新 潟 夏 競 馬 U

馬 連 vs 3 連 複
※写真はメインレース「驀進特別」の表彰を受ける田中勝春騎手ら


6月の福島開催で試験発売し、7月の開催替わりから全国で発売されている新馬券「馬単・3連複」は、JRAの目論見通り大変な人気で、それまで最も人気の高かった「馬連」のシェアを凌ぐ勢いである。そこで今回は「馬連」(馬連の発売されない少頭数立ては枠連)と「3連複」を同じスタンスに立った予想で購入し、いったいどちらが儲かるのか(損害が少ないか?)を検証してみた。

その実験の舞台となったのは新潟競馬場。日本で唯一直線1000bのコースがある競馬場として有名である。また小回りコースながら、外回りコースは向こう正面と最後の直線が長く、左回りということも特徴のひとつである。
2002年8月24日土曜日の第1レースから最終第12レースまでのまる一日、小倉の特別4レースと札幌のメインも含めて全17レースを馬券の購入レースとしてみた。

@午前中の部(第1レースから第5レースまで;全て未勝利戦)
「馬連」収支一覧表 「3連複」収支一覧表
レースNo 投資 回収 収支 累計 投資 回収 収支 累計 合計
新潟1R 1000 1400 +400 +400 2000 1760 -240 -240 +160
新潟2R 1500 3100 +1600 +2000 2000 0 -2000 -2240 -240
新潟3R 3500 3350 -150 +1850 6000 9060 +3060 +820 +2670
新潟4R 3000 15400 +12400 +14250 1200 0 -1200 -380 +13870
新潟5R 2000 0 -2000 +12250 1200 0 -1200 -1580 +10670
新潟6R 3000 0 -3000 +9250 2000 0 -2000 -3580 +5670
新潟7R 3000 0 -3000 +6250 3200 3560 +360 -3220 +3030
新潟8R 3000 5650 +2650 +8900 3000 0 -3000 -6220 +2680
新潟9R 3000 0 -3000 +5900 2000 0 -2000 -8220 -2320
小倉9R 3500 2850 -650 +5250 1200 1460 +260 -7960 -2710
新潟10R 3000 0 -3000 +2250 2000 0 -2000 -9960 -7710
小倉10R 4000 0 -4000 -1750 2000 0 -2000 -11960 -13710
札幌11R 1500 4550 +3050 +1300 2000 2020 +20 -11940 -10640
新潟11R 3500 0 -3500 -2200 3000 0 -3000 -14940 -17140
小倉11R 1500 2600 +1100 -1100 600 0 -600 -15540 -14440
新潟12R 5000 0 -5000 -6100 2000 0 -2000 -17540 -23640
小倉12R 5000 0 -5000 -11100 3000 0 -3000 -20540 -31640
合 計 50000 38900 回収率77.8% 38400 17860 回収率46.5% 64.2%
午前中のレースは全て未勝利戦である。私はこの未勝利戦というのがどうも苦手で毎回苦戦している。今日も投資額はなるべく少なめで「おっかなびっくり」のスタートである。
しかし、この日はなかなか調子が良く「取りガミ」もあったが第4レースまでは馬券を的中させ続けた。その中には人知れず 苦労もあり、第3レースの「3連複」はなんと30点買いしてようやく45.3倍の馬券を的中させたわけである。
注目の「馬連」vs「3連複」は、馬連のほうで第4レースの中穴(30.8倍)をヒットさせたこともあり「馬連」が優勢である。

A午後の部(第6レースからメインレースまで)
午後は第6レースが新馬戦でそれ以降は条件戦である。普段の私ならこの辺から調子に乗ってくるところであるが、今日は馬券がさっぱり取れなくなってきた。ついに特別戦に入った新潟9レースで赤字に転落し、多少の浮沈があったものの累積赤字は増すばかりである。
馬連で「縦目」、「3連複」で「1着・2着・4着」など惜しい馬券も多く、それだけにあせりも大きくなるのである。「馬連」vs「3連複」の検証の方は、小倉のメインレースを終えた時点で「馬連」がトータル1100円の負けと、ほぼトントンの結果(回収率97.25%)であるのに対し、「3連複」がマイナス1万円を超え(回収率53.47%)、今日の結果はほぼ見えたといっていい感じである。

