山行記録
巻機山 米子沢
日付 2001/9/22〜9/24
山域、山名 巻機山 米子沢
目的 沢、百名山、オートキャンプ、渓流釣り、温泉
参加者 佐々木、石川、飯尾、箕西
概要 数百メートル続く美しい大ナメを歩いて百名山に登る。2年前より崩壊進んでいる。
経路 登山口(06:00)-(06:35)入渓点(06:45,860m)-ナメ沢合流点(07:15,1055m) -二股(8:00)-ゴルジュ入口(08:35,1390m)-ナメ(09:25,1480m)-稜線(11:10) -(11:30,1880m)牛ヶ岳(12:00)-巻機本峰(12:30)-六合目(13:15,1490m) -五合目(14:10,1105m)-駐車場(15:00)
装備
個人:
渓流靴、ハーネス、シュリンゲ(長2)、カラビナ(2)、ヤッケ、ショートスパッツ、雨具、ヘッドライト、着替え、帽子、地図、磁石、行動食(2日分)、非常食(1日分)、飲料水(1日1.5L)
共同:
ザイル(9mm×40m)
アプローチ
往路:
平塚(8:50)-青梅IC-圏央道-関越道-六日町IC-(0:50)登山口
復路:
清水(9:00)-(9:50)ハーブの湯(11:00)-湯沢IC-青梅IC-(16:00)平塚

八王子付近渋滞。 FM放送によると快晴の三連休で15:00頃からあちこち渋滞していた様子。
駐車 登山口 \500 (7〜80台,80% at 6:00)
宿泊 (1泊目)登山口駐車場 一晩中車の出入りが激しい
(2泊目)二子沢橋から川沿いに下った登川の脇
温泉 岩原スキー場下 ハーブの湯 \600 露天有 休憩所有 ビール自販機有
[内容]
  1. 工事用の道路を登っていく。 一昨年は有った大きな工事用プレハブが無くなっていたので行き過ぎてしまう。 10分程のロス。入渓点では大学生が約20名準備をしていた。 我々も準備する。
  2. 約30分結構大きなゴーロの川原歩き。嫌になった頃左からナメ沢が合流。 大学生集団が休憩していたので我々も小休止。 大学生は5〜6人の小グループ単位で行動している。 今日中に降りてきて大学の小屋に泊まるとのこと。
  3. 大滝を高巻く道に入る。大学生が渋滞していた。微かな踏み跡が沢へ下って居る。 そちらへ行くべきかどうかで議論している。結局、一部の人が下っていった。 ちょっと羨ましい。彼らが通過できたのか気になる。 だが一刻も早く沢に戻りたいのは誰しも同じである。 踏み跡が微かなのは並では通過できないことの証明だと推測される。 我々はしっかりした踏み跡をたどる。 相変わらず渋滞している。後ろから別の大学生グループが追いついてくるが、 巻道終了し、沢に下りたところで、休んでいるので、学生を抜き静かな沢歩きになる。 沢の中はルート判断が出来れば、快適に登れる。
  4. 大ナメの日陰では、前日の冷え込みで薄氷が張っていた。 2つめの二股を左に向かい沢が細くなってくるとヘビイチゴの実が成っている。 実は無いがブルーベリーの株も有った。 小滝をどんどん乗り越し、細くなった沢筋をどこまでも詰めていくとヤブコギもなく、 稜線に出られた。今回はロープを使うことも無く、実に快適な沢歩きが出来た。
  5. 牛ヶ岳からは遥か能登半島から富士山まで見えた。
  6. 尾根道を下る。ニセ巻機から見ると大学生達がグループ毎に 思い思いのルートを登っていくのが見える。 2つめの二股を過ぎた所で沢から離れて踏み後を登っているグループは ザレ場で行き詰まっている様子であった。沢を忠実に詰めたのは正解であった。 植物を踏みつけない分、自然に対しても比較的優しいと言えるだろう。
  7. 稜線もかなり急坂でひたすら下っている。 五合目までは眺望が良く五合目の展望台からは米子沢下流域が一望にできる。
  8. 樹林帯を下り林道に出るとすぐに駐車場についた。
又訪れたい良い沢であった。

携帯電話通話状況 (J-PHONE,J-SH06)
場所 通話状態 基地局情報 備考
米子沢内 圏外 稜線直下まで圏外
6合目〜牛ヶ岳 良好 9/23 12:57 長野県下水内郡栄村大字堺
登山口〜5合目 圏外
清水集落付近 良好 9/23 15:36 新潟県南魚沼郡六日町大字余川


入渓点。プレハブが無くなっていた。

ゴルジュ手前辺り。一昨年と比べると崩壊が進んでいる様子
大ナメは今年も美しかった。


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