年次有給休暇についてお尋ねしたいのですが、時効が２年であることは承知しております。そこで、我が社の就業規則には次のようになっております。
「当該年度に行使しなかった年次有給休暇は、次年度に限り繰り越すことができる。ただし、20日を限度とする。」
例えば入社１０年以上の社員が有給を使わずに、４０日残っているとした場合、あとの２０日については、就業規則によると、消滅してしまう訳ですよね？すると時効に満たない部分も消滅する事になってしまうということになりはしませんか？よく分からないのですが、法律に反するということはないのでしょうか？
宜しくお願いします。

> 例えば入社１０年以上の社員が有給を使わずに、４０日残っているとした場合、あとの２０日については、就業規則によると、消滅してしまう訳ですよね？すると時効に満たない部分も消滅する事になってしまうということになりはしませんか？よく分からないのですが、法律に反するということはないのでしょうか？
> 宜しくお願いします。

ご質問は次の様な状況の場合のことですね。
　Ｘ年度
　　　新規付与20日＋Ｗ年度繰越０日＝20日　取得日数０日　残日数20日
　Ｙ年度
　　　新規付与20日＋Ｘ年度繰越20日＝40日　取得日数19日　残日数21日
　Ｚ年度
　　　新規付与20日＋Ｙ年度繰越20日＝40日

結論から申しますと、問題ありません（質問文を読み違えていない限り）。

理由
１　先ず、『Ｘ年度新規付与』の20日が時効になるのは、Ｚ年度の開始時点。
２　因って、Ｚ年度に繰り越されている『Ｙ年度繰越２０日』にはＸ年度新規付与分は含まれない。

すごい！
超分かりやすい！
有難うございました。
感謝、感謝