1994年の記録


1994年1月6日(木)〜7日(金) 高山・北陸
(キップ)青春18キップ使用
(行程)浜松〜東海道線〜岐阜〜高山線〜富山〜北陸線〜直江津<泊>〜北陸線〜高岡〜氷見線〜氷見〜高岡〜北陸線〜米原〜東海道線〜浜松
(評)雪見の旅がしたくなって高山線経由で北陸に向かった。飛騨古川から北 は雪深くなりJR東海のオレンジ色の帯の駅名標に雪景色はアンバランスな面白さ があった。北陸線内では583系改造の419系ともともと急行型475系などに乗車で き、北陸の鈍行の旅を堪能できた。途中、雨晴海岸にも寄って、旅の句読点とし た。

1994年3月19日(土)〜20日(日) 山陰・中国道高速バス
(キップ)青春18キップ使用
(行程)浜松〜東海道線・山陽線〜岡山〜急行砂丘〜鳥取〜山陰線〜米子<泊>〜伯備線〜新見〜姫新線〜津山〜中国道高速バス〜新大阪〜東海道線〜草津〜草津線〜柘植〜関西線〜名古屋〜東海道線〜浜松
(評)岡山からの急行砂丘では、日本で数少なくなった通過駅でのタブレット の受け渡しの様子を身を乗り出して見学した。また鳥取〜米子のトワイライト・ セクションはDD51牽引の客車鈍行で上質の時間を過ごせた。津山からの中国道高 速バスは旅のアクセントを加えるとともに、時間短縮にもなり一石二鳥であった 。

1994年4月3日(日)〜5日(火) 南海黒潮ルート
(キップ)青春18キップ使用
(行程)浜松〜東海道線〜名古屋〜ナイスホリデーみえ〜多気〜紀勢線〜新宮(散策)〜紀勢線〜和歌山市〜南海電車〜和歌山港〜フェリー〜小松島港〜南小松島〜徳島(散策)〜徳島線〜阿波池田〜土讃線〜窪川〜予土線〜宇和島〜予讃線〜八幡浜〜夜行フェリー<船中泊>〜別府〜日豊線・山陽線・東海道線〜浜松
(評)1994年のSpring Tourは太平洋に沿って南下する南海黒潮ルートである 。この時期の旅にはいつも桜を期待して行くのであるが、新宮の城山公園では2 〜3分咲き、徳島市内の川べりの公園では3分咲きで、まだちょっと早かったかと いうところ。八幡浜〜別府のフェリーは5時まで船内せ仮眠できて、当時1740円 という安さであった。宇佐から小倉まで乗車した50系客車鈍行は、当時でも貴重 な列車で最終日のメインディッシュとなった。

1994年8月3日(水)〜4日(木) 鞆の浦・天橋立
(キップ)青春18キップ使用
(行程)浜松〜東海道線・山陽線〜姫路〜新幹線〜岡山〜山陽線〜福山〜鞆の浦(散策)〜福山〜福塩線〜三次〜路線バス〜出雲市〜松江<泊>〜山陰線〜豊岡〜北近畿タンゴ鉄道〜天橋立〜西舞鶴〜小浜線〜敦賀〜北陸線〜米原〜東海道線〜浜松
(評)この年の西日本は記録的な猛暑で、各地で水不足が発生した。名勝鞆の 浦もじっとしているだけで汗が出てくる暑さで記憶に焼き付いている。三次から 出雲市へのバスは陰陽連絡バスで貸切車タイプであった。翌日は181系特急型気 動車の鈍行に延々4時間余り乗車し、18キップながら上質な時間であった。天橋 立では初めて股覗きを体験し、その後乗った小浜線鈍行は非冷房車で、窓を全開 にして海の香りを楽しんだ。

1994年9月9日(金)〜10日(土) 郡山・磐梯山
(キップ)青春18キップ使用
(行程)浜松〜東海道線〜東京〜上野〜常磐線〜いわき〜路線バス〜郡山<孝ちゃんの宿舎に泊>〜孝ちゃんの車〜五色沼・野口英世記念館〜須賀川〜東北線〜黒磯〜快速フェアウェイ〜新宿〜湘南新宿ライナー〜小田原〜東海道線〜浜松
(評)孝ちゃんの当時の勤務地須賀川・郡山に遊びに行っただけの旅であるが 、往路の熱海からはオール二階建て快速アクティーに乗ったり、わざわざ常磐線 経由にしていわきから郡山にバスで向かうなど結構工夫した。翌日は孝ちゃんの シルビアで磐梯方面をドライブし、帰路はフェアウェイや湘南新宿ライナーそし て165系花の木金号で旅にアクセントを付けた。

