七月☆子のたま〜にだいありぃ


トップページに戻る


110年07月19日(月)
  休止のお知らせ

 しばらく日記を休止させていただきます。
再開の折は、どうぞよろしくお願いいたします。


2010年01月22日(金)
  試写会『インビクタス 負けざる者たち』

クリント・イーストウッド監督、アメリカ映画、2009年
★★★

(ネタバレ注意!)

 南アフリカ初の黒人大統領となったマンデラは、1995年の自国開催が決まっているラグビーワールドカップでの優勝が、国をまとめるために必要であると判断し、キャプテンのピナールに連絡を取る……。

 感動はするけれど、映画の出来は、あまり良いとは思えませんでした。
紋切り型の映画で、今までのイーストウッド監督の映画と比較すると、到底満足できる作品とは言えません。
実話とはいえ、これほどまでにマンデラを神格化する映画を作る意図はなんだったのか、深読みしたくなってしまいます。
スポーツを政治の道具に使ったということを、どう評価するか、という問題があると思いますし。
またイーストウッド監督が好んで使う娘との不和(家族との疎遠)が、今回あまり効果を発揮しているとは思えませんでした。
途中で、大統領を狙っている人間がいると見せかけるシーンを入れたり、ちょっと安直な作りになっているような気がしました。
 マンデラ役のモーガン・フリーマン、キャプテン役のマット・デイモンは適役でした。
また、黒人やカラードは訛った英語を話しており、細かいところまで気が配られているのが分かりました。
 次回作は、イーストウッド監督らしい映画を期待します。


2009年10月29日(木)
  『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ』

根岸吉太郎監督、日本映画、2009年
★★★★★
第33回モントリオール世界映画祭・最優秀監督賞受賞作品

 人気作家にも関わらず、破滅的な生活を送っている大谷。
大谷は居酒屋で酒代を踏み倒しているだけではなく、ついにその居酒屋から金を盗んでしまう。
居酒屋の夫婦は大谷の家を探し当て、金を返すように言い寄る。
奥にいた妻・佐知は頭を下げ、盗んだ金の返済を一日だけ待ってもらう。
佐知は翌日、その居酒屋に出かけ、……。

 太宰治の名作「ヴィヨンの妻」の映画化。
設定はほぼ原作通りですし、台詞も原作と同じものがいくつもあり、それはそれで楽しめるのですが、中盤当たりから、やや原作とは違ってきます。
それはさておき、映画『ヴィヨンの妻』は、文句なく素晴らしい作品だと思いました。
主人公・佐知役の松たか子の好演が光っていました。
というよりも、この役は、松にしかできないのではないかと思うほど、原作の「私(さっちゃん)」(=佐知)のイメージに近い女優さんだと思いました。
で、ここからは「ネタバレ」あり、ですから、まだ映画をご覧になっていない方は読まないでくださいね。



 この映画は、身勝手で破滅型の夫に尽くす健気な妻を、明るいタッチで描いています。
妻・佐知は、夫にひどい仕打ちをされても、全てを受け入れ、明るく振る舞っています。
一種の母性愛すら感じます。
しかし、本当にそれだけでしょうか。
実は佐知こそが「魔性の女」ではないかと、映画を観ていて思いました。
この映画では、佐知をめぐって、3人の男性が登場します。
一人目は、夫・大谷。
二人目は、佐知を恋慕する工員の若者。
そして三人目は、元カレの弁護士。
3人ともいろいろな事情があるのですが、結局は不幸になっているわけです。
夫・大谷は破滅していくし、工員は失恋、元カレはウルトラ悪人ではありますが、佐知の面影に縛られているのです。
映画で最も印象的な場面、それは真っ赤な口紅です。
パンパンからアメリカ製の口紅を買い、それを塗って元カレの事務所に入っていきます。
佐知の決意を表している場面ですが、事務所から出てきた後、佐知は口紅を手の甲でぬぐいます。
手の甲にくっきりついた2本の口紅の跡……。
この真っ赤な口紅こそ、実は佐知の持つ「魔性」と「男根」を表すメタファーなのです。
弁護士(元カレ)の元を去った後、口紅を置き去るという行為は、魔性を捨て去ろうとする行為でもあるのです。
そして大谷の言う「神」はどこかにいるのではなく、大谷の目の前にいるのです。
佐知こそが大谷にとって「神」なのではないでしょうか。
その「神」から逃れるためには、「死」しかなかったのです。
そう考えると、清楚で明るい佐知(松たか子)が、不気味に見えてきませんか。
 蛇足になってしまいますが、大谷の心中相手を演じていた広末涼子。
お世辞にも演技が上手いとは言えませんが、警察の廊下で佐知とすれ違う場面の嘲笑、凄く良かったです。
彼女、口角があがっているので、本当に意地悪っぽく見えました。
「私の勝ちよ!」
という女の意地が、あの笑いに見事に表れていました。


