由緒ある藤の大木 早めに着いたので お城を見学しました | 観光案内ボランティア制度 3年間もの歴史研修の後 ボランティアに | 市も城址の整備に 力を入れています この橋だけで8千万円! |
再建の目玉「あかがね門」 3tもの銅を使い 江戸期の技術で復元 | この梁がすごい太い 櫓と矢倉の違いに一同 「なるほど〜」 | 小田原城天守閣 「瓦」を寄付する方法 市民の浄財で建設 |
その後市役所を訪問 名刺が不足気味 | お忙しい中 ご丁寧な対応 | 熱心にお話を聞きます |
質問ごとに 担当の職員さんが替わる | 資料を読込み 質問します | こちらは環境関連の 職員のみなさま |
市の魚「メダカ」の展示 アジは飼えないので パネルで展示 | やはり市のシンボル 巨大な小田原提灯 | 市役所のロビー すごい広いです |
合併関係の事例を研究にようと考えていた小田原市でしたが、合併議論については全国の自治体が右往左往している今、泰然自若というか「冷めいている」といった印象を持ちました。
一方、市が一番危機感を持っている案件は「スパウザ小田原」。TV等で皆さんもご存知のとおり、雇用開発機構が東京ドーム5個分の広大な用地に455億円で作った豪華な宿泊施設。
冒頭の「冷めている」と感じた合併論議ですが、簡潔に言うと単独でも人口20万以上で既に合併特例市になっているということと、財源が羽生などに比べて潤沢である(豊かな市である・一般会計584億円のうち市税収入が333億円!)ということがその要因であります。 この「西さがみ連邦共和国」内には箱根町・湯河原町・真鶴町がありますが、湯河原町と真鶴町は法定協を立上げ期限内合併を目指しているとのこと。この2町は財政的に厳しいので合併特例債が必要なのだそうです。箱根町は定住人口は少ないですが世界的観光地であり、年間2千万人(「西さがみ連邦共和国」管内だと3000万人以上)からの観光客が来て泊ってお金落として行く訳で、やはり指折りの財政が豊かな自治体です。こうした背景から「連邦」という各地域の独自性を認め合った集合体を維持しているようです。 そんな小田原市が力を入れているのは「環境問題」。市長さん曰く「100人が一歩踏み出すより、1人が100歩踏み出すことが必要」とのことから、電気自動車、燃料電池車、ハイブリッド車など公用車に採用し、また、市民も導入するよう国の補助とは別に市独自の補助金制度を定め、また市営駐車場を無料にする、など積極的な施策を導入しています。
さらに全国で初めて「市の魚」(「イチ」の魚ではありません、「し」の魚)を決定し、清流など環境を守っていこうとしています。 今回の視察研修では羽生より豊かで大きい市を視察したのだけれど、もっと小さい市とか町のほうが参考になったかな、との話しも帰りの道すがらでましたが、「合併後には新しい市が今回視察した沼津・小田原と同規模になる、逆に将来のまちづくりの参考になったし、希望も湧いてきた。」という意見もでました。人口が増え予算規模が大きくなると、やりようによっては大きな事業や新しい住民サービスもこれら先進市がやっているように展開できるでしょう。などと考えつつ先進事例の視察及び会派勉強会(9月定例会では会派全員が一般質問します)の報告とさせていただきます。
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