YAMAHA YAMAHA
RC100SD - 1991年モデル -

1991年の夏、初めてレースを見に行きカートの購入を決意。夏のボーナスはこのYAMAHA RC100SDに化けた。

RC100SDには、同じYAMAHA製のKT100というピストンバルブのエンジンに、SL83規格のタイヤを組み合わせた、初心者向けのモデル。

この写真は1992年度のレギュレーションに従い、レース中の接触時の事故を防ぐためにカートの両脇にサイドボックスを装備。また1991年まではキャブレターに付けられていたスポンジ製のフィルターの代わりに、吸気音を低減するためのノイズボックスが取り付けられている。ゼッケン46は、自身のデビューレースとなった1991年11月に行われた西中国柳井シリーズ最終戦に出場した際のもの。

ちなみにヘルメットはアライ製の二輪用のもので、自分でマウリシオ グージェルミン(LEYTON HOUSE時代)仕様にペイントしたもの。特別グージェルミンに思い入れはなかったが、派手なカラーリングに魅了されてコピーした。



HAASE MIZAR3 HAASE
MIZAR3 - 1993年モデル -

1992年から1993年までSD83クラスに参戦し、1993年の年末、そろそろステップアップを考えていた。お世話になっているセトウチレーシングのメンバーが、シリーズ優勝賞品であるこのHAASE MIZAR3を売りたいとのこと。ちょっと考えたが、すでに心の中では購入を決意。冬のボーナスはこのHAASE MIZAR3に化けた。

HAASEはイタリアのメーカで、ピンクに塗られたフレームが特徴。現在ではメタリックな赤紫色になっている。購入したMIZAR3はフレームのみだったので、これまでRC100SDで使っていたKT100を載せて、SL83規格よりワイドなSL86規格のタイヤを履かせた。シートも純正ではなく、TILETTE製のシートに交換。サイドボックスやフロントパネルなどにはカッティングシートでカラーリングを施した。

この写真は1994年度のシリーズ前の一番キレイだったころ。1994年から1995年までSO86クラスに参戦したが、1995年12月東京に引っ越したため手放した。



ALL KART ALL
不明(A型) - 1994年?モデル -

広島に帰ったらもう一度カートを買うぞと心に誓ってから2年が過ぎ、東京から帰ってみると、友達がカートを格安で譲ってくれるとのこと。現物を見せてもらったら、もの凄いホコリを被っていたが、モノはキレイ。速攻で購入を決意。

ALLはHAASEと同じくイタリアのメーカ。このカートはA型と呼ばれるフレーム形式を採用している。このフレームに同じくイタリアのメーカPCR製のPV50というピストンバルブのエンジンを載せている。

この写真は前オーナから譲ってもらったままの状態で、復帰第二戦を一週間後に控えた練習走行時のもの。