2009年08月11日(火)
  『HACHI 約束の犬』

ラッセ・ハルストレム 監督、アメリカ映画、2009年
★★★★

大学教授のパーカー・ウィルソンは迷い犬になった秋田犬の子犬を拾った。
飼うことに妻は反対するが、パーカーの犬への愛情の深さに、妻も飼うことを黙認する。
子犬の首輪につけられた「八」という漢字の札から、HACHIと名付ける。
パーカーの深い愛情ですくすくと育ったHACHIは、大学に通うパーカーを、朝は見送りに、夕方は迎えに、駅まで毎日来るようになる。
ある日、……

 ご存じ「忠犬ハチ公」の物語で、日本映画『ハチ公物語』のリメイク版。
HACHIを演じている犬の演技が凄すぎ!
目力というか、黒いつぶらな目が、何とも言えずかわいらしいのです。
ただかわいいだけではなく、まさにアカデミー賞ものの演技で、リチャード・ギアを完全に食ってしまっていました。
日本人なら、忠犬ハチ公の話は誰でも知っています。
この映画は舞台こそアメリカ東海岸の田舎町ですが、内容は事実を忠実に描いています。
この先どうなるか分かっていても、犬の演技に、涙がだらだらです。
映画自体は可もなく不可もなし、ですが、犬の名演技に★★★★つけました。
映画に日系教授(パーカーの同僚)を登場させて、秋田犬について解説させたり、剣道をやっている場面を入れたりしているところは、日本人にはやや違和感があります。
でもアメリカ映画ですから、そういう所は目をつむることにします。
 夏休みの映画ということもあり、吹き替え版と字幕版の両方が用意されていました。
映画の内容から考えて、子供向きではないような気もします。
制作者はどの層をターゲットに映画を作ったのでしょう?


2009年07月4日(土)
  試写会『モンスターvsエイリアン』

ロブ・レターマン、コンラッド・バーノン監督、アメリカ映画、2009年
★★

 結婚式当日、エネルギーに満ちあふれた隕石にぶつかったスーザンは15m21cmに巨大化してしまう。
 捕らえられたスーザンは、他のモンスターたちのいる施設に幽閉されてしまった。
 謎のエイリアン・ロボットがサンフランシスコに襲来。
地球を救うために政府が考えた作戦は……。

 ただ一言、「つまらない」。
★にしたかったのですが、試写会でしたし、お土産ももらったし、ということで奮発して★★にしました。
この映画は本来3Dが売りのようですが、今回の試写会は2Dでした。
3Dだったら迫力があるので、もう少し楽しめたかもしれません。
 映画の内容ですが、子供のための映画としては、設定や話がやや複雑。
だからといって、大人が見るに堪える映画でもありません。
見所は、映画の中にちりばめられているパロディー。
映画ファンなら、いくつも見つけられるのでしょうが、私は3つほどしか分かりませんでした。
 これから見に行かれる方に、老婆心ながら一言。
エンドロールの後に、事後談がありますから、終わったと思って、途中で立たないようにしてくださいね。
ネタバレになるといけませんから詳しい内容は書きませんが、ブラックユーモアみたいです。
でも私は全く笑えませんでしたが、アメリカ人には面白いのかなぁ?


2009年05月08日(金)
  『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』

山本泰一郎監督、日本映画、2009年
★★★

 東京を中心に6件の広域連続殺人事件が発生。
死体のそばには、麻雀パイが落ちていた。
目暮警部をはじめ、関係各県の刑事たちが広域捜査会議を開き、事件解決にやっきになっていた。
この会議に“黒ずくめの組織”のメンバーの一人が潜伏していることにコナンは気づく。……

 私でさえ、麻雀パイの謎解きはすぐにできたぐらいで、謎解きの楽しみに欠ける映画になっています。
久々に劇場版『名探偵コナン』を見に行きましたが、最初の頃の作品と比べると、かなり質が落ちているような気がしました。
それでも★★★にしたのは、ラストの“黒ずくめの組織”とコナンとのバトルに迫力があったからです。
13作も作っていると、ネタ切れになってくるのはしかたがないのでしょうか。
そろそろ完結編を作ってもらいたいような気もします。