1994年11月4日(金)〜5日(土) 室戸岬<セリカでのドライヴ>
(行程)浜松〜東名・東名阪・名阪国道・西名阪・阪和道〜阪南〜深日港〜フェリー〜津名港〜淡路サンセットライン・鳴門大橋〜鳴門〜国道11号〜徳島〜国道55号〜阿南<泊>〜国道55号〜室戸岬〜国道55号〜南国〜国道32号〜池田〜国道192号〜三島川之江〜高松道・瀬戸大橋・山陽道・播但連絡道・中国道・名神・東名〜浜松
(評)鉄道では行きにくい室戸岬を目指してセリカを運転してグランドツーリ ングに出掛けた。淡路島で夕暮れとなり、ちょうど西海岸の「淡路サンセットラ イン」から見る海に沈む夕日が奇麗だった。阿南市内に宿泊し、翌日は念願の室 戸岬と大豊町杉の大杉を観光して帰路に。三島川之江インターから浜松まで1回 も一般道に出ることなく帰ってきた。

瀬戸大橋与島PAにてセリカ

1994年11月11日(金)夜〜13日(日) 五能線
(キップ)ハートランドフリーきっぷ使用
(行程)浜松〜セリカ運転・東名〜清水〜国道52号〜石和温泉〜急行アルプス〜新宿〜東京〜やまびこ〜盛岡〜特急はつかり〜青森〜奥羽線〜川部〜五能線〜東能代〜奥羽線〜秋田〜特急たざわ〜盛岡〜東北線〜一ノ関〜やまびこ〜盛岡〜特急はくつる<車中泊>〜宇都宮〜東北線〜那須塩原〜MAXなすの〜上野〜特急あさま〜小諸〜小海線〜佐久(散策)〜小海線〜小淵沢〜特急あずさ〜甲府〜路線バス〜石和温泉〜セリカ運転・国道52号〜清水〜東名〜浜松
(評)ノスタルジックビュートレインに乗車した時は途中で夜になってしまっ たため、是非昼間のうちに五能線に乗車したいということで旅に出た。ハートラ ンドフリーきっぷを使うということで、出発を甲府にしたが深夜の甲府駅ではキ ップが買えず、買えたのは結局東京駅であった。首尾よく五能線をクリアし、客 車鈍行によるネットダイヤの終了する盛岡〜一ノ関間も乗車できた。特急はくつ るのハザでの一夜も体験し、翌朝は二階建て新幹線MAXの試乗をした。あさまの 横軽間も体験して、小海線の佐久では紅葉が盛りのロマンチックな町並みを堪能 した。例によって中央東線の酒折〜石和温泉間は乗車を避けて帰ってきた。

1994年12月10日(土)夜〜13日(火) 道東
(キップ)青春18キップ使用
(行程)浜松〜東海道線〜米原〜北陸線〜敦賀〜新日本海フェリー<船中連泊>〜小樽〜函館線〜滝川〜根室線〜釧路〜帯広<泊>〜特急スーパーとかち〜南千歳〜千歳線・室蘭線〜洞爺〜特急スーパー北斗〜函館〜全日空〜名古屋〜東海道線〜浜松
(評)前回の北海道旅行の時に夜で景色が見られなかった区間の解消を図りに 冬の北海道に出掛けた。往路の新日本海フェリーは、またも船中で2泊するとい う長丁場。海が荒れているということもあって、随分気分が悪くなった。3日め の早朝小樽に到着すると、北海道は2日間の日程。釧路にむけて延々と鈍行列車 の旅を続けた。帯広で夕食に食べたジンギスカンは美味だった。最終日は日程の 都合でスーパーとかちとスーパー北斗に乗車するという、18キップユーザーには あるまじき行為。でもキハ281系の豪快な振り子列車の乗り味は十分楽しめた。

帯広行列車をバックに筆者


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