山行記録
北アルプス 槍ヶ岳
日付 2000/5/2〜5/5
山域、山名 北アルプス 槍ヶ岳
目的 春山合宿、去年のG.W.のヤリ残しをヤル
参加者 中丸、古正、矢島、佐々木、中川路、西川、箕西
見所 尖った槍の穂先、雪のついたカール地形、雪の上高地
経路
[5/3]
バスターミナル(8:20)−横尾−(13:30)槍沢ヒュッテ(泊)
[5/4]
槍沢ヒュッテ−肩の小屋−穂先−肩の小屋−(13:30)槍沢ヒュッテ(泊)
[5/5]
槍沢ヒュッテ−横尾−バスターミナル
装備
個人:
防寒具,雨具,懐中電灯,サングラス,着替え、手袋,帽子,行動食(4日分) ,地図,磁石,アイゼン,ピッケル,食器,テルモス,オーバー手袋,ハーネス ,カラビナ(2),シュリンゲ(長2),シュラフ
共同:
コンロ(2),ガス(6),ロウソク(1),コッフェル(大1),ザイル (9mm×40m),ランタン(1),スコップ(1)ビーコン(2) ,テント(ダンロップ6人用,2人用), 携帯電話(1),食料(4日分) ,5g水容器,雪袋,ロールペーパー(2)
アプローチ
往路:
平塚(21:00)−R412−相模湖IC−中央道−松本IC−(2:30)沢渡駐車場
復路:
沢渡駐車場(11:30)−御坂道−R246−足柄峠−(21:30)平塚
駐車 村営沢渡駐車場
宿泊 駐車場、槍沢ヒュッテ(\500/人・日)
温泉 グリーンなんとかホテル 村営沢渡駐車場の少し上 \600? 露天からカモシカが見えた。
[内容]
@今年はバスターミナルの辺りにも雪があった。 道は除雪されているが雪が残っているところもあり歩き難い。
A横尾から先は急に雪が多くなった。アイゼンをつける。
Bテント場はトイレも水もまだ使えないとのこと、 槍沢ロッジのヘリポートの所にテントを張らせてもらう。
C酒を飲んでると向かいの斜面で軽く雪崩が起こったりする。 ヘリが横尾尾根の上を頻繁に飛び回り救助活動をしている様であった。
D次の日、緊急ヘリの到着に備えてテントを潰して槍ヶ岳を目指す。
キャンプ地の近くには雪崩の痕がいっぱいあった。 テント村は少し小高いところにある。
E広いカール地形の底を歩いていく。一面の雪原で気分が良い。 雪もしまっていてズボズボこない。
延々と斜面を登り肩の小屋に着く直前、 補給のヘリがやってきたので待機する。
F槍の穂先は大混雑だった。 本来、登りと下りは別らしいが今回はルートが1本しか無かった。 下りの人が転んで危うく転落しかけていた。
G肩の小屋に戻るとテントのお隣さんが居た。 インスタントでないコーヒーを頂いた。下りは尻セードで快適に下る。 矢島さんと佐々木さんがどんどん先に行ってしまい、 それについて槍沢ロッジまで休み無しで下ってしまった。 先にビールを飲んでしまったので横尾まで降りる気が起こらず、 2連泊になる。
H予定より手前で泊まったので早出する。ガンガン下る。 横尾からは河原の広い雪原を歩いた。景色も良くゆるい下りで最高である。 ガンガン歩いてバスターミナルに到着、ビールで乾杯。 タクシーで駐車場へ、行きも帰りも女性ドライバーだった。

歩き出して程無く雪が出てくる。有ったり無かったりでアイゼンも履けず、うっとおしい。おまけに雪が無いところは、ぬかるんで泥んこ道。

圏谷の底を登る

槍が見えてきた

穂先へのルート。点々と人が・・・

頂上にてメンバー全員で

こちらは穂先から下りの鎖場→

河原の雪原歩き。気分爽快。
 上高地の写真でよくある風景。しかし、やっぱり美しい。 河童橋から撮影。
 ここに限らず朝は山が発光しているように見えたのだけど、 やはり写真に残すのは辛いっす。


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