1995年の記録
1995年1月5日(木)〜6日(金) 岩国・関西空港
(キップ)青春18キップ使用
(行程)浜松〜特急瀬戸<車中泊>〜姫路〜山陽線〜広島〜陰陽連絡バス〜益田〜山口線〜小郡〜山陽線〜岩国<泊>(錦帯橋)〜山陽線〜姫路(姫路城)〜新快速〜大阪〜関空快速〜関西空港(見学)〜南海ラピート〜新今宮〜大阪環状線〜大阪〜東海道線〜浜松
(評)錦帯橋が見たくて岩国に泊ったのだが、ホテルの部屋のBGMには「FE
N」のボタンがあり、岩国にはFENの放送局があることを思い出した。それ以
後、BGMは常にFENとなり、翌朝の雪に覆われた錦帯橋を渡る時もヘッドホン
ラジオでFENを聴いていた。もとより西日本は記録的な大雪で、1日目の陰陽
連絡バスでも山越えではチェーンを巻き30分ほど延着した。2日めは姫路城や関
西空港など精力的に回り充実した2日間だった。
1995年2月10日(金) 阪神大震災地区
(行程)浜松〜新幹線〜京都〜特急あさしお〜和田山〜臨時快速〜姫路〜山陽線〜三ノ宮〜徒歩〜住吉〜新快速〜大阪〜地下鉄〜難波〜近鉄特急〜名古屋〜名鉄〜豊橋〜東海道線〜浜松
(評)1995年1月17日早朝に発生した兵庫県南部を震源とした大地震は阪神・
淡路地区に甚大な災害をもたらした。発生後1ヶ月になろうかという時期に阪神
地区の交通状況を調べに震災地区に足を踏み入れた。東海道・山陽線の京都以東
と姫路以西の乗車券を持っていると山陰線の特急あさしおが特急券なしで乗車で
きるという特例もあった。播但線の臨時快速もスーパーはくと用のHOT7000系や
キハ181系特急型気動車で運転されていた。一方、不通区間をはさんだ東海道・
山陽線の状況は通常より間引いて運転されており、また住吉〜三ノ宮の不通区間
の連絡は、バスで代行しているものの凄まじい待ち時間で、徒歩連絡も2時間近
くかかった。
1995年3月18日(土)〜20日(月)朝 中津・出雲大社
(キップ)山口・秋芳洞ミニ周遊券使用
(行程)浜松〜こだま〜新大阪〜エーデル鳥取〜和田山〜臨時快速〜姫路〜ひかり〜小倉〜特急にちりん〜中津<カズの宿舎に泊>〜特急にちりん〜小倉〜特急いそかぜ〜出雲市〜路線バス〜出雲大社〜一畑電鉄〜出雲市〜特急出雲<車中泊>〜静岡〜東海道線〜浜松
(評)Spring Tour '95はカズの勤務地大分県中津市を目的地とし旧交を温め
ることにした。阪神地区のJR線は依然として不通で、和田山まわりの迂回をし、
不便だったが結構楽しめた。姫路からのひかりでは食堂車を表敬訪問したが閑散
としていた。新幹線ミュージックチャンネルで特集していたオリジナルラヴの曲
が心に染みた。往路のにちりんは、この4月から登場予定のSONIC883系が運用に
入っていて、一足先に乗り味を楽しむことができた。中津で痛飲した翌朝、小倉
から出雲市までは日本海の車窓を供にキハ181系特急いそかぜに乗車した。出雲
大社で良縁を祈念した後、乗車した特急出雲は個室寝台のシングルデラックスを
奢り、年々豪華になる傾向がある旅の最後を締めくくった。
1995年4月27日(木)夜〜29日(土) 信州ワイド
(キップ)信州ワイド周遊券使用
(行程)浜松〜東海道線〜名古屋〜急行ちくま<車中泊>〜松本〜急行アルプス〜信濃大町〜大糸線〜松本〜特急スーパーあずさ〜茅野〜中央東線〜松本〜快速みすず〜篠ノ井〜特急あさま〜小諸〜特急白山〜富山〜特急サンダーバード〜糸魚川<泊>〜大糸線〜穂高(散策)〜特急しなの〜松本〜臨時急行ちくま82号〜京都〜東海道線〜浜松
(評)Spring Tourというには少し時期が遅いようにも感じるが、大町、塩尻
、小諸など標高が高いところではソメイヨシノが満開であった。E351系スーパー
あずさや681系サンダーバードなど最新の特急電車に試乗できたのも良かったが
、白山のラウンジカーでボケーっと過ごす時間が何物にも代え難かった。最終日
のハイライトは春の草原を散策できた穂高でのじかんであった。帰路は167系の
臨時急行を京都まで乗りとおし、往年の急行比叡を彷彿とさせる関ヶ原越えを味
わった。