メテオラ(METEORA)

ABOUT METEORA
テッサリア平野の北西の端にあり、奇岩が多くそびえたち、その岩の上には修道院がたち、その中にはイコンや聖具などのビザンチン美術の宝庫としてしられている。この修道院には修道僧が住んでおり、ここに住み始めたのは11世紀頃から。14世紀頃からたくさん修道院が建てられはじめ、最盛期には20近くもあったがその後衰退をはじめ現在人が住んでいるのは4つ程になってしまっている。


ABOUT ICON
イコンとは世界史を勉強した人だったら知っていると思うがキリスト、聖母子などを描いた聖画像のことで、特に東方の教会では重要なものとして崇敬されている。イコンはそれぞれの時代や地方によっていろいろな特徴を持っており、ビザンチン絵画の発展をよく反映している。このようなことから信仰の対象としてだけではなくビザンチン研究の資料としても非常に貴重なものなのである。ここメテオラには大小のイコンが豊富にある。