに間合いを詰めてボディ。これが効いたか、背を向けるように離れる植松の顔面に、パルバーの左フックがもろにヒットしてダウン。
 何とかカウント9で立ち上がるものの、目がうつろで足元がふらつく植松を見てレフェリーはカウント10。




第6試合 川尻達也 vs. 宇野 薫
△ドロー[1-0] 29-27, 29-29, 28-28

1R
 宇野、パンチからタックルに入るが、川尻ががっちり受け止めて組む。そのまま宇野がコーナーに詰める。
 宇野、組んだ状態から盛んに川尻の腿にヒザを入れる。宇野は何度も川尻を倒そうとを試みるが、川尻もしぶとく倒させない。しばらくその状態が続くが、体を入れ替えた川尻が離れて両者間合いを取る。
 宇野の強烈なローが2発ヒット。パンチから再びタックルを試みるが、これも切られて離れる。
 川尻のパンチがヒット。宇野はパンチにカウンターのタックルを合わせるが、これもがっちり受け止められる。
 組んだ両者、川尻が宇野を持ち上げてテイクダウン。が、すぐに宇野は立ち上がる。
 離れた両者、宇野が盛んにローを入れる。特に前足への内ローが効いているようで、左足内腿が赤く腫れ上がってきた川尻は蹴られるたびに体勢が崩れる。
 宇野がタックルを切られたところで1R終了。

2R
 川尻のパンチが軽くヒット。パンチから組む両者、組んだ状態から宇野のヒザがローブローに入って一時中断。
 離れた状態からすぐ再開。
 宇野、ローを効かせ、タックル。川尻に切られて離れるが、すぐにまた組み付く。
 宇野がそのままコーナーに詰め、組んだ状態から盛んにローを入れる。これもかなり効いている様子。
 離れた両者、宇野のタックルを川尻が切る展開が続く。
 川尻のパンチで宇野が一瞬尻餅をつくが、スリップ扱いでダウンにはならず。しかし、そのまま一気に間合いを詰めた川尻が組み付いてバックを奪う。
 両者そのまま立ち上がり、スタンドで川尻が宇野のバックについている状態。宇野はバックについた川尻の腕をアームロックに狙う。
 宇野、アームロック投げを敢行するが、川尻が潰して上に。しかし宇野がすぐに立ち上がり、川尻がバックについた元の状態に。そのまま2R終了。

3R
 宇野、赤く腫れあがった川尻の左足に対し、内ローを何発も入れる。川尻は足が泳ぐ。
 宇野、片足タックルで足を取るが、切られて組まれる。川尻がコーナーに詰める展開から、一旦離れるが、再び組む両者。
 組んだ状態から川尻が一瞬の隙をつきスタンドのままバックに回る。再びアームロック投げ狙いの宇野に対し、またもや上から潰す川尻。
 立ち上がった宇野、向き直って組むと、両者離れる。
 パンチ狙いの川尻と、ローを入れる宇野。
 宇野、ローから組み付いて投げを狙うが、川尻に潰される。宇野、そのまま下から足関節を狙う。川尻が宇野の足関節から脱出して上になると、そのまま押しつぶすように強引にマウント奪取。残り1分。
 川尻の細かいパンチ・鉄槌を嫌がる宇野は背を向け、バックマウント。この状態からも川尻は盛んにパンチを落とす。
 細かいが重いパンチを顔面、後頭部に叩き込む川尻に対し、宇野は何とか動いて脱出を試みるが、川尻はマウントをキープしてパンチを落とす。
 そのまま3R終了。