最終更新日1997/5/4

花組地方公演「風と共に去りぬ」

in 府中の森芸術劇場 1997.4.25

参加者:都電、欽明
(欽明の談話を元に構成)


●会場=「府中の森芸術劇場」
「芸術劇場」ですぜ。どうしてこんなところにこんなものが。 (地元の人、ごめん)府中市、金持ってんな。さすが、お馬さん(マヤノトップガン含む)で かせいでいやがる。「暗闇祭り」をやってる場合じゃねーぜ。
さばきがいっぱい出ていました。
地方公演、大階段がない。階段は5,6段。 「ナイト&デイ」の冒頭は、階段の頂上で足踏みをしながら 英語(らしき)歌を歌っていた。

感想=5段階評価でいうと?
5。
贔屓目でみるとね。
公平にみると、・・・・・・・・かしら。
ただし、フィナーレだけは! 植田マジックにかかったかもしれません。

●マヤミキバトラー
相変わらずかっこいい!
衣装の着こなし(特にヨッパライの着崩しかた等)は 年輪もといキャリアーを感じさせます。
フィナーレの「ナイト&デイ」では、 「ご両人!」の掛け声に応えて、「センキュー」( =谷村新司の「ありがとう!」の英語版)と言っていた。
ちょっとバトラーじゃなくて「マヤミキ」そのものの場面もありました。
南軍のダンスは完全に「マヤミキ」。
スカーレットに帽子を贈る場面の、「お似合いですよ!」も、 マヤミキそのまんまでした。
全体的に、「バトラー」より「マヤミキ」の印象が強いのは、 マヤミキかぶれで冷静に観られない、みきちゃんなら何でもいい!と 思ってしまう我々のせいでしょうか?
(筆者が思うに、それでいいんだよ、マヤミキは 既に宝塚の特別天然記念物だもん。)

●タモ・スカーレット
見た目はとっても綺麗!オペラグラスで追っかけてしまった。
歌も良かった。「明日になれば」は良かったし、 スカーレットUとの「うらおもてー」の歌も、 ほさちと綺麗にハモっていた。
喋ると、多少オカマのところもありました。
帽子の場面での、ドアを指差すところでは、 バーンとドアを開けたら反動で戻ってきてしまい、 閉まったままのドアを指差していた。(場内大爆笑)
フィナーレの「セントルイスブルース」では男役で 踊っていましたが、顔はスカーレットのままで、ロンゲだった。
ここの場面は、練習不足なのか、帽子の扱い等、全員いまいちだった。

●ほさち・スカーレットU
月組時代より、せりふは多少良くなった。

##みきちゃん&ほさっちーコンビについて
なんとなくほさちが上手く見える。それは、二人とも、ワンテンポずれているから? 二人ともハッタリ名人同志だからなのか?
フィナーレの「ナイト&デイ」、みきちゃんがやたらと嬉しそうでした。
ほさっちーは、ほんとにみきちゃんの手の中で、やりたい放題。
みきちゃんにとってほさっちーは、何をしても可愛い、目の中に入れても 痛くない、という感じだった。
(筆者思うに、それって、初孫状態だな。 それでは、じゅんちゃんとのコンビはどうだったの?
「演劇部の先輩と新入生って感じかな」うーん、そうか。
では、ほさっちーとのコンビになって、結果的には?
「いーんじゃないですか、ほさち、可愛いから〜」
・・・・・・・・・君たち、いい加減な。・・・・・・)

●さっちんさん・ベル
とーってもよかった!立ち姿は綺麗だし、歌は素晴らしいし、 もう素敵。美し。

●タータン・アシュレ
上手いわ、やっぱり。納得させられるアシュレだった。
ただ、メラニーの死の場面、カーテン前なので、 手袋を持って立ったままなのが、演出として妙だった。 (ちょっと変な人に見えてしまった)

●あきちゃん・メラニー
芸達者。
良かった。大人しすぎることはなかった。文句なしという感じ。

●その他の配役
・春野寿美礼・・・・・パレードで、4番手の位置でソロを歌ったので、 びっくりした。歌は、下手ではないが、上手くもない。 芝居の役は、ルネ・ピカールで、普通にやってた。
(筆者:どういう感想なんじゃい)

・ピティパットの役は・・・・・双葉みき。若い割にはよくやっていた。
(筆者:誰だ?分からん)

・ピーターの役は・・・・・いたよ。
(筆者:そりゃないだろー。誰だよ。−−>配役表によると沙加美冷)

・ミード博士の役・・・・・・・いたよ。やってたよ。
(筆者:なーにー。配役表によると、大伴れいかである。 みおさんを忘れるなんて!「余りにもミード博士になりきっていたので、 みおさんと思い付かなかった」らしい。)

・ワイティング夫人の役・・・・・・翔つかさ。いつも通り。翔つかさだった。

・プリシーの役・・・・・・百花沙里。頭を振っていた。

・みっこちゃん・・・・・・「チャーリー」の役。(ファニーの彼氏) 演技は「よくできました 」。歌ってよし、踊ってよし、 目立つ。背高いし。お姉さんによく似ていて、見つけやすい。 出てくるのが楽しみ。
(筆者:よしよし。この辺はまりこさんファンの私に対する リップサービスかもしれんが、素直に喜んでおくとしよう)

6月の東宝公演が楽しみですわね

目次に戻る


紅蛙亭ホームページ紅蛙亭日比谷店 表紙