旅打ち100系新幹線


開設80周年記念の焼酎・鼓鞍乃夏

小倉競馬収支表 (11.9.3開催)
レース 投資 回収 収支 累計
小倉9R 1,200 0 -1,200 -1,200
新潟9R 1,000 1,450 +450 -750
小倉10R 1,600 670 -930 -1,680
新潟10R 1,500 6,430 +4,930 +3,250
小倉11R 2,800 0 -2,800 +450
新潟11R 1,500 1,020 -480 -30
小倉12R 2,400 0 -2,400 -2,430
新潟12R 1,400 350 -1,050 -3,480
合計 13,400 9,920 -3,480 74.0%

一方、台風12号はその日の午前10時に高知県に上陸したものの、一向にスピードが上がらない。四国でうろちょろしているうちに、予想進路上の岡山を通過してしまった。瀬戸大橋線を始めとして在来線は軒並み運転を見合わせていたが、山陽新幹線はいつも通りに動いていて、大したものだ。結局、小倉到着は所定よりも15分遅れにとどまり、台風12号に再接近した山陽区間ではなく、遠く離れた米原付近で最も台風の影響を受けた格好になった。

小倉でモノレールに乗り換え小倉競馬場へ向かう。こんな台風の日には馬券を買ってはいけないのは分かっていたが、やっぱり酷い目にあった。ターフビジョンに映し出される新潟競馬場は、時折日が差しているようで羨ましい。場外である新潟のレースは、5,400円投資で9,250円回収と大幅にプラス収支。それに引き替え、目の前で行われているレースの方は、8,000円投資で回収がわずか670円と惨憺たる結果だった。せめてもの慰めにと、小倉競馬場の開設80周年を記念して限定販売している芋焼酎「鼓鞍乃夏」を買い、ホテルの部屋で「やっきり酒」をあおった次第である。

翌日は、新幹線で浜松に帰るだけの行程。しかし自分にとっては、小倉競馬を現地観戦した昨日よりも、今日の方がメインの目的なのである。大好きな100系新幹線が今年度末をもって退役するということで、乗れるうちに大いに乗っておきたい。6両編成の先頭車は自由席の喫煙車。2&2シートを回転してボックス席に仕立て、ゆったりと山陽新幹線を東上した。

「東海道新幹線の掛川と静岡の間で、雨量規制値を超えたため運転を見合わせております。今も雨が降り続いているため運転再開の目処は立っていません…」と昼下がりのこだま号の中で車内放送が繰り返されている。「え、どこの世界のお話し?」

記録的な降雨量をもたらした台風12号の進路には、出発前にずいぶんやきもきさせられた。出発当日の朝にJR東海やJR西日本のホームページで確認したところ、通常通りの運行をするとのことで、まずは一安心。ひかり463号は、浜松駅をダイヤ通りの9時38分に発車した。時折、窓ガラスに雨粒が叩きつけられていたが、名古屋には時間通りに到着した。

名古屋でのぞみ155号に乗り換え。「東海道新幹線は岐阜と京都の間で強風のため運転を見合わせています。」名古屋到着前から繰り返し車内放送があったので、「どのみち止まるんだったら車内の方がいいなぁ」と思っていたが、果たして「のぞみ」はほぼダイヤ通りに名古屋を発車した。岐阜羽島に向けて走っているうちに運転抑止が解除されたことを知ったが、前に列車がつかえている模様。岐阜羽島の手前で列車が動かなくなり10分ほど停車した。列車が動いてからも「消費電力のセーブ」とかでノロノロ運転が続き、京都到着時には遅れが15分に広がった。


小倉競馬場芝1,800bのスタートはスタンド前


最終週の土曜日。今開催は6週間と短かった


小回り平坦コースの最後の直線は短い


小倉駅に入線する100系こだま岡山行き


100系のテールランプを見るとバブル華やかなりし頃のJR東海のCMを思い出す(福山駅にて)

<終>

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