田中高志先生著 快「話力」 〜人を動かし、人生を変える〜
紹介コーナー

浜松北高漕艇部設立時の顧問で、現在OB組織「浜松北高漕艇部 雄図会」の特別顧問でいらっしゃる田中高志先生が本を出版されました。題名は、“快「話力」〜人を動かし、人生を変える〜”です。このコーナーでは、この本の内容を紹介させていただきます。

社会人生活がまもなく20年になろうという中堅サラリーマンの私にとって、上司や部下とのコミュニケーションは、ともすれば本来の業務より重要なのではと感じています。また、そのコミュニケーションは、いかに相手の立場になって聞くことができるか、あるいは自分の考えを押し付けずに、相手が話し終えるまで聞くことができるかがカギだと思っています。田中先生は、本書の中で、対話・会話の心得は「ありのままの自分でいること」「誠実であること」「よく聞くこと」だと述べています。また「相手の事情や気持ちを聞きもしないで、自分ばかりが一方的に話すことには、気をつけなくてはいけません。」とも述べています。組織や家庭で、どうも自分と相手の関係がぎくしゃくしているなと感じたとき、田中先生が本書で述べられていることを思い出されてはいかがでしょうか…

田中先生は、長く教師を勤められ、静岡市立商業高校の校長先生の時に退職なさっているので、様々な場面でのスピーチを数多く経験されています。ユーモアを交えながらその場にあった話題をさりげなく話される先生のスピーチを聞くたびに、私は「先生のように人前で上手く話せるようになりたいなぁ」と思っていたのですが、そのスピーチの話題集めのためにノートを持ち歩き、パソコンで整理するという見えない努力をなさっているのには驚きました。「ばふっ!」「メロンパンの女」「鳥寄せおばさん」など、題名からして興味をそそりそうなエピソードの中身は、ぜひ本書を購入して確かめてください。

さて、本書の魅力を一言で述べるなら、先生が経験された実例が随所にちりばめられ、その実例をたどることで、知らないうちに会話や人前でのスピーチの方法を学べるというところにあります。また、私たちが知りえなかった先生の一面を知ることができるという点でもおトクな内容だと思います。ぜひ実際にお手にとってご覧いただければと思います。
(文責 加藤友信)

書名: 快「話力」
〜人を動かし、人生を変える〜

著者: 田中 高志

体裁: 新書版 166ページ

定価: 本体 857円+税

発行所: 静岡新聞社


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