山行記録
南アルプス 大無間
日付 2000/11/25〜11/26
山域、山名 南アルプス 大無間
目的
参加者 古正、中丸、中川路、西川、箕西
見所
経路 [11/25]田代(9:20)-(11:00)尾根-(12:37)小無間小屋
[11/26]小無間小屋(5:50)-(6:10)P1-(6:53)P3-(7:42)小無間-(8:30)中無間-(9:30)大無間(9:45)-(11:09)小無間(11:16)-(11:40)コル-(12:45)小無間小屋(13:05)-(14:50)田代
装備 個人:防寒具,雨具,懐中電灯, ,手袋,帽子,行動食(2日分),地図,磁石,食器,テルモス, 寝袋
共同:コンロ(2),ガス(4) ,コッフェル(大1),ランタン(1),ツエルト(1),食料(朝5食分、夜5食分),水8リットル ,ロールペーパー(1)
アプローチ 往路:平塚寮(5:25)-秦野中井IC-東名道-静岡IC(7:20)-(9:00)田代
復路:田代15:30-清水IC-東名道-大井松田IC-20:20平塚寮
駐車 田代 8台(40%) トイレ有り
宿泊 小無間小屋 15名 他の人は来なかった
温泉 田代のオートキャンプ場の温泉 \500 露天無し 休憩所有り ロッカー無し 湯船5名程度 アルカリ性泉
[内容]

中川路感想: 中丸さんから誘われるまで聞いたこともなかったが、大無間(だいむげん)という心地よい響きに誘われて山へ行った。 地図の能書きには、「無間地獄」とかいうのがあって、それにちなんだ山名らしい。それにかこつけて登って登って頂上についたと思ったら、また登っての繰り返しか、と冗談を言い合っていたのだが、その通りの山だった。 田代に到着してから、ワンワン吠え立てる犬をやり過ごして、諏訪神社の傍らで水を補給して登山開始。鳥居の袂に杖があったので、私は普段ストックは使わないが何かの縁かもしれないと思って持っていった。(結局最後まで使用して元の位置に戻した)10分くらい登ってから林道を横切り、本格的な登りになる。登山ポストの近くに「この人を探してください」という張り紙があった。ちょうど1年前に単独登山された人が小無間からの下り以後に行方不明になったらしい。(今思うと、アップダウンがきついところばかりなので、つまづいたりした結果、滑落する可能性は多分にあると思う。)それから3時間余り登りに登る。途中3人ずれのパーティとすれ違う。平坦あるいは下りの部分は2,3%では?疲れがたまってバテテきたところで本日の宿の小屋に到着。お昼なのであったかい日差しを浴びながらの宴会となった。単独登山のおじさんあり。 夕方4時くらいに「すき焼き風(ふう)?」(中丸さん)とかいう晩飯を食べる。個人的には風(ふう)を外してもいいと思うのだが。食材も豊富でおいしい。たらふく食った後、小屋が20人くらい泊まれるくらいの広さなので、ゆったりと就寝。 翌日、4時起床、前日の残りにうどんを加えて朝食。5時半に準備はできたが外が暗いのでしばらく待ち、外が薄明るくなった5:45頃出発。激しいアップダウンを4,5回繰り返して小無間山に到着。それまで目前の山頂がピークだろうと思って登ると、実はその後ろにまだあった、という繰り返し状態。道幅は狭くはないが岩、倒木で荒れていてその上傾斜があるので歩きずらい。小無間から大無間まではそれまでとは傾斜が緩くなって歩きやすい。しかし頂上手前ではエセ頂上にだまされた。大無間の頂上は樹林帯の中で眺望は効かないが、結構広い。(畳、40畳分くらいでしょう。多分?)1等三角点があった。峯渓クラブの白井さんが三角点が好きだ、という話題になる。 15分ほどのんびりして下る。小無間〜小屋の間で、私が通った直後、タイヤほどの石が浮石だったらしく、勝手に(と思う)転がり出して沢へ落ちていった。大音響だったので古正さんは、私が落ちたと思ったそうだ。私は一応「ラクー(落)」とか叫んでいた。 小屋に戻ってからデポしていた荷物を取りまとめ、下山。改めて登りがきついことを確認した。下山してから「田代温泉」という近くの兼オートキャンプ場の風呂に浸かる。東名は混んでいたが8時くらい?に平塚に到着した。


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