B最終レース&反省
メインレースを終えてマイナスは1万5千円ほど。この借金を返して勝って競馬場を後にするため当然のことながら勝負を賭ける。しかし最終レースは軸馬の目途は立つが、ヒモをどうしても絞れず、新潟・小倉とも4点の流しとした。この弱気な作戦に天も見放したか縦目で大外し。「やっぱりオレにはボックス買いが似合う」と妙に納得して新潟競馬場を後にした。今回の戦績はマイナス3万円以上。一時は1万5千円ほどのプラスだったから落胆も大きかった。
さて上記の表を見てもお分かりの通り、「3連複」よりは「馬連」の方が馬券を取りやすいという至極当たり前な結果となった。「3連複」で高配当を狙うには「総流し」するしかない感じである(私もこの方法で万馬券を的中させたことがある)。「3連複」で堅く回収率をUPさせるために、今回の反省をもとに以下で述べたいと思う(あんまり説得力はないが・・・)。いずれにしても買い目が多くなるので、1点の賭け金を少なめにしておいた方が大やけどしなくて済むと思うのでご参考まで・・・

(参考)3連複馬券の買い方
14〜16頭立てのよくあるレースで、「この馬は絶対に来ないだろう」というものを消していって半分の7頭が残ったとする。その馬を自分の評価で上から順に◎、○、▲、△、×、×、×と印を付ける。ここまでの作業は従来の馬券の買い方と変わらない。
3連複で7頭をボックスで買うと35点買いとなり、35倍以上の配当がない限り「取りガミ」になってしまう。そこで買い目を絞るわけだが、その絞り方には幾つかのパターンがある。

@)2頭を軸に流す方法
JRAの投票カードは3連複の流し馬券を買う場合、必ず2頭の軸馬を指定しなければならない。7頭の馬をこの方法で購入すると、◎○の2頭から▲以下に流して5点買いで済む。ただし◎○の2頭が他の馬との実力差が相当ない限りこの買い方では的中させることは難しい。いわゆる2強のレースでもどちらかの馬がコケルというのは往々にしてあるからね。

A)3頭ボックスを軸に流す方法
いわゆる3強の場合、1頭はコケてもあとの2頭は3着以内に入る場合が多い。そこで投票カードを3枚に分けて◎○、◎▲、○▲を軸に△以下の4頭に流しての12点買いに、◎○▲の買い目を足して13点買いをする。このケースはまずまず的中することが多い。また4頭(◎○▲△)をボックスに×の3頭に流し(6×3=18点)、◎○▲△の3連複ボックス4点を足して計22点買いというのもアリ。ただこの方法は投票カード7枚に記入しなければならず面倒である。
この変形の方法で必ず3着に来そうな馬1頭を指名し◎○、◎▲、◎△から×3頭に流して9点買いという方法もある。私はこれに○▲△の3連複を足して10点の馬券をよく購入する。しかし◎馬がこけてハズレということも往々にしてありがち。

B)1頭を軸にしてボックス買いをする方法
競馬の予想をしていると、「この馬はどう転んでも3着に来る」というケースによく遭遇する。複勝を買ってもいいのだが、それでは高配当を見込めないので、従来までの私はワイドを好んで購入していた。7頭のケースでは◎から流して6点買いになる。上手くすると2点的中することもあるのだが、やはり配当が低くなりがちで「取りガミ」のケースもままある。3連複なら配当も大きくなるが、◎馬を軸に○以下6頭をボックスで買って的中の確率を上げたい。15点買いとなるが、今回の新潟で的中させたパターンはほぼこれである。ただし投票カードを5枚記入せねばならず少々面倒臭い。


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