今夜確認★アナマキウルフ〜体と言葉で〜

◆ライブ日時：2001.6.18(月)　19:00〜
◆開催会場名：渋谷CLUB QUATTRO


【セットリスト】

　１．Good Night
　２．月
　３．オモテウラ
　４．やさしさの声
　５．愛のテレパシー
　６．眠れない
　７．おもちゃ
　８．泣きっ面に蜂
　９．あの頃
１０．明日が見えない
１１．真実
１２．バーカ！！
１３．確認
１４．にんにく
１５．戦え！野良犬
＜アンコール＞
１６．ＷＡＶＥ１
１７．２１
１８．雨
１９．イキって生きろ




待ちに待ったワンマンライブ。
今回もマキちゃんの目の前、最前列で見てきました(^-^)

登場した２人・・・マキちゃんはホットパンツでちょっとビックリ。
アナムちゃんは真っ赤なノースリーブにお揃いのリストバンド。
２人とも気合いの入った表情で登場し、ギターをセッティングし始める。
ＢＧＭがFadeOutし始め・・・いきなりアナムのハープから。
１曲目『Good Night』が始まり、マキが「渋谷ぁ〜！」と叫ぶと歓声とどよめきが。
ワンマンライブなだけに、会場は一体感があり興奮状態。（私も）
間髪入れずに２曲目『月』が始まる。
私が好きな曲ベスト３に入るこの曲。やっぱりエエわぁ・・・。
途中、惜しくもベースが１音はずす(^-^;　ま、生なのでこれもアリかな。

曲が終わって、ここで初めてのＭＣ。
マキちゃんが「そんなかわいいアナム＆マキがお送りするライブ・・・」と言うと
何故か会場から笑いの声が・・・。
思わずマキちゃんも「なんで笑うねん！！」と、客に少々ツッコミを（笑）
そして３曲目『オモテウラ』。マキちゃん、ワンマンがかなりうれしいらしく
メッチャ笑顔で歌ってました(^-^)

そしてＭＣ。
「前のシングル出してからかなり時間が経ってるけど、どないしてんねん？
　という事で、お正月から新曲書いたり、新曲書いたり、新曲書いたり・・・（笑）」
というアナムの説明通り、４曲目は新曲『やさしさの声』。
初めて聴きましたが、一発で好きになりました！！
詩も良いし、メロディーも良い。マキちゃんのギターのベース音がこれまた良い味。
サビのアナムちゃんのハモリにもシビレました。
続いて５曲目『愛のテレパシー』。
間奏のアナムの腰つきに会場から「おぉ〜〜！！」と歓声が！
どんどん次の曲へ。６曲目『眠れない』、７曲目『おもちゃ』。
そして『おもちゃ』の最中にいつの間にやら「モリっとイキ隊」の２人が退場。

ここでＭＣ。
「アナム＆マキの『アコースティックにイキる！』のコーナーです。」
やっぱりみんな２人だけの演奏を待ってたみたいで、大歓声が沸き上がる！
「どうしても２人だけでやりたい曲ってあるしなぁ。」
という事で８曲目は『泣きっ面に蜂』。
この曲はバンドでもうレコーディング済みだとか。バンド？どんな感じになるんだろう？
もうねぇ、ホンマに良いですわ。この曲。
コード進行は単純な繰り返しなのに、アナムのギターとメロディーでこんな素晴らしくなるなんて！
そして、そのまま９曲目『あの頃』へ。
マキちゃんのギターが一番光る曲じゃないでしょうか。しんみりと。
余談ですが、みなさんアナムちゃんの素晴らしいギターテクに目が奪われがちですが、
マキちゃんのギターテクもかなりすごいです。すごくキレイな音を出す弾き方です。
あんな弾き方したいなぁ・・・と思います。

そして「モリっとイキ隊」が再び登場して、メンバー紹介へ。
１人ずつ紹介して拍手をし、最後に「モリっとぉー！」と叫ぶ様に強要する２人（笑）
「モリっとパワーを送って下さい」・・・という事で、みんなで「モリっとぉぉーー！！」と
叫ぶ異様な世界が４回繰り広げられました。
一番おかしかったのは、マキを紹介する時のアナムのセリフ。
「さて、次は『紅一点』！ギター＆ボーカル担当の本夛真季ぃ〜！」
・・・紅一点って・・・（笑）
「時々夜中にオヤジに変身するけど、かわいいんやから女らしくしなさい！」とアナム。
・・・あなたもよ。アナムちゃん。

そしてまた新曲の１０曲目、『明日が見えない』。
この曲はアナムがハープのみ、マキがギターという今までに無いスタイルでした。
イントロのアナムちゃんのハープがエラいカッコエエ！！
ちょっと今までのアナマキには無い曲調で、最初は「なんか他のバンドでもやってそうな曲」っていう
イメージを持ったんですが、曲が進むにつれ、かなりハマってきました。
サビの部分のメロディーと、イントロ＆間奏のハープがなんともエエんです！
続いてまたまた新曲『真実』。
この曲を聴いた時に「リーゼント頭のロッカー兄ちゃん」を想像してしまいました。
バンド構成で言えば、「エレキ ＋ ウッドベース ＋ スネア＆ハイハット」って感じ。
ちょっと昔になるけど「One Night Stand」っていうバンドを彷彿させる曲調。かっこいいです。
そして１２曲目『バーカ！』。
相変わらずイントロの２人のオクターブでのユニゾンは鳥肌が立ちます！
サビの「バーカ」の所で挑発的に客席を指差すスタイルも全部カッコエエ！！

