山行記録
丹沢 南大山沢
日付 2002/4/21〜 /
山域、山名 丹沢 南大山沢
目的 神奈川県岳連50周年事業ならびに平塚山岳協会50周年記念事業として
参加者 北川、中川路、箕西、他17名
概要 アプローチ道を含めてヒルが大量に居る。沢は河原歩き。 唐沢川の渡渉は多いが雨が降っていても特に問題なかった。
経路 札掛(7:30)-(7:45)物見峠入口)-(8:15)一ノ沢峠 -(8:50)小唐沢橋(8:55)-(10:20)二股(右に行く) -堰堤3ツ-(11:20)石尊沢分岐 -南大山沢-ヤブこぎ-(13:00)尾根、電信柱(13:10) -(13:20)登山道-(13:30)大山(:45)-(14:40)ヤビツ峠
装備
個人
:ヘルメット、雨具、食料、飲料、底の軟らかい靴
共同
:ロープφ9*45m、ハーネス、カラビナ、GPS
共同装備は使用せず
アプローチ
往路
:平塚(5:45)-(6:25)ヤビツ峠(7:10)-(7:20)札掛
復路
:ヤビツ峠(15:20)-(16:00)平塚
駐車 ヤビツ峠 20台20%
札掛 20台0%(施設利用者以外は遠慮くださいとのこと)
宿泊
温泉
[内容]
札掛に駐車し歩き出そうとすると雨が降り出し、そのまま一日中本降りであった。 炭焼き道跡が一応つながり石尊沢分岐から唐沢峠へエスケープできるとの情報である。 石尊沢分岐までは行こうと歩き始める。
  1. 物見峠入り口から道を下り河原に下りる。 コンクリートの小橋を渡り、対岸の道を下流に向かって歩く。
  2. 一ノ沢峠を越えて林道に下り、右へ向かう。 2つ程尾根を回り込み道が谷に分け入った所に小柄沢橋がある。
  3. 右岸にある踏み跡に入るとすぐに唐沢川に下りて渡渉になる。 道はあまりはっきりせず渡渉を繰り返しながら川に沿って歩く。 石は滑るので底の軟らかい靴か渓流タビが良さそう。
  4. 泳げそうな釜とナメを右に横目で見て通り過ぎると 三峰山の方へ向かう沢が東から合流している。 炭焼き道跡を南南東へ向かう。
  5. 河原のような場所で左岸から大ノ沢が合流している。 ヒルが居なければキャンプするのに良いと思われる。
  6. 堰堤を一つ越えるとまた河原のようになり左岸から直角に小さな沢が合流する。 次の堰堤を右側から越えるとすぐにまた大きい堰堤がある。 この堰堤を左から越えると木杭で土止めしてある立派な道になる。 よく見ると唐沢峠へ登るジグザグ道であった。
  7. ここで沢は右へ直角に曲がり、石尊沢と南大山沢が平行に流れて合流している。 南大山沢は倒木などあり水流も見えない。 普通であれば石尊沢に行きたくなるところである。 雨は降り続いているが水流が無いのに安心して南大山沢を遡行することにする。
  8. 水流の無いゴーロ歩きで、時々細い流れが出てくる。滝と言える程の滝は無い。 右岸から2本程沢が入ってくる。二股を左へ行くと2m程の涸棚がある。 左を歩いて簡単に越えられるがせっかくなので皆は登っていた。
  9. 右岸から2m涸棚で沢が合流している。佐々木さんは以前そちらへ行き、ヤブコギが大変だったそうだ。
  10. 右へ進むと傾斜が急になりザレた感じになる。 ここで沢を離れ右手の斜面に逃げた。 鹿道を登っていくと斜面が緩やかになってきて若干ヤブコギをする。 平らな尾根になり送電線をくぐると唐沢峠からの尾根道はすぐだった。
  11. 雨の為であろう頂上には誰も居ず、売店も閉まっていた。 寒くて久しぶりに手がかじかんでいる。 自動販売機で暖かいコーヒーを買って飲み、早々に退散する。

(北川さんのメールより)
コマツ3名は6:25頃ヤビツ峠に到着 (やまびこの小林夫妻に次いで2番手)。 他の会も続々到着。 7時過ぎに車4台に分乗して札掛へ移動。 ヤビツ到着少し前に降出した雨は止みそうになかったが 出発する事にした。総勢20名
一ノ沢峠への登りで中川路氏が最初にヒルを発見。 その後は沢から離れるまで至る所でヒルを見かけた。 全員頻繁に靴や足に吸付かれた。
雨は止まなかったが結局予定通りのコースを歩いた。 途中誰にも会わず。
10:20到着の二股では ここが石尊沢分岐ではないかと議論した。 GPSによると石尊沢分岐はもう少し先であるが、 ガイドブックによるとそこがそうであるらしい。 結論はGPSに従って正解であったようだ。
(大山の北にあるのになぜ南大山沢ですかね。 大山沢というのがもう一つ北にあるのかな。 ひょっとしてあの二股の左の沢が 大山沢だったりして)


この時、三田さんが拾った鹿角をもらった。ナイフキットに組み込んでみた。


目次へ戻る e