|
名古屋市南部にある名古屋競馬場 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
笠松競馬場に続いて名古屋競馬場にも再度の訪問とあいなった。再びとはいえ、過去1回だけの訪問が10年ほど前のことだから、場内の様子をほとんど覚えていなかった。全くの新鮮な気持ちで正面ゲートをくぐった。ちなみにこの日はハッピーマンデーということで入場料は無料。駐車場も無料なので、名古屋近辺のファンなら気楽に来られる競馬場である。 さて土曜日の競馬中継をテレビ愛知で見ていると、たびたび名古屋競馬のCMが放映される。キャッチフレーズは「推理とロマンの名古屋けいば」。このフレーズは結構有名で、スタートゲート上にも掲げられている。まぁ競馬ってやつは、あれこれ考えて馬券を買って、実際にレースで自分の推理が当たったかどうか結果が出るところが楽しいものなので、このキャッチフレーズを聞くといつも「的を射ているなぁ」と思ってしまう。でも実際の名古屋競馬は、人気馬が印どおりに来るケースが多いので、推理は「競馬新聞におまかせ」なことがほとんどであるが…。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
さて、競馬場にはお昼ごろ到着したので、まずは腹ごしらえ。名古屋競馬場は正面ゲートをくぐると左右に飲食店が軒を連ねている。その中から「勝や」という、うどん屋の暖簾をくぐった。せっかくなのでなにか名古屋らしいものを注文しようと思い、「牛すじきしめん」650円をチョイスした。きしめんと牛すじの取り合わせは初めてだったが、なかなか食べ応えがあって旨かった。
さて、ここまでは屋外で撮影をしていたりしていたが、先月の笠松競馬の時と同様、立っているだけで汗が噴き出してくる猛暑ぶりだった。こういう日は特観席で涼みながらレースを観るのに限る。というわけで700円支払って、ガラス張りのスタンドに腰を下ろした。2人掛けのシートに小ぶりのテーブルが付く何の変哲もない特観席だったが、感心だったのはソフトドリンクの自動販売機が無料開放されていたこと。それも自販機が喫煙室に鎮座しているので、タバコを吸うたびに清涼飲料水をガブ飲みしていた。 |
この日はハッピーマンデーで入場無料 |
正門入場後左右に広がる飲食店 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
名古屋名物ということで「牛すじきしめん」 |
地方競馬場らしく馬名掲示は非電光式 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ガラス張りの有料スタンドをバックに筆者 |
特観は700円だがソフトドリンク飲み放題 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
800bレースの発走は向こう正面から |
1,600bは第3コーナー奥ポケットから発走 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1,400bレースの発走は第4コーナーのポケットからで、ほぼコースを一周する |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最後の直線の様子。なんにしろ先行有利 |
半径の小さい第4コーナーを回る各馬 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スケジュールの都合で、14時20分発走の第8レースが最後のレース。このレースは「コノハズク特別」と名付けられた3歳限定の特別戦。距離もダートの根幹距離である1,600bである。しかし小回りの名古屋競馬場の辛いところで、スタート地点は第3コーナーわきのポケットにある。これでは次の第4コーナーまでの直線は短く、外枠の馬はコーナーで距離損するため、かなり不利なはずである。 手元の競馬新聞では、中央競馬からの移籍初戦の前走(重賞)で、いきなり2着に好走した「ピュアストーン」が◎印。地元デビューで、前走同じクラスで1着になっている「ハートオブストーン」が○印である。ボックス買いでは、前のレースのように的中しても回収率が低くなるので1頭に絞りたい。結局、重賞2着に惹かれて「Fピュアストーン」を軸にした。最後のレースなので、3連単軸1頭マルチF−CEGに加えて、3連複F-@CEGHと馬単マルチF-@CEGHを購入した(合計38点)。 レースは、予想通り@が逃げ、私の軸馬は3番手あたりを進んでいた。勝負どころの第3コーナーでペースが上がったが、軸馬はムチを入れられるほど反応が鈍かった。最終コーナーを3番手で回ったが、その後の直線で後続馬に次々と抜かれ、最後は5着で入線。私は暗澹たる思いで名古屋競馬場を後にした。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
<おしまい> |