そして。
「そろそろ声を出したいかー？！」と叫ぶアナム。
アナマキ：「愛は確かめ合うもの・・・体とぉー」
　　客　：「言葉でぇー！」
アナマキ：「体とぉーー？」
　　客　：「言葉でぇぇーー！」
アナマキ：「体とぉぉぉーーー？？」
　　客　：「言葉でぇぇぇぇーー！！！」
アナマキ：「確認！」
と、いつものコール＆レスポンスをやりつつ１３曲目『確認』。
そしてホレボレするアナムのチョッパー弾き。
サビの「♪言葉でぇ〜」はやっぱり客席で大合唱。
そのまま、Ｅ7のコードのイントロが始まり。
アナムが「にんにく、にんにく、にんにく、にんにく・・・」と歌い始めると客席は大歓声。
アナム：「にんにく、にんにく、クサイクサイ」　マキ：「クサイクサイ」
そして１４曲目『にんにく』が。
この曲のコール＆レスポンスは
「チューチューチュルス　チューチューチュチュルス」の部分をマキと一緒に歌う事。
「うちら、しつこいから大声出るまで何度でも繰り返すで」とラジチャンでも公言してました。
その通り、「チューチューチュルス　チューチューチュチュルス」を何回繰り返した事か・・・。
何度歌っても、アナムの掛け合いが入ってこない（笑）
そのうち、アナムが探りながら入ってくる。
最初は小声で「パーパーパパスタパスタパー」「ピーピーピッパピッパピッツァ」の繰り返し。
何回か繰り返し、マキが「これがラストー！」の掛け声で「パンナコッタ」がやっとアナムの口から。
さて、「チューチューチュルス」を一体何回歌ったのでしょう？
それは私も数えていません（笑）

そして「次が最後の曲です」のＭＣが・・・。
会場からはブーイングの声が。
「がんばれー」「野良犬！」
「負けるなー」「野良犬！」
「戦えー！！」「野良犬ぅー！！」のコール＆レスポンスで最後の曲『戦え！野良犬』。
最後なので、２人もかなりいつもより激しく動き回っていました。
そして、「ありがとー」と「モリっと！」という言葉を残し、ステージを去って行く２人。

お約束の時間です。
アンコールは「もーりっと！もーりっと！」の掛け声で・・・という事だったので、
少々長い時間だったですが、アンコールもりっとを叫び続けると。

出てきた２人。おっ！着替えてるやん。
着てるのは、ライブ会場で販売していた「アナマキＴシャツ」。
２人揃って後ろを向くと、背中には「にんにくステッカー」（笑）
そして、そのまま２人ともミニギターをセッティングし、アンコール１曲目の『WAVE１』へ。
ＣＤよりゆっくり目だったけど、アナムのスライドギターが見れて良かった！
この曲の最中、マキちゃんがステージギリギリまで前に出てきたので、ホンマに手が届きそうでした。

そしてアナムのＭＣ。
「最近、いろんな事件とか耳にして、どうしたら無くなるんやろうとか・・・
　愛があれば無くなるんかなぁ？でも、そういうわけでもないし、
　一体、愛ってなんやろう？って考えながら作った歌です。」
と、今の２１歳の等身大の自分を歌った曲、『２１』が始まった。
この曲・・・なんて言えばいいんやろ。
不思議な魅力のある曲です。最初はラップ。そして「愛ってなんだろう？」を繰り返すサビ。
私の好みで言えば、一番良かったのはサビの所のメロディーラインと、
「愛ってなんだろう？」を繰り返す所のマキちゃんのオリエンタルなスキャット。
マキちゃん・・・すごいよ。ええ声や！
いつもながら、マキちゃんの不思議なハモリの音には頭が下がる。舌を巻く。木から落ちる。(?)
あーいうラインでハモられると、鳥肌立ちますねん。ホンマに。
新しい曲を聴く度に、鳥肌立ちますねん。カンベンして下さい。

そしてまたアナムのＭＣ。
お父様、河島英五氏について少し語り。
英五氏が一番好きだった曲、『雨（字が違う）』が静かに始まる。
この曲を聴いている時に時間が止まった。
青い綺麗なライティングの中で静かに歌うアナマキ。
不思議な２種類の旋律が絡み合う。
アナムのキレイな高音にシビレ、マキの不思議なハモリに鳥肌が立つ。
最後の方でアナムのチョッパーベース音がキッチリ３回ずつ鳴り響く。
雨音が落ちるみたいに、３回ずつ繰り返す。
その不思議な空間は、ライブに行った人でないとわからないかもしらんなぁ。
私の文章力では伝えきれないです。すんまそん。

そして。まだ続きがある！なんとアンコール４曲目。
「しんみりしてても、しゃーないしなぁ。」と始まった最後の曲『イキって生きろ』。
カッコエかったぁぁぁぁぁ！！
イキってました。２人とも。イキってる。イキりきってる。イキりまくってる。
かっこええです。たった３つのコードであれです。やられます。
そして、余韻をいっぱい残して２人はステージを後にしたのでした。

次は秋頃にライブやるそうです。沢山やるそうです。
ワンマンもやるそうです！
今からホンマに楽しみです！(*^^*)