全国旅行支援で金沢へ |
地域クーポンで昼食代も |
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はじめに 今秋から始まった全国旅行支援。2020年秋に利用した「GoToトラベル」との差異が分からないが、まぁとにかく各都道府県が主体的に中止できるというのがミソなのだろう。職業柄、毎日他人が割引価格で宿泊しているのを見るとちょっと悔しい。そこでJRチケットも割引となるJR東海ツアーズのプランを予約し金沢に行くことにした。日曜日の夜、仕事が終わってから浜松を出て、深夜に金沢のホテルにチェックイン。翌日午後まで北陸鉄道の乗りつぶし旅を楽しみ、宵の内に浜松へ帰ってくるという行程である。 | ||
北鉄金沢と内灘を結ぶ北陸鉄道浅野川線の車窓動画 |
金沢マンテンホテルの朝 予想以上の混雑ぶり |
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北陸鉄道淺野川線の終点内灘駅から歩いて行ける日本海 |
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武蔵が辻、近江町市場、香林坊と観光客を降ろしながら北陸鉄道野町駅に向かう |
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懐かしい東急顔をした電車に揺られ鶴来駅へ。北陸鉄道石川線の旅 |
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もしかするとこれが今生の別れ?学生時代から慣れ親しんだ特急しらさぎの旅 |
金沢の町はずれ…石川線の起点 野町駅 金沢に戻り、今度は石川線に乗車するため野町に向かう。普通の人は金沢駅から石川線の沿線に行くには西金沢駅経由だが、私は全線制覇を目指すので足場の悪い起点の野町に行かねばならない。というわけで北鉄バスの四十万行きに乗車。武蔵が辻、近江町市場、香林坊といった全国にも名だたる観光地を抜けて15分ほどで野町に到着。野町駅は駅前銭湯もある下町然とした駅だった。 元東急の車両が走る石川線 北陸鉄道石川線は日中1時間ヘッドという、金沢という北陸の中心都市から発車する鉄道としては異例の運行頻度である。それもこれも野町という中途半端な場所にターミナルがあるためだが、予想通り昔は金沢に路面電車があり野町の乗り換えでも不便でなかったとのこと。鉄道開業から数十年を経た後、あいかわらず新橋がターミナルでも都内には東京市電があるので問題ないとされたのに似ている。 11時5分に野町駅を発車した電車は私が車端部に乗っていたのもあるが、揺れと騒音がひどかった。元東急7000系の電車もまさか自分がこんな荒れた線路を走るとは思ってもみなかっただろう。4分ほどで新西金沢に到着。ここで金沢駅方面からの乗客を受け入れて、一路鶴来に向かう。乙丸駅付近で見た紅葉が綺麗だったのと、井口駅だったか駅のすぐ近くの踏切が電鈴式だったのが印象に残る。始発を発車してちょうど30分で終点鶴来に到着。朝とは一転してどんよりとした冬の雲が出迎えてくれた。 全国旅行支援の旅 鶴来からの帰りは新西金沢駅からJRの西金沢駅へと乗り換えた。その模様はYouTubeでも見られるが、乗り換え自体は割と楽である。また野町でバスに乗り換えるのと比べて、時間も速く値段も安い。北鉄の時刻表にもJR西金沢駅の普通列車の時刻が載っているという理由もよく分かる。13時前に金沢駅に到着した。 さて、今回の旅行支援で発行された地域クーポンのうち1枚は駅のお土産屋さんで土産購入、1枚は1日フリー乗車券を買い、あともう1枚だけ残っている。ここは駅ビルの中で昼食代として使ってしまおう。それが冒頭の画像である。串焼居酒屋「酉笑」さんのランチと生ビールで1,450円。1,000円のクーポンを出し、残りはPayPayで支払った。ホテルで3枚も地域クーポンを貰った時には「どうやって使うか」と思ったが、割と理想的な使い方ができたと思う。 一方で、金沢14時48分発のしらさぎ12号も、そこから乗り継いだこだま744号も指定席はパンパンな状態。全国旅行支援が来年も存続するかどうか分からないが、今後このような制度を新幹線や人気の在来線特急で利用するなら、曜日と時間帯を良く考慮して使いたいと思った。そんな全国旅行支援の旅の終わりだった。 |
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北陸鉄道浅野川線の終点内灘駅 |
駅前銭湯がある北陸鉄道野町駅 |
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北陸鉄道石川線の終点鶴来駅 |
年中除雪車状態のED20の活躍はすぐそこ |
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