山行記録
日付 1999.7.17(土) 晴れ
参加者 箕西、西川、北川、中川路(記)
内容 7:30平塚駅にて北川さんをピックアップしてから、 「虹の大橋」経由で、裏丹沢へ向かう。 林道に入ってから見事な滝があった。 ガイドブックを見て「エビラ沢」であることを知る。
9:30ごろ日陰沢橋に到着。りっぱな公衆トイレがある。 M氏は感動のあまり?トイレに駆け込んでいた。
なぜか4人ともその公衆トイレできちんと用を済ましてから出発。
10時頃、大谷沢に入る。 梅雨の大雨が続いていたせいだろうが非常に水量が多い。
3つほど堰堤を越えていく。 F1は、ガイドブックによると水流のど真ん中を登っていくと 気持ちがいいそうであるが、激しい水圧で、 そのまま深い釜へ吸い込まれていきそうで とても水線通しに登る気にはなれない。 左側に巻き道を探すがなかなかいい巻き道も見当たらなかった。 後から2人のパーティが来て、彼らも左側を巻いて上っていった。 我々はM氏のお助け紐に助けられながら落ち口へ登る。 F4では、右側にまき道があり、
先ほど我々を追い抜いた2人パーティが滝をトラバースしていた。 下から見ていると彼らの先頭の人が足を踏み外して落ちるのが見えた。
すんでのところで滝へ落ち込むところだったが、 1.5mくらい下が小さなテラスのようになっており、 うまくそこに立てたので落ちずにすんだ。
F4は10mもあり水量が結構すごいので、 落ちたら我々が救助活動することになったかもしれない。 我々はとにかく難なくやり過ごしひたすら登る。
上部のほうで水が涸れている(伏流)が、 その辺りからブヨや小蝿が我々にまとわりつくようになった。 頂上に至るまでの1時間弱とにかく、 この虫に悩まされた。
とにかく多量に寄ってくるので口で息をすると、 吸気に混じって虫が口に入ってくる。 登山道に出て大室山頂上に至っても大量の虫に悩まされた。 (防虫スプレーを持ってくるんだった!) 出発からほぼコースタイムどおりの4時間半くらいで登山道に出た。 大室山頂上は森の中で視界は良くない。
3時に下山開始で、コースタイム通りの5時に日陰橋に到着。 道志川温泉という最近できたらしい温泉に入った後、平塚へ帰った。

感想 ブヨの大群は、今まで経験したことのないほど大量のものであった。 最初短パンをはいて登っていたが途中で噛まれた足が痒くなり 長いジャージに履き替えた。
両足で10箇所くらい噛まれていた。
裏丹沢はブヨといい、ヒルといい登山に不都合な敵が多い。
大谷沢は変化に富んでいて面白い沢だと思った。
水量がもっと少なくて気温が上がって入ればずいぶん楽しめる沢だと思う。


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