2009年04月30日(木)
  『グラン・トリノ』

クリント・イーストウッド監督、アメリカ映画、2008年
★★★★

 妻を亡くした朝鮮戦争の帰還兵・ウォルトは頑固者で、家族からも疎んじられている。
フォードで自動車工の仕事をやっていた頃が、彼にとっては絶頂期であり、愛車グラン・トリノを大切にしていた。
 ある日、モン族の少年・タオに、その愛車を盗まれそうになるのだが、……。

 ネタバレ、大いにあり!! 要注意!!!

 ストーリーは陳腐で、はじめの3分の1を見れば予測できるし、またそれを裏切らない展開をしていきます。
日本の任侠映画と通じるところがあり、主人公を高倉健か菅原文太にすれば、即、昔の東映映画です。

かわいい弟分とその家族が、自分のせいで敵対する一家にひどい目に遭ってしまった。
責任を感じ、死を覚悟で一人敵陣に仕返しに行く。
実は彼は自分の命が長くないことを知っていたのである。
自分の死に場所を求めていた彼には、まさにこの仕返しは、人生のグランドフィナーレであったのだ。


とまぁ、こんな感じです。
もちろん、西部劇にしても違和感のないストーリーです。
つまり、超ステレオタイプなのです。
この作品がイーストウッド主演映画の最後らしい、ということですが、最後の映画にふさわしく、主人公・ウォルトは死んでしまいます。
(去っていくイーストウッドの後ろ姿が素敵なのですが)
どこまでも、観客を裏切らない映画なのです。
 先が読めているので、ウォルトが死んでも涙はでません。
ところが、画面がエンドロールに替わったとたん、涙があふれてくるのです。
右手に湖(だと思います)があり、左手に道と木立のありふれた風景なのですが、それが泣けてくるのです。
イーストウッド監督の映画にしてはおもしろみに欠ける『グラン・トリノ』ですが、見ている人の心の琴線に触れる何かがあるのでしょう。
そこはさすが、イーストウッド監督です。
 『ミリオンダラー・ベイビー』があまりにも完璧な映画でしたから、それ以後のイーストウッド映画は、やや精彩に欠けているような気がします。
もう次回作の撮影に入っているそうですが、『ミリオンダラー・ベイビー』を凌ぐ映画を期待しています。

追記:一つだけ私の予測を裏切った場面がありました。
   それはラストの、たった一人で不良たちの家に仕返しに行く場面です。
   今までのイーストウッド監督でしたら、自分が天誅を下しているのですが、今回は違っていました。


2009年04月27日(月)
  試写会『GOEMON』

紀里谷和明監督、日本映画、2009年


 豊臣秀吉が天下を取った頃、大泥棒・石川五右衛門が、金持ちから金品を盗み出し、貧しき者に分け与える。五右衛門は庶民の拍手喝采を受けていた。ところが盗品の中にあった小さな箱が、思いもよらぬ展開を引き起こす。……

 はっきり言って、最低最悪の映画です。
そもそもこれは「映画」ではなく、まさに「ゲーム」です。
CGを必要以上に多用している(というよりも、全編くどいほどCGだらけ)だけではなく、内容ももうめちゃくちゃ。
エンターテイメントなので、歴史に忠実ではない、などという野暮なことは言いませんが、許容範囲をはるかに超えています。
まさに映画自体がゲーム化していて、ゲームをしながら自分が歴史を作り変えていくような感覚です。
 画面は美しいのですが、CGのために美しさも半減。
ちょんまげを結わないのはともかくとして、茶々がなぜにフランス人形なのですか?
庶民の衣装などはかなり工夫されているのに、それもフランス人形の衣装で帳消しになってしまいます。
花魁たちが、ストッキングを履いて踊りを踊るとは、知らなんだ、知らなんだ。(-.-)
 自分としては、★など一つもつけたくないのですが、広末涼子を除く俳優人が好演しているので「★」にしました。
 お金をドブに捨てることを覚悟して、見に行ってくださいね♪


2009年04月04日(土)
  社会保険庁、いい加減にしろぉ!!! (`´メ)

 私は独身時代、共済会に加入していた時期がありました。
ところが社保庁の年金記録からその部分が抜けていたため、その旨を申請しました。
半年以上なしのつぶて、やっと今日、「共済組合等加入記録の確認のお知らせ」が届きました。
私の抜けていた期間は書き込まれていたのですが、その書類の文言を見て、唖然としました。


 表に記載した共済組合等の加入記録は、あなた様のものである可能性が高い記録です。
 十分にご確認いただき、必ずご回答いただきますよう、お願い申し上げます。


 はぁ? です。
「あなた様の可能性の高い記録」じゃないでしょ!
社保庁の記入漏れじゃないんですか!
同封された印刷物を読むと、共済組合から提供された記録が本人のものかとうか確認しているのだ、ということを強調しています。
わざわざ下線を引いて、

 ※このお知らせは、「ねんきん特別便」とは別のお知らせです。

と書き、社保庁のミスと関係ないですよ〜、としらばくれているのです。
 どこまでも国民をなめなめする社保庁。
いい加減にしろ!! (▼▼)


2009年03月06日(金)
  試写会『ゲット スマート』

ピーター・シーガル 監督、アメリカ映画、2008年
★★★

 1960年代にアメリカで人気を博したテレビドラマ「それ行けスマート」の劇場版スパイ・アクション。
 アメリカ極秘スパイ機関が国際犯罪組織に襲撃され、スパイたちの身元が明るみになってしまう。
そのため、分析官のスマートがエージェントに昇格し、整形美人のエージェント99とコンビを組み、任務にあたる。……

 アメリカ人が好きそうなスパイアクションコメディです。
主人公スマートを演じるスティーヴ・カレルの演技が良かったです。
まじめに任務をこなしているのにどこかおかしいスマートを、ひょうひょうと演じていて、好感が持てました。
私はコメディが好きではないので、あまり笑えませんでしたが、間違いなく上質のコメディ映画だと思います。
後半どんでん返しがあるのですが、イマイチ盛り上がりに欠け、やや退屈な気がしました。


2009年2月25日(水)
  『チェンジリング』

クリント・イーストウッド 監督、アメリカ映画、2008年
★★★★

 1928年、ロサンゼルスで起こった誘拐事件(実話)を映画化。
シングルマザーの母親が仕事から帰ってくると、息子が失踪していた。
5ヶ月後息子は保護されるが、その子供は、彼に似た全くの別人だった。……

 テンポの良さ、予測しない展開で、2時間22分という長さを全く感じさせません。
しかしイーストウッドの作品としては、やや物足りなさを感じます。
いわゆるサスペンス仕立ての社会派ドラマですが、『ミリオンダラーベイビー』や『ミスティックリバー』と比べると、一押したりないような気がしました。
アンジェリーナ・ジョリーは、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされるだけあり白熱の演技でしたが、彼女に感情移入をすることはできませんでした。
もしかしたら、息子を思う母親のエキセントリックな行動(特に後半)こそが、イーストウッド監督の表現したかったことだったのかもしれません。

 この映画を見て一番感じたことは、アメリカ人(1928年当時の)の宗教観です。
ネタバレになるので、あまり詳しく書くことはできませんが、自分の犯した罪に対する考え方の異様さです。
彼らはただ一点、「地獄に堕ちる」ことに恐れおののいているのです。
地獄に堕ちたくない一心で罪を悔いるのであり、そこには神に対する恐れしか存在せず、人間性は微塵も見られないのです。
 アメリカ人はこの映画を見て、おそらくこの感覚を受け止めることができるのでしょうが、日本人にはまさに「異文化」としか映らないと思います。


2009年02月11日(水)
  「犬用サプリメント」と「肉球クリーム」

 我が家の犬は、誕生日が来ると御年15歳。
後期高齢犬になるそうです。
老化のため関節が悪くなり、サプリメントを飲み始めました。
このサプリメント、本当に良く効くのです。
足をひどく引きずり、歩くのもままならなかったのが、1ヶ月ほど飲み続けたら、すこぶる調子が良くなりました。
これほど効くのならと、新たに2個購入し、継続的に飲ませています。
が、1個なんと、5000円以上もするのです!
まさにネットやテレビで盛んに宣伝している「皇○」さながら。(^_^;)
でも、「関節症発症犬に対するグルコサミン・コンドロイチン硫酸配合剤経口投与の臨床学的効果」という研究発表もなされており、効果のほどは折り紙付きのようで。

http://www.suntory.co.jp/news/2008/10024.html

少なくとも我が家のお犬様には、効果絶大でした。

 そのサプリメントを獣医さんのところに買いに行ったとき、受付においてあったのが“肉球をやさしく守る「自然のケアクリーム」”。
肉球の保湿性を高め、ひび割れやかさつきを防止するそうです。
お散歩のあとは、肉球ケアー???
確かに我が家の犬も、冬になって肉球が乾燥気味ですねぇ。(-.-)
肉球は大切です、はい。
ちなみにお値段は50gで2940円。
このお値段のハンドクリームお使いの方、いらっしゃいますか?


2009年02月8日(日)
  花畑牧場の商品を評価すると……

 昨年からブレイクしている田中義剛「花畑牧場」の商品を、今までにいくつか買ってみました。
昨年、生キャラメルが爆発的ブームになり、その頃はネットショップでも、販売開始1分以内に売り切れてしまいました。
さすがに最近は、買えないということは、ほとんどなくなりましたが。
今までに買った花畑商品の、私の主観的評価は次の通りです。

・生塩キャラメル(プレーン)    ☆☆☆☆☆
・生塩キャラメル(チョコレート)  ☆☆☆☆☆
・生塩キャラメル(抹茶)      ☆☆☆☆
・生塩キャラメル(いちご)     ☆☆☆
・生塩キャラメル(ホワイト)    ☆☆☆
・トリュフ(ブラック)       ☆☆☆☆
・トリュフ(ホワイト)       ☆☆☆☆
・生キャラメルプリン        ☆☆☆☆
・酪農チーズタルト         ☆☆☆☆
・雪のティラミス          ☆☆
・生キャラメルチーズケーキ     ☆
・いももち〜チーズ〜        ☆☆☆☆☆
・いももちクリームコーン      ☆☆☆
・スープいももち          ☆☆☆☆☆
・生キャラメル 〜New Type〜    (まだ届いていません)

 初めて「生キャラメル」を食べたときは、そのとろけるような美味しさに感動しました。
花畑牧場のスウィートはどれも濃厚な味で、甘さがきつすぎると思います。
甘い物好きの私でも、「ちょっと甘すぎ!」という感じ。
またケーキ類は、はっきり言って不味い!
全くお薦めできません。
「酪農チーズタルト」は美味しいですが、このお値段を出すのなら、近所のケーキ屋さんなどで買えばいいんじゃない、という感じです。
やはりお薦めは「生キャラメル」(プレーン、チョコレート)と「いももち〜チーズ〜」かな。
このお店の難点は、一日に買える個数が制限されていることと、代引きしか対応していないことです。
それと、北海道から冷蔵あるいは冷凍発送ということもあり、送料が馬鹿になりません。
でも、話の種になりますし、話題の商品なので、知り合いに差し上げると喜ばれます。


2009年01月23日(金)
  少し恐ろしいお話

 朝の10時半頃、電話が鳴りました。
「私、△△と申しますが、七月☆子さんのお宅でしょうか?」
 △△さんは、自分史講座でご一緒の70歳代半ばのご婦人です。
「あなた、七月☆子さんご本人ですよね。
 去年も今年も年賀状を頂いたんですけど、私、心当たりがなくて」
「私、自分史でご一緒の者です。
 いつも右隣に座らせていただいています」
「そうなの。
 私、てっきり和裁教室の方かと思って。
 去年は間違いで年賀状が来たと思って放っておいたんですけど、今年も頂いたでしょ。
 それで、確かめの電話をしたんですよ」
 どこかちぐはぐな感じで、おかしいな、と思いました。
しかも、七月☆子が私であるということを理解していらっしゃらないような気もします。
「今日の午後、自分史講座に参りますので、どうぞよろしくお願いいたします」
 私がこう言うと、△△さんは
「はい。そのとき、お声をかけてくださいね」
とおっしゃり、電話を切りました。
 午後1時、自分史講座に行くと、△△さんも少し遅れていらっしゃいました。
2時頃、休憩が入ったとき、
「今朝はお電話を頂き、ありがとうございました」
と私が言うと、△△さんは、
「電話? 私はかけませんよ。私じゃないわよ」
とおっしゃるではありませんか!
たった3時間半ぐらい前のことを完全に忘れられているのです。
しっかりとした文章を書かれ、はきはきとした物言いをなさる△△さん。
まだら呆けなのでしょうか?
少し恐ろしいものを感じました。



管理用:

HimeDiary ver1.1 written by Fujihanahime

壁紙 PAINTさん