| 競馬場への小さな旅A 〜京都競馬場〜 |
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↑浜松からダイレクトで京都へ ←遠鉄沿線から乗り換えに便利な 東名浜松北バス停より乗車 |
『競馬場への小さな旅』シリーズの2回目は、皐月賞から中5日で京都競馬場ということになった。浜松から京都へはひかり号で1時間余り。普通に考えれば新幹線を使うことが妥当なところである。しかしそれでは『小さな旅』にならない。というわけで今回は浜松〜京都間を毎日1往復だけ結んでいる高速バスを利用することにした。ちなみに所要時間は4時間。交通費は新幹線の自由席を利用すると7,560円かかるが、高速バスなら3,900円である。 4月20日土曜日の朝、私は浜松駅に向かわず遠鉄電車を自動車学校前駅で下車した。東名の本線上にある『東名浜松北』バス停は、この駅から徒歩5分のところにあり、遠鉄電車沿線に住む私にとっては好都合である。また浜松北バス停からは京都駅まで運賃が3,750円で済む。 |
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↑名神多賀SAにて、浜松〜京都間高速バス |
始発の浜松駅を8時に出発した京都行き特急バスは、浜松北バス停に8時25分に停車する。このバス停でも私以外に4人ほど乗車して、車内の乗客は15人ほどになった。後々分かることだが、これらの乗客は終着京都まで乗り通した。休日とはいえ1日1往復のあまり知名度のない路線バスとしては上々の乗車率である。 朝の東名を快走して上郷SAで1回目の休憩。高速バスに乗ると、静岡で下宿していた学生時代を思い出す。当時浜松〜静岡間をたびたび高速バスで往復していたのだが、運賃は東海道線の鈍行よりも安い1000円であった。この値段が金欠貧乏学生だった私を惹きつけた理由のひとつであった。そんなことを考えるうちにバスは名神高速に入り、京都に向けての最終停車地『名神岩倉』バス停を通過した。ここのバス停は奮っていて、1日1度しか停車するバスがない。つまり、私が乗っている浜松発京都行きのバスが始発であり最終のバスなのである。なぜこのようなことになるのかは東名・名神の高速バスの運行体系に起因する。東京方面からのバスは、ほとんどが名古屋行きのため、名古屋ICを出入りする。また名神の高速バスは京都方面に向かうので一宮ICを使うため、名古屋IC〜一宮ICはもともと高速バスがほとんど走っていないのである。 バスは曇り空の下、関が原を越え、名神多賀SAで2回目の休憩を取った。多賀を出れば1時間半ノンストップで終点京都駅である。途中競馬ファンにとっては馴染み深い栗東を通り、当日輸送の競馬馬になった気分で京都へと運ばれた。 |
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てっきり京都南ICを出入りすると思っていたバスが京都東で下りたのにはちょっぴり驚いた。しかし東ICを降りることで予想される国1の山科付近の渋滞は織り込み済みなのか5分程度延着しただけで京都駅北口に12時15分ころ到着した。 京都駅から淀の京都競馬場への行き方の最善策は、おそらく近鉄電車で丹波橋へ出て、京阪電車に乗り換えるという感じだろう。近鉄電車に10分ちょっと、京阪電車に8分揺られて淀駅に着いた。あとは人の流れに乗って徒歩5分で競馬場なのだから、初めて京都競馬場に来た私でも道に迷う余地は無かった。 |
↑京都競馬場の正門 |
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↑パドックが真ん丸なのが特徴 |
さて去年の夏、新潟競馬場に行った時に勧誘されて加入した「JRAカード」の最大の特典は、競馬場の指定席が電話予約できるということにある。しかし、これまでただの1度も抽選に当たったことがなく、いわば宝の持ち腐れであった。だが今回ようやく抽選に当たって「指定席で競馬が観られるぞ〜」とふんぞり返った私が馬鹿だった。なんと競馬場の正門でJRAの職員がハンドマイク片手に「本日の指定席に空席がありま〜す」と大声を張り上げていたのである。もう午後1時にならんとしているこの時間に、まだ指定席が売れ残っているとは思わなかった・・・ 6階のA指定席にたどりつくと既に午後の最初のレースは確定しており、第7レースの発売の締め切りが迫っていた。こういう時にあせって予想をして馬券が当たったためしがないので、馬券を買うのを見送ってとりあえず予想だけをしてみた。しかしマーフィーの法則ではないが、買わないときに限って予想が当たってしまうものである。3点予想の1点が当たってしまい、13倍くらいの配当の馬券をみすみす買い損なってしまった。今日のツキはここで下降線となり、結果は左上の表の通り散々なものになってしまった。 さて、ここで京都競馬場の印象を述べておこう。パドックは上から見ると真ん丸で、これはTVの画面では全然気づかなかった。また6階の指定席からターフを眺めるとスタートからゴールまで遮られることなくサラブレッドの走りを追うことができ、ちょっと感動モノであった。 |
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| 今日の成績は、ほぼ惨敗であったが、京都のメインの第11レース「オーストラリアトロフィー」では唯一収支がプラスになった。しかしこれもインターネットの情報をもとに半信半疑で人気薄の14番から100円ずつ馬連総流しで買ったものであまり誉められたものではない。97倍の穴馬券であったので「せめて500円ずつ買っていたら・・・」と後悔しきりであった。 今日の京都競馬場は、レースにオーストラリアの冠を付けた、いわゆる「オーストラリアデー」ということだったので、正門を入ったところでオーストラリアの物産展が開かれていた。京都競馬観戦のお土産にと帰り際にビーフジャーキーなどを買い求め、せめてもの慰めとした次第である。 さて、復路は往路と順路を変えるのが旅に幅を持たせる鉄則なので、帰りはシャトルバスでJRの山崎駅に出て、東海道線の鈍行で京都駅へ。京都16:50発のひかり号に乗ればわずか1時間11分で浜松駅に到着した。とにかくこんな成績では引き下がれないので、3週連続で競馬場通いになってしまうが、来週土曜日東京競馬場に乗り込むことを心に誓ったものである・・・ <第3弾 東京競馬場の巻につづく> |
↑6階A指定席からターフを望